展示ごとに必ずお伺いしてます、両国は刀剣博物館さん。
『 鐵の源流 たたら製鉄と日本刀展 』
この日は両国駅前の国技館で、昨年亡くなられたアントニオ猪木さんのお別れの会が開催されてまして、
なんだかいつもの両国とは違った雰囲気に包まれてました。
しかし直行(ごめんなさいぃ)。
本展は全面撮影NGです。
なので、あとで振り返りたい場合は鉛筆(not シャーペン・ボールペン)持参された方が良いかと。
展示室の入り口で書き込み用に目録をもう1部いただいて、いざ。
日本刀の、その前段階。
玉鋼、それを生み出す製鉄法、「たたら製鉄」に主眼を置いた展覧会です。
展示室入ってすぐ目に飛び込むのは、この2月に生み出されたばかりの大きな、見事な玉鋼。
そして日刀保たたらの地下構造模型。
先日NHK地上波でOAされた番組をがっつり見てたので、あの映像の中の光景が脳裏に立体感をもって再生されました。
そして実際に使われる道具の数々。
こういう機会がないと一生見られなかったことと思います。
生み出された玉鋼は人の手で砕かれ人の目で選別。
鶴松竹梅のランクがつけられるとか、印賀鋼とか、ふんわり聞いたことあるかも…が目の前にあります。
あくまでも人の手によってのみ為されるそれは、確かにものづくりの原点だなと。
古伯耆の刀が好きな方、安綱3振出てますよー。
個人的には伊勢神宮御神宝「金銅造御太刀」とその拵が見れて嬉しかったです。
錦袋の麗しさたるや!
【余談】
お隣の旧安田庭園、例の鳥さんいましたよー。

