自分は農業を始めてから、色々な経験をしてきました。
関東の農家といっても、東京、千葉、埼玉、神奈川、茨城など
いざその地を見てみると、環境はかなり違います。
大規模な農場で大きな収入を得ている農家もいれば、
小規模でも多品目を1年を通して栽培している農家。
売り先も農協に全て出荷する方もいるかもしれません。
自分の技量でスーパーやレストランへ営業をして卸してる
方もいます。
慣行農業、有機農業。野菜農家だけでも多種多様な
スタイルでやっています。
私はサラリーマンも経験して農業を始めたのですが、
人として優秀で尊敬できるな若手農家の多さにも驚きました。
ここまで書くと何も問題なく、タイトルに東京をつける必要は
ないと思われますが、残念ながらあるのです。
相続税です。ここに関しては農業収入に対してあまりに
莫大な額になっています。
農家は現金ないけど土地だけはあるよ。
ということも、いざ相続税を納付する時がきたら、
その土地を売って納付して、営農する土地を
切り売りしなきゃならない。
頑張って、年収を倍にするぜ! と、気張って
その売上高をしても、やってくる相続税を考えると頭を
抱えるだけじゃあすまないレベル。
それって東京はもちろんそうだけど、駅近や、都市部に
畑がある人が抱える問題。
それでも真面目に頑張ってる農家がほとんどです。
私の住む立川市は、実は後継者が多い地域です。
先輩農家の一人は、去年の仕事の休みは8日だけだった
そうです。色々な意味で農業への理解が深くなればいいと思いました。
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