2015.4.8(水)雨。寒さぶり返す。クリーニングに出す予定の厚手のジャケットを再び取り出している。いつになったら暖かい日が来るのやら。
外国人が行くという龍安寺へ行く。
名前は知らぬが囀り多し。 春禽の木々を飛び交う二羽三羽 (SU)
the rock garden しだれ桜、やまざくら、紅葉のみどり、松そして褐色の土塀といろんな色を観ることができた。今日は、雨の音が印象に残った。朝の静けさの中で、雨の音が聞こえる。シトシトでもないし、シャーシャーという音でもない。とにかく雨の音には違いない。
屋根の軒先から30センチぐらいの間隔で、雨の雫が落ちている。細い紐を垂らしたようだ。庭の雨受け処に「音もなく」吸い込まれている。碁石を大きくしたような丸い石に、雫が触れると同時に石を包み込むようにして流れた。音はしない。しかし、音は確かにしていた。(これを書きながら、屋根瓦に雨粒が落ちた時の音かもしれないとおもった。興ざめしてしまった)
いつのまにか石庭前は人が集まっていました。ほとんど外国人です。それも欧米人ばかりでした。
軒先の細き雫や春の雨 (SU)
「己事究明」「自分をみつめ」などと禅では言うが、「自分をみつめる」とはどういうこと? 「僕って何」。男でン歳で家族がいて子供の成長を願って、あれも欲しいこれも欲しいと思ったり時にヒレ肉を食べたり、卓球で強くなりたいと思ったり、きれいな人がいたらジロジロみたり、感動させる書をと氣だけ昂ぶっていたりする。僕って一体何?こんなん考えながら池の周りを歩きました。
龍安寺駐車場。広くて無料なのがよい。仕事前の8時に行った。
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