☆ハリポタ☆

Ｂ：読書の秋かぁ～。何の本読もうかなぁ～？何か思いつくか？
Ｃ：「ハリポタ第6巻」がいいんじゃないですか？

Ｂ：それはグッドアイディア！…って、まだ発売されてねぇだろ！来年発売だから！
Ｃ：発売されてますよ。海賊版が。

Ｂ：海賊版かよ！そんなの読んだってしょうがねぇじゃねーか！てゆーか、本物より先に海賊版出すなよ！
Ｃ：別に本物と海賊版、どっちを先に出さなきゃならないなんで決まりはないですよ。しかも、何も私は本物の「ハリポタ第6巻」なんて言ってないじゃないですか。

Ｂ：「ハリポタ第6巻」つったら普通、本物指すだろが！てゆーか、本物出てないのに海賊版出すとは。そりゃあ全くの創作ストーリーだな。
Ｃ：そうとは限らないですよ。「ハリポタ」の著者は、第6巻で誰かが死亡まで明かしてるんですから、きっと海賊版も誰か死ぬんでしょう。本物のストーリーに沿ってるじゃないですか。

Ｂ：そんだけじゃねぇか！ストーリーに沿ってんのは！そんなの誰だって書けるよ！
Ｃ：じゃあ、先に書けば良かったじゃないですかぁ～。

Ｂ：そういう問題じゃないから！てゆーか、その前に、そもそも第1巻から第5巻まで読んでない俺に第6巻薦めんなよ！
Ｃ：大丈夫ですよ。第1巻から第5巻までは立ち読みすれば。

Ｂ：どんだけ時間かかると思ってんだよ！
Ｃ：まぁ、ざっと1～2週間ってとこですかね。

Ｂ：無理だし！疲れるだろが！てゆーか、1～2週間も毎日朝から晩まで立ち読みしてたら店員に不審がられるだろが！図書館で借りて読むとか、古本屋で買って来て読むとか、もっとマシな案はないのかよ！
Ｃ：一番マシなのは、読んだ事にする。これが一番でしょう！

Ｂ：わけわかんねーよ！もういいよ！何読むかは自分で決めるよ！そういえば、読むといえば、最近はお風呂で読める文庫本が開発されたそうだ。
Ｃ：お風呂に入って本なんか読みませんよ。私はシャワー派ですから。

Ｂ：お前の話はどーでもいいんだよ！半身浴とか長時間お風呂に入ってる人が増えたから開発されたんだし。
Ｃ：それって、サウナでも使えますか？

Ｂ：知るかよ！てゆーか、お前サウナなんか入んのかよ！
Ｃ：入りませんけど。

Ｂ：じゃ、関係ねぇーだろ！使えようが使えまいが！
Ｃ：シャワー派ですから。

Ｂ：だから、関係ねぇーだろって言ってんだろが！
Ｃ：さ～てと、長風呂入ろっと。

Ｂ：風呂入んのかよ！シャワー派じゃなかったのかよ！
Ｃ：脱派閥宣言ですよ。派閥の原理に立ち向かってるわけですよ。エラいと思いません？

Ｂ：意味わかんねぇーよ！てゆーか、何の派閥だよ！
Ｃ：ババンババンバンバン♪