食べることこそ生き甲斐ブログ 職業 農家

畑の中や外で起こったことを、とりとめなく書き込みます

ヤバい食料問題

2022-02-13 15:31:55 | 日記
一般消費者には全く届かない農業界の現状を書き込みたいと思います。
肥料の値段がシャレにならないほど上昇しています。燃料費が上昇しています。
生産資材、例えばビニールハウスに使われる、ビニールやパイプの値段も高騰しました。
農薬も、まさかの種も値上がりしました。しかし全く販売価格に反映出来ません。

もう少し農家をいじめれば、この飽食の時代は終わるでしょう。これだけ冬の野菜が安かった
にも関わらず、政府、農水省は大規模農業を推進する。これは野菜余りを産み
価格の暴落が蔓延することを促すでしょう。
そして世界の主要国では農業とは国民を飢えさせない大事な産業ということで、
莫大な補助金を出します。しかし日本はお荷物と言わんばかりの対応。
そんな政策をしたら後継者が育つわけないのに、後継者不足は農家の責任。
更に大規模に農業を始めた企業、法人はコロナ禍で荷が捌けず困っている。
生産コストが爆上げということは大規模なところほど、経費がかかるのに、
売り先も再度開拓、さらには値段も微妙。
小麦や大豆、更には畜産飼料、
明日食べる物は間違いなく輸入できるのか? すでに食糧難の予兆はあります。
それは農家だからこそ聞こえてきたのかもしれません。