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  ALBA所属 ひよっこナレーター の 上々↑↑ライフ

『 名刀への道 』

2020-01-11 08:36:45 | Go!Go! わたし ~鑑賞編~
最初にフライヤーを入手したのは、昨年11/3の大刀剣市会場
実はその前に前売買ってた。
前売買った後に「京のかたな展」でも観られなかった(日程の関係で)、「重文・短刀 銘 吉光(名物 信濃藤四郎)」が佐野美術館で出展されることを知って歓喜してました。

 『 名刀への道 』

12世紀以前に日本で作られていた刀剣。
現存する直刀や蕨手刀から、伯耆安綱・豊後行平・備前包平等々。
これら名工が活躍した平安時代後期から、鎌倉時代にかけての刀剣を中心に展示。
見応えはもちろん十分。

来館日は1/8(水)。
三島のお天気は午前中大荒れのため、芸術鑑賞には最適(=人が少ない)。
写真撮影は不可

去年の教訓を活かし、今回はちゃんとノートと鉛筆を持参。
 1周目・説明書きを書きうつしながら、本体(主に姿)を鑑賞。
 2周目・単眼鏡を使って刃文、地鉄を見る。
 3周目・上下左右移動、スクワットしながら肉眼で。
・・・堪能させていただきました。

No.28 重文・太刀 銘 吉家作 は小鍛冶宗近の子、と伝わるとのこと。
No.35 太刀 銘 月山作 は、鍛え肌に添って二段に地斑映りが見事。

そして信濃藤四郎は、とんでもなく美しかったです。

一部展示期間が短いのもあるのでご注意を。


さて、今回は「特別展示 佐野美術館の名刀」も併せて。
「重文・刀 朱銘 義弘/本阿(花押)(名物 松井江)」「重文・刀 金象嵌銘 備前国兼光/本阿弥(花押)(名物 大兼光)」
「大笹穂槍 銘 藤原正真作(号 蜻蛉切)」も展示。
蜻蛉切は梵字側が観られます。
東博で写を見たことがありますが、かなり違った印象を受けました。
今回の展示で、個人的には「正宗」の凄さを体感できた気がします。
今まで個人的には「んー」だったんですけど、実は。あくまでも個人的好みの問題で、ですが。
ここで観られる「重文・刀 無銘 正宗」、圧巻です。


ミュージアムショップで図録含め一通り欲しいものを買い漁った後、外に出たら雨は上がってました。



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