シリコンバレーで綴る弁理士日記

創英特許事務所の米国オフィスに駐在する弁理士が日常の出来事や発見を書き綴ります。

(10) ワラビー

2005年11月05日 | シリコンバレー
“ワラビー(Wallaby)”というニックネームの方がシリコンバレーでちょっとした注目を集めています。今朝は地元新聞の第一面に採り上げられていました。でも、このワラビー、ハイテク企業のCEOでも、ベンチャーキャピタリストでもありません。

実はこのワラビー、人間ではなくって、「アシカ」なんです。

大きなサメに脇腹を噛み裂かれてしまい、現在、海洋哺乳類センター(Marine Mammal Center)で治療中。新聞には横たわったワラビーの写真が掲載されていますが、痛々しくてとってもかわいそう。。。(すいません、写真掲載できません)

海洋哺乳類センターは、病気や怪我で苦しむ海洋性の哺乳類(クジラ、イルカ、アザラシ、ラッコ等)を保護する非営利団体で、1975年の設立以来、10,000頭以上をケアしてきたとか。このセンターでは治療を受けるクジラやアシカ達は“patients(患者さん)”と呼ばれ、愛着を持って保護されているようです。名前は発見者が決められることになっていて、サンフランシスコ・ジャイアンツの選手の名前や、カクテルの名前(マイ・タイ)を付けられた患者さんもいるとか。

がんばれ、ワラビー。一日も早い回復を。

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