今朝の新聞に2019年度予算が載っていた。
税収 62兆4950億円
税外収入 6兆3016億円
国債発行 32兆6605億円
歳入合計 101兆45710億円
一般歳出 61兆9639億円
地方交付税15兆9850億円
国債費 23兆5082億円
歳出合計 101兆45710億円
国民生活に落としてみると
年収680万円世帯の生活費が1000万円かかっていることになる。 足りない分は当然借金になり、雪ダルマ式に増えた借金は昨年12月末時点で1億1000万円になってしまった。子供たちにはロクなものを食わせず節約を強いながら、親は海外旅行にゴルフ、料亭通いと贅沢三昧。 持ち家はあるが、その時価は遠く借金に追いつかない。
昔いた職場では年度末に近づくと、上から「何か欲しいものはないか」と言ってきた。給料には日ごろ残業なんかしたこともない職員にまで「超過勤務手当」が支給された。昨今、年度末になると道路の掘り返し工事が多発するのと同じで「余った予算を繰り越さない」という役人気質の現れだと思う。 近年では予算を使い切った挙句に「補正予算」といって予算の積み増しが常になっている。「小さく通して、大きく使う」・・・来年の今ごろ国の一般会計は105兆円くらいに膨らんでいるような気がする。
憲法の「ケ」の字も知らない総理が「憲法改正」に血道をあげているようだが、「国の歳出は歳入の範囲に維持されなければならない」との憲法規定も考えたらどうだろう。国民は支出を抑えながら「いざ危急に備える」というのが貯蓄意識に繋がっているのであろう。
国民に辛抱を強いながら、防衛費は青天井、総理は官房機密費で贅沢三昧では説得力はないが・・・