友人から入電があった。
クリスマス前日なのにヒマだけどどうしよう、と。
「この前、オダギリ似のイケメンがいるってゆうから合コン行ったらさ、
全く似てないの。マジで凹んだわ。」
ってゆうから、
んじゃ今度似てなかったら、君、誰?って聞けば?
ってゆったら、
「似てなくても似てるーって言うのが、女の性よ!」
とのこと。
「これが人生の酸いと甘いを熟知してる女の姿なのよ」って、甲高い声で誇らしげに語ってきた。
そんな誇らしげな姿を見て涙が出そうになったが、そこはグッとこらえた。
例えば、今まで大都会名古屋を歩いていても、
「やべっ!オダギリ激似!」って、振り返る割合って少ないと思うのです。
なのに合コンでは「オダギリに似てるって、よく言われるんだ~」って
自己紹介の4割以上が、芸能人似だったりして。
だけど正直「えっとー君って・・・誰?」って
薄目になりながらも、必死に男子と会話をしていた女子を私は知っている。
(もちろん、その逆もある)
それがまさに合コンという、欲望のマーケットで戦う女たちの姿なのだと思う。
だからこそ、何度失敗しても「合コン」の重要と供給は減る事がない。
そう悟った自分をオダギリ以上にかっこよく感じてしまって、
友人に、
「合コンってのは、あらゆる需要と供給のマーケットの渦なんだよね」つったら
「今度こそは、浅野似みつける!」つって、完無視。
小さく否定された気分でした。
メリークリスマス。
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