2010.9.23(木)
20日、京都から大津まで東海道を歩くなり。京都は三条大橋西、野弥次さん喜太さん像前スタート、終点は大津市京町札の辻跡まで、三条通りをひたすら歩く。約11キロメートル。峠を二つ越える。日ノ岡峠と逢坂の峠である。
札の辻を東に行ったところ商店街あり。その商店街で大津祭の曳山を展示していた。来る10月10日大津祭とのこと。13基の曳山が巡行する。その曳山のひとつに、孔明祈水山(こうめいきすいざん)というものあり。三国時代、蜀の軍師諸葛孔明に因むものである。
劉備玄徳は、民や国の惨状を憂え、何とかしたいと考えていた。ブレーンとしての「人」を探していた。徐庶(じょしょ)(劉備のもとにいたが、曹操の計略により曹操のもとへ行くことになる)が劉備のもとを去る際、置き土産として、孔明の存在を劉備に伝える。
劉備は、閑羽、張飛を伴い、庵を訪ねる。留守もあり、何度も訪ねる。張飛は「素性のわからん者のところへなんで来なあかんのか。」と不満たらたら。劉備は、小僧に手紙を託す。(この手紙の文面がよかった。)
ある時、孔明は在宅していた。が、昼寝中であった。劉備は、昼寝の邪魔をしていけない、と思いずーと立ったまま待つのであった。(劉備らしい)
やっと面会でき、劉備はせつせつと懇願するのであった。孔明は劉備のもとに行くことになる。『天下三分の計』を述べる。劉備が孔明を迎えるときの状況を『三顧の礼』を尽くして・・・などという。
酔芙蓉。日ノ岡峠大乗寺近くにて。このあたりの旧東海道、道幅狭し。車一台がやっと通れるほど。昔は、車石の大八車用の道と人用の道があって、だいぶ広かったそうです。
23日。本日雨天により消防訓練中止。JR運転取りやめの報。大阪地方大雨警報出ている。京都南部に竜巻注意情報出る。