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バンドウユミ  Private Blog
  野良ナレーター の 上々↑↑ライフ

役、という財産

2013-08-16 06:58:41 | Go!Go! わたし ~日々徒然~
宮本亜門、相次ぐ舞台中止騒動に警鐘「日本は代役いない」(ORICON STYLE) - goo ニュース

これねー・・・。
舞台やってたから、切ない気持ちでニュースを見ています。
って、私なんかがやってたのなんて、大きな舞台ではあり得なかったんですけどもね。


でも、例えばメインキャストに多忙なタレントさんとかをキャスティングしてた場合、
毎回稽古に参加できるとは到底思えないわけじゃないですか?
だから「アンダースタディ(代役)」は、いる。というか、いないと困る。
だってその人が稽古に出てこれた際に、不在時の流れ・動きをちゃんと伝えないといけないから。

その視点で判断すれば、代役は いる のです。
決していないわけじゃない。

・・・どの現場でも、「やらせてほしい」「やりたい」って、必ずいたと思うのです。
やらせてもらえなかっただけのハナシで。
なんでやらせてもらえなかったかは、オトナの(懐)事情、かな。

確かに「興業」だから、集客とか集金とか大事。
それはわかるし、否定できない。しない。

そう考えると、単に 代役がいない のではなく、
「同等のネームバリュー(集客能力)を持った」という枕詞が隠されてることがわかる。
無名にチャンスを与える気はない。
そう言ってるのと、あまり変わらない。


舞台を中止になぞしてたまるものか、と。
同等のネームバリューは持ち合わせていなくても、その一心でアンサンブルキャスト(アンダー)を本役に抜擢、とか
そういう決断(私はこれを英断と呼びたい)が為されたのであれば、私はきっと当日券を求めて走るのですが。