シリコンバレーで綴る弁理士日記

創英特許事務所の米国オフィスに駐在する弁理士が日常の出来事や発見を書き綴ります。

(114) 裁判官にそう言われてしまっては・・・。

2006年12月01日 | 知財&技術
米国特許弁護士のAさんとランチに行き、その後、我々のオフィスでミーティングをしました。彼がここを訪問するのは2回目です。 Junがメインで担当しているある案件が議題だったのですが、本題に入る前にAさんの経験談で話が盛り上がりました。 その一つが、彼がX社の社内弁護士であった頃に、米国特許を保有する某社Yから特許権侵害として提訴されたときの話でした。 地裁では、1)新規性の欠如、2)非自明性の . . . 本文を読む