わざわざ損をする取引を選んだ国を動かした者は

何日か前の「羽鳥のモーニングショー」
安倍晋三記念小学校建築用地について
コメンテーターの誰かが「当該土地の処分を早期に完了したい雰囲気がある」というような発言をした。
　　　　•玉川徹氏「森友学園に売る前に別の学校法人（大阪音大）
　　　　　　　が買いたいって申し出たのを断った。どうしても手放し
　　　　　　　たくて、早く売りたいっていうなら、そこに売っててもおか
　　　　　　　しくなかった」
　　　　•田崎史郎「音大のほうが逃げたんじゃないですか？音大がい
　　　　　　　なくなって、その後に買い手がきたって状況なんですよ」
　　　　•玉川「そうだったかなぁ・・・ちょっと前で忘れちゃったけど」
　　　（約15分後）
　　　　•玉川「局に調べてもらったんだけど、音大は2012年に7億円
　　　　　　　で購入を希望していた。ところが国側は９億だと。
　　　　　　　音大は９億ではということで断念してるんですよね」
　　　　•田崎「ちょっとそこの経緯は・・・僕は」

これについては前に私のブログでも紹介した。おさらいすると
➀大阪音大の購入申し出は2012年1月。（価格のやりとりは）玉川氏の発言どおり）同年7月音大は購入を断念した。
➁2013年9月、森友学園が同じ土地の取得を国に申し出。2016年6月、ゴミ撤去費用を名目に8億2200万円を減額し、1億3400万円で購入した。

大阪音大に対しては９億円に拘り続けた国が、いとも簡単に1億3400万円（実質200万円）にディスカウントされた経緯。そこにはたびたび「安倍昭恵」の名前が登場してきた。取りざたされるほど森友学園と安倍昭恵の仲は濃密だった。
安倍晋三の弁で「妻に聞いたところ、そんな発言はなかったと言っています」
どこかのバカでも、そんな証言は信じない。近畿財務局の職員は本件に安倍昭恵の係わりを信じたのである。
「私や妻が、関わっていたら総理大臣も国会議員も辞める」
アベは、この発言も嘘にするつもりか・・・