しゅう太郎の囲碁ブログ

主に自戦譜やプロの棋譜について思うがままにコメントするブログです

羽根直樹、始動。(第37期名人戦挑戦者決定リーグ)

2012年01月18日 19時37分56秒 | プロの棋譜

 

第37期名人戦挑戦者決定リーグ

 

黒番:内田修平 七段

白番:羽根直樹 碁聖

 

結果:白番羽根直樹碁聖の中押し勝ち

 

 

去年は羽根碁聖が大活躍した1年でした。

7大タイトル中、本因坊、王座、碁聖の3つのタイトルに挑戦し、名人リーグは挑戦者決定プレーオフに進出、棋聖リーグでは3勝2敗で4者同率と後一歩のところまでいきました。

 

ところが年末頃から大失速・・・・・。

 

これまで得意としていた張栩棋聖に王座戦5番勝負で3連敗した後、本因坊リーグでも負け。

名人リーグでは5連勝中だった井山天元にも負け。

羽根ファンの私としても非常に寂しい気持ちでした。

しかし!

これからどうなることかと心配していましたが、年が明けて徐々に復調してきたようです!

前にも触れましたが、本人も言っている通り、敗戦を引きずらないのが羽根碁聖の良いところです。

私もようやくブログを書く気力がでてきました(笑)

 

それでは週刊碁にあった羽根ー内田戦の一局面を見てみたいと思います。

なお名人リーグの棋譜と観戦記は朝日新聞に掲載後、朝日のHPに掲載されます。

 

 

 

 

ここまでは見た瞬間、羽根碁聖が白番だとわかる展開^^。

解説では黒1,3が広げすぎだったらしく白4の消しが絶好。

続く黒5からの打ち方も白4への援軍を自然に作らせてしまい疑問だったようです。

まあこういうところはアマチュアレベルでは難しすぎて、どこに打っていいか全くわかりません^^;。

この後内田七段が凄い捨石作戦をみせたようですが、終始羽根碁聖がわずかに良かったそうです。

朝日の観戦記が楽しみですね。

 

次回は NHK杯 羽根ー彦坂戦 を書く予定です。

それでは今日はこの辺で。


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