食べることこそ生き甲斐ブログ 職業 農家

畑の中や外で起こったことを、とりとめなく書き込みます

東京で農業を継続する上での問題は?

2014-02-02 23:43:39 | 日記


自分は農業を始めてから、色々な経験をしてきました。

関東の農家といっても、東京、千葉、埼玉、神奈川、茨城など

いざその地を見てみると、環境はかなり違います。

大規模な農場で大きな収入を得ている農家もいれば、

小規模でも多品目を1年を通して栽培している農家。

売り先も農協に全て出荷する方もいるかもしれません。

自分の技量でスーパーやレストランへ営業をして卸してる

方もいます。

慣行農業、有機農業。野菜農家だけでも多種多様な

スタイルでやっています。

私はサラリーマンも経験して農業を始めたのですが、

人として優秀で尊敬できるな若手農家の多さにも驚きました。



ここまで書くと何も問題なく、タイトルに東京をつける必要は

ないと思われますが、残念ながらあるのです。

相続税です。ここに関しては農業収入に対してあまりに

莫大な額になっています。

農家は現金ないけど土地だけはあるよ。

ということも、いざ相続税を納付する時がきたら、

その土地を売って納付して、営農する土地を

切り売りしなきゃならない。

頑張って、年収を倍にするぜ! と、気張って

その売上高をしても、やってくる相続税を考えると頭を

抱えるだけじゃあすまないレベル。

それって東京はもちろんそうだけど、駅近や、都市部に

畑がある人が抱える問題。

それでも真面目に頑張ってる農家がほとんどです。

私の住む立川市は、実は後継者が多い地域です。

先輩農家の一人は、去年の仕事の休みは8日だけだった

そうです。色々な意味で農業への理解が深くなればいいと思いました。








最新の画像もっと見る

コメントを投稿