８０年代に公開されたフランシス・コッポラ監督の青春映画です。当時、大好きで、映画館に何度も足を運びました。
その「アウトサイダー」が、公開時にカットされたシーンを加えて再編集されブルーレイで発売になっていると知り、ａｍａｚｏｎで注文しました。
未公開シーンが加わった事により、より原作に近く内容も分かりやすくなっています。ただ、背景に流れる音楽が全面的に差し替えられていて、その点がかなり違和感がありました。
当時、コッポラ監督は自身の父親(カーマイン・コッポラ)が作った音楽が抒情的過ぎて、あまり気に入らなかったそうです。
そのせいか、今回、差し替えられた音楽はロック調のものが多いです。
私的には、その抒情的な音楽が全編に流れる物悲しい雰囲気が大好きだっただけに、かなり残念です。
主題歌の「ステイゴールド」は変わりませんが、映画の中でＴ・ハウエルとＲ・マッチオが語り合う朝日の中でのシーンが(背景の音楽のせいか)以前の方がずっと良かった！
という訳で、近いうちにオリジナル版(公開時と同じ)も買ってしまうと思います。でも、このブルーレイ、何と言っても感動的だったのが、メインキャスト(トム・ハウエル、ラルフ・マッチオ、パトリック・スエイジ・ダイアン・レイン、ロブ・ロウ、マット・ディロン)が映画を観ながら解説する特典映像が入っている事です。
ロブとマットは仕事の関係からか別撮りですが、それでも充分、同窓会的雰囲気なのが良かったです。
皆さん、良い感じに(渋く)歳を取っていますね。
その他にも、メインキャストが原作本を朗読する映像や、当時のオーディション風景など、特典映像は盛りだくさんで、これだけでも買って良かった！と思わせます。
更に、冊子まで入っています。この左側の画像、当時売り出されていたポスターになった画像ですね。
私の実家の部屋の壁に、今でも貼ってあります(笑)
