今日も久々の会場、いずみホールでの本番でした
”いずみホール夢コンサート”
７回目を迎える夢コンサート。私は第５回目に続き、二度目の出演となります。
このコンサートは大変意義深いコンサートで、財団法人住友生命社会福祉事業団が、日ごろ生の音楽に触れることが難しい、障害を持つ方々と、それをサポートするボランティアの方々を招待しての、チャリティーコンサートです。
会場には、聴覚障害者の方々にもお楽しみいただけるよう、東京からスタッフを迎えて、”骨振動”を利用した特別な椅子も用意されます。
前回はモーツァルトのオペラアリアを演奏させていただきました。そして、今回はウィーン・オペレッタ三昧のプログラムでした
いずみホールは立派なホールですが、小さなホールに居るかのごとく、客席の空気が演奏者側にきちんと伝わってくる、本当に素敵なホール
藤岡幸夫さん率いる関西フィルハーモニーが奏でる、ウィーンの漂うような遊び心満載の音楽。
会場の皆さんと一緒に、とっても楽しませていただきました
夢いっぱいの音楽溢れる場に、この身を置くことが出来て、今日も私は幸せいっぱいです
舞台袖にて
今日は久方ぶりに”ピアジュリアン”ナイトライブをで歌わせていただきました
今回は私の音大時代の同級生で、同じ関西二期会会員のバリトン・黒田まさきさん、そして、前回もお世話になったピアニスト・森玉美穂さんと演奏いたしました
曲目はと言いますと、今まで演奏の機会がなかったけど、個人的に大好きな曲ばかりを、ワガママに演奏させて頂きました
同級生は本当にホッとできる存在。
また彼の頑張りに刺激を受けながら、とても気持ちよく、私自身楽しい時間を過ごせました
遊びに来てくださった皆様、ありがとうございました
演奏曲目
☆１st Stage☆
①Rossini：オペラ ”セビリアの理髪師” より アリア ”私は街のなんでも屋”(K)
②Rossini：オペラ ”セビリアの理髪師” より 二重唱 ”じゃ,この私だわ…だましちゃいやよ?”(T/K)
③Donizetti：オペラ ”シャモニーのリンダ” より アリア ”この心の光”(T)
④Donizetti：オペラ ”ドン・パスクァーレ” より 二重唱 ”用意はいいわ”(T/K)
☆２nd Stage☆
①Mahler：囚人の歌（K)
②Mahler：ラインレジェンドヘン（K)
③Mahler：原光（K)
④Wolf:花の挨拶(T)
⑤Wolf：おんなじおんなじ(T)
⑥Wolf：妖精の歌(T)
⑦Suppe：オペレッタ ”ボッカチオ”より ”恋は野の花”（K)
⑧J.Strauss：春の声(T)
⑨Ｌｅｈａｒ：オペレッタ ”メリー・ウィドウ” より 二重唱 ”くちびるは黙しても”(T/K)
アンコール
①Mozart：オペラ ”魔笛” より 二重唱 ”PaPaPa”
今日は西宮のコミュニティラジオ”さくらFM”に生出演して参りました
いわゆるスタジオでのトーク番組。生放送となると、緊張いたします
内容は、ちょっと敷居が高いと思われがちなクラシックのコンサート、特にオペラをもっと身近に楽しんでいたくためのガイドを交えたお話しをさせていただきました。
”なんで、オペラは高いの？”
”外国語って、意味わからなさそう・・・ストーリーって楽しめるの？
”服って何を着て行ったらいいの？”
DJ・木村洋子さんの質問にお答えする形式でのトークは約３０分。
緊張はどこえやら、あれよあれよと言う間に過ぎて行ってしまいました
普段、３０分歌うっていったら、選曲も悩むし、演奏自体も結構大変。
おシャベリな私は、木村さんのさすがな進行にも助けられ、とっても楽しくお話してきました
ラジオって、姿が見えないから、視線に対する緊張がなくなるんでしょうね。
またまた新たな表現の方法に触れられて、とっても刺激的な日になりました
今日は私の生まれ育った街、西宮でのコンサート「フレンテ名曲サロン」でした
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました
さて、、、
西宮育ちの子を”宮っ子”と言います
まさしく”宮っ子”の私が”京おんな”になって早や１年。
街並みだけでなく、流れる時間、人柄、食べ物・・・etc 様々な違いを戸惑うことなく、楽しんできました。
同じ日本だし、関西圏だし、言葉が通じないとかないし。。。
今回、本プログラム終了後、アンコールに ”ふるさと”（兎追いし～♪）を会場の皆さんと一緒に歌いました。
これまでにも、”ふるさと”を歌う機会が何度かありました。
んん～いい曲だなぁ～って、漠然と思っていました。
でも、今日は違って。
人生で初めて、“郷愁”というものを感じました
会場の皆さんと歌いながら、うるうる・・・こみ上げる何ともいえない想い・・・。
たった１年、通える距離のところに引っ越したのに、
「ただいま。」の気持ち。
育ててもらうって、家庭や学校にはそういう実感があるけど、
地域や街、社会にも育ててもらっていたんだなぁ・・・と新たに実感し、気付かされました。
ありがとう、西宮
終演後、バリトン・萩原さん、ピアニスト・鎌田さんと舞台裏にて
