第37期名人戦挑戦者決定リーグ
黒番:内田修平 七段
白番:羽根直樹 碁聖
結果:白番羽根直樹碁聖の中押し勝ち
去年は羽根碁聖が大活躍した1年でした。
7大タイトル中、本因坊、王座、碁聖の3つのタイトルに挑戦し、名人リーグは挑戦者決定プレーオフに進出、棋聖リーグでは3勝2敗で4者同率と後一歩のところまでいきました。
ところが年末頃から大失速・・・・・。
これまで得意としていた張栩棋聖に王座戦5番勝負で3連敗した後、本因坊リーグでも負け。
名人リーグでは5連勝中だった井山天元にも負け。
羽根ファンの私としても非常に寂しい気持ちでした。
しかし!
これからどうなることかと心配していましたが、年が明けて徐々に復調してきたようです!
前にも触れましたが、本人も言っている通り、敗戦を引きずらないのが羽根碁聖の良いところです。
私もようやくブログを書く気力がでてきました(笑)
それでは週刊碁にあった羽根ー内田戦の一局面を見てみたいと思います。
なお名人リーグの棋譜と観戦記は朝日新聞に掲載後、朝日のHPに掲載されます。
ここまでは見た瞬間、羽根碁聖が白番だとわかる展開^^。
解説では黒1,3が広げすぎだったらしく白4の消しが絶好。
続く黒5からの打ち方も白4への援軍を自然に作らせてしまい疑問だったようです。
まあこういうところはアマチュアレベルでは難しすぎて、どこに打っていいか全くわかりません^^;。
この後内田七段が凄い捨石作戦をみせたようですが、終始羽根碁聖がわずかに良かったそうです。
朝日の観戦記が楽しみですね。
次回は NHK杯 羽根ー彦坂戦 を書く予定です。
それでは今日はこの辺で。