Sweetarts

お砂糖とカメラで遊ぶ

叱らない子育て

2009-02-22 | 未分類
最近考えていること。
それは「叱らない(怒鳴らない)子育て」。

ロージーの幼稚園の担任のA先生は絶対に大きな声を出さない。
必ず子供の目の高さまで自分の顔の高さを下げて、
ひとりひとりの目を見て静かに話をする。
そして、それを子供達はきちんと聞く。
ここの学校全体がそうではない。
他のクラスの先生はいつも叱ってるなーって感じの人もいる。
じゃあ、そのクラスが一番まとまりがあって子供達が言うことを聞いているのか?
っていうと、そういうわけでもない。
A先生のクラスに「優秀な選ばれた子」が集まっているわけでもない。
でもとても幼稚園児とは思えないほど、皆しっかりしている。
でもみんな生き生きと園生活を楽しんでいる。
先日の参観日にそんな様子を見てから
「叱らない」ことについて考えるようになった。
そして実践している。

そういった本も出ているみたいだけど、まだ読んだわけじゃない。
ただただ見よう見まねでやっているだけなんだけど。

今までは、大きな怖い声を出せば、
私がどれだけ本気なのかをそういう方法で教えれば、
子供は怒られたくないから動くだろうと思ってやっていたんだと思う。
トイレの失敗についても、やってしまっていた。
「叱っちゃダメ。褒めなさい。」のトイレトレーニング。
オムツが取れて半年以上も経つのに、
日に4~5回も失敗された日が続いたとき
失敗するたびにトイレで泣くまで叱った。
もちろん、これでは失敗を繰り返すだけだった。
息子がなかなか言うことを聞かなくて、朝の準備に手こずる。
ひっくり返って泣いたって、力ずくで車に押し込んで出かけていた。
でも実際はこうすることの方が、もっと時間がかかっている。
時間のないときにイライラして怒鳴り散らしても余計時間がかかるだけ。
時間がなくても仕方ないと割り切って、
私自身が落ち着いた状態で、
子供の目を見てひとりひとりに話をするようにしたら、
あっさり「うん」と言って用意をして車に乗り込んでくれるのだ。

大声で叱るのをやめることで、自分のストレスも相当減った。
いつも穏やか。そして子供もまた穏やか。
だから私はもう叱らない。

叱るのをやめた理由は他にもあって、
大声で叱る、怒鳴る、行為を子供が真似するのがイヤだった。
内田春菊さんの漫画「私たちは繁殖している」の中で
彼女が長男の子育て中に書いていたが、
「親が叩くと叩く子が育つ」だから私は叩くのをやめた。と。
私の息子がよく怖い顔をして大きな声で何か言ってるのを何度も見ている。
私も旦那もこれは自分達の真似をしているんだと思っていた。
私の子供たちは、そんな子に育って欲しくない。

ただ間違ってはいけないと思うのは
「叱らない=甘やかす」ということだと思う。
子供の言いなりになって甘やかして育てるつもりはない。
叱らないでもきちんとしつけができると信じているだけ。

でも、まだたまに怒っちゃうことあるんだけどね。
母の私も努力が必要です。


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
突然ですが・・・はじめまして (カンサン)
2009-08-11 23:01:32
初めてコメントさせていただきます。カンサンと申します。
ブランさんから「プリンセスケーキの達人」としてご紹介していただきました。
先日、娘の誕生日にケーキを作ったのですが、
なかなか難しいですねぇ。お写真で拝見した見事な完成度に脱帽です。
そんなご縁でBlogを拝見していたら、↑の記事を読み、思わずコメントを残させていただきたくなりました。
私も娘が自分と同じように怖い声を出したりするとへこみます。
子どもは親を模倣しますものねぇ。。
お嬢さんはすてきな幼稚園の先生に出会えたようで、すばらしい贈り物になりましたね。
怒らないで、甘やかさないで、しっかり足をつけてしつけする。単純だけど難しい。
またBlogにお邪魔させてください。
返信する
Unknown (マミィ)
2009-08-18 14:10:48
≪カンサンさん≫
はじめまして♪
もうこの記事を書いてからだいぶたってますが、
こんなこと偉そうに語っておきながら、でもやっぱり叱り飛ばしてますよー(苦笑)
いつも心の中で「早く大きくなれよ」とつぶやいてます…

プリンセスケーキに関しては、
3体作ってもやっぱり慣れません…
本当はもっと作りこみたいところなのですが、
いつも時間が足りません。
というか、手際が良くなりたいです。
返信する
叱らない子育て (と~ふ)
2009-11-09 22:06:09
叱らない子育ては大変ですよね。
我が子が小さい頃、私もカッとして叱ってしまうことが多々ありました。今もですが・・・

子供達が幼くて理解できようが出来まいが心がけてきたことが一つあります。
それは叱った後、落ち着いたら「さっきはごめんね。ママとっても疲れていたから。」と声をかけること。そして、何をこちらが言いたかったのかゆっくり話し合うよう心がけました。親が子供に「ごめんね」と言うと子供もとても素直になり、こちらの言うことをしっかり聞いてくれるのです。
お母さま方の相談の折、よく申し上げることがあります。こちらが間違ったと思ったら、「ごめんね」と子供たちに一言口に出して言ってください、と。
ロージーちゃん、幼稚園で素敵な先生と時間が過ごせている由、本当に良かったですね。おめでとう。


返信する
Unknown (ぽっきぃ)
2009-11-16 00:22:53
≪と~ふさん≫
これを書いたのはだいぶ前になりますが。
最近また、かなりいつも叱っている、
または怒っている、厳しくしている
のではないかと思えてなりません。
子供が私の顔色を伺っているんですね。
下の子は良く見ていることもあり、
何をすると母親の機嫌が悪くなるのか?
などをよく観察して行動しているように思います。
あと叱れた内容を子供が理解していないのでは意味がないですよね。
恐怖心だけが残ります。
でも最近、私が思っているよりロージーが理解できてないことが多いのではないかと思うと、
厳しくせずにもっと寛大にしていてもいいのかなとも思います。
でも、しつけたいという気持ち、
甘やかして育てたくないという気持ち、
理解できないのだとした場合、
理由がわからなくてもダメなことがあると教えることはいけないことなのでしょうか。
今はそのことについて自問自答ばかりしています…
返信する