中1の二学期
団地で、耳の不自由なおばあちゃんと暮らし始めたところから。
物を取られたり、暴力を振るわれたり、
そんな心配は無くなった。
しかし困ったことはたくさんあった。
必要な物を準備出来ない。
耳の聞こえないおばあちゃんには用意出来ない。
お金もない。
家庭科の授業で、パジャマを作るため好きな生地を自分で用意しなければならなかった。
家庭科のその日に準備出来なかった。
次の週も用意が出来ず、外部から講師で来ていた家庭科の先生は、ヒステリックに怒鳴った。
いつになったら持って来るの💢
いつまでも、持って来れないよ。
一生持って来れないよ~だ。
岸田総理へ
18歳以下への10万円、とりあえず学校へ預けてよ。
身体ひとつで安心して学校へ行けるようにしてあげてよ。
クラブ活動もしたかったよ。
ユニフォームや、遠征費もいるし。
お金も無いし、おばあちゃんもしんどいし、私もしんどかったよ。