うとき 鳥兎記

うとうと、うろうろの日暮らしを落ち着かない住職の日記

笠木さん

2009-02-28 20:39:54 | Weblog
2月は28日で終わる。親鸞聖人の御命日にきのうの「相伝学場」で
学んだことを織り交ぜながらお話。
親鸞聖人の晩年の課題は息子の善鸞さんと親子の縁を切ったことよりも、
善鸞さんに付き従っていった多くのお弟子方、彼らを永年信頼していた根拠とは
何であったかということに尽きると思っている。

信心が往生の要と云いながら、信心往生とは云わずに、念仏往生というた意味は
ここにあるように思っている。

そのあたりをゆっくり話していったら、
お参りの方から来月また来ますと云われた。
来月の御命日は藤原先生に頼んでいるから、別の日にお話しすることになった。

夜は「笠木透と仲間たちのコンサ-ト」
明日小松ド-ムでコンサ-トがあって、
その前夜祭を予定していたんだけど、急遽会場がキャンセルになって、
場所を貸して欲しいということになって、今夜の開催となった。
語りが面白い人で、今日は11時まで飲みながらやるそうだ。
あしたが日曜でなかったら付き合えるんだけれどね、残念。

ようやく

2009-02-24 22:49:53 | Weblog
矢野さんのコンサ-ト以来、あわただしく過ごしていて、
ようやく一息という感じ。
全国の教区会正副議長会で京都に。前後して任期満了に伴う総代さんの改選。
前年度の会計決算と新年度予算の素案作り。
この時期はお参りよりも事務的なことがおおく、まだ確定申告の書類が出来ない。

それに加えて篆刻の全国展の出品締め切りが迫っていて、
文字が決まらない、書体が決まらない、デザインが決まらない、
などと焦りまくって
ようやく完成させた。
先生の家で仕上げして、荷造りは先生にお任せして帰還。

今年はどんなふうに評価されますか、楽しみです。

家人に云わせると、「ようやく趣味らしいものが持てて、良かったね」
ということです。
カメラは趣味と思っていたけども、あまりの下手さに認められないようで。

ほめて!ほめて!

2009-02-14 09:47:39 | Weblog
矢野さんのライブ。森達也さんの「みんなのうた」(だったかな?)を
もとに懐かしいうたを、おはなし(こちらの方がながい)を交えながら
お父さんが亡くなられたこと、(命日が私の誕生日ということが分かって、なんとまぁと何となく納得。)そのお父さんによって反戦ということを教えられたこと。
でも声高に反戦を叫ばないところが矢野さんらしいところ。

ゲストに廬佳世さん。の・かよ と読みます。
かたづけられない症候群という機能障害ということがわかるまで、
また分かったら分かったで生涯治らないという絶望感におそわれて
鬱になったこと、そういう苦悩の果てからうまれた「ほめてほめて」という唄を
柔らかく歌い上げていただいた。
川之上さん絶賛の唄でした。
見方をちょっと変えるだけで、こんなふうに世界が見えるんだという
楽しくなる唄。近々CD発売の予定といわれたから、
もっと多くの人に聞いてもらえればと思う。

でもいつもいつも川之上さんや山先先生夫妻にはお世話になりっぱなしで、
申し訳ないかぎり。
相変わらずのライブ後の飲み会に、盛り上がりました。

アリガタヤ~

2009-02-05 10:49:25 | Weblog
おあさじを終えて、次はお内仏のあさじ。と思って仏間に入ると
な、なん、なんと、モニ(うちの犬ですけど)のおしっこ

サ-クルから抜け出して仏間に入り込んだらしい。

おおあわてで拭いたけれども、しっかり残った。
あ~、あ~と思いながら拭いて、メッメッメッと叱っても
なに?という顔。

仏間に戻って見てみると、なんと阿弥陀様の正面でないか。
きっと「ありがたや~、ジョンジョロリン」だったかなぁ
なんて思うと、桂枝雀さんの落語の一段が思い出されて、
ひとり笑い。
いずれうちのモニは登場させましょう。

届いた

2009-02-03 22:08:41 | Weblog
親鸞聖人七五〇回御遠忌の基本計画について当局との懇談会が予定されており、
そのための質問書作りや意見聴取に追われて、大阪の篆刻展に出す作品も
北陸連区議長会のための資料整理も、ブログもまったく手つかずで日が過ぎた。
昨日の夜ようやく作り上げて、今日当局に送った。やれやれです。

1日から始まった春の永代経に法話に来て下さった相馬先生は
家人の学院の先生でもあり、丁寧なお話をされる。
その先生が必読書を示されたそうで、あなた持ってる?と聞かれて、
(読んだ?と聞かないところが、さすがの配慮です)
おかげさまで全部持ってました。ホッ。
そこにアマゾンから注文の本も届いて、です。

ちなみに届いた本は「山中恒著・反日という呪縛」「大月寛編・田口ランディその盗作=万引きの研究」「若宮啓文・闘う社説」「東京裁判」「新聞と戦争」
となりそうですがね。