goo blog サービス終了のお知らせ 

小覇王の徒然なるままにぶれぶれ!!!

映画、ドラマ、漫画!
「小覇王の徒然はてな別館」の旧ブログです。2008年から2009年にかけての徒然なることを。

ロッキー・ホラー・ショー2009

2009年10月31日 | 映画

 川崎ハロウィンで「ロッキー・ホラー・ショー」を観てきました。本当は軽く仮装しようかと思ったんですが、急遽仕事が入り、仕事帰りに行くことになったので仮装は又の機会に。今回は初の動画撮影に挑戦。

ロッキー・ホラー・ショーファンクラブ会長ベティさんによるプレショー。「TIME WARP」はこちらで楽しんでください。たまに聞こえてくる子供の声は前にいた親子のもので3歳ぐらいの女の子のもの。きちんとタイムワープを踊れてたのに驚きました。将来有望だ!

  

 「SWEET TRANSVESTITE」我らがヒーロー、フランク登場。撮影に慣れないので見づらいとは思いますがご容赦を。

 「CHARLES ATLAS SONG」とミートローフによる「What Ever Happened to Saturday Night」 。

 後はフロアショーも録画したんですが、帰りにカメラをいじってたら、間違って消してしまいました・・・

 

 今回で3度目ですが何度見ても飽きませんね。


MICHAEL JACKSON'S THIS IS IT

2009年10月30日 | 映画

                                   Michael_jackson_this_is_it_poster

 マイケル・ジャクソンの果たされなかったロンドン公演のリハーサル映像を映画化した「マイケル・ジャクソン/THIS IS IT」を観賞。

 今年一番の傑作。マイケルの人となり、驚異的なパフォーマンス、完璧を追求する姿勢。

 

 監督は「ハイスクール・ミュージカル」シリーズのケニー・オルテガ。もともとこのロンドン公演の舞台監督も務めていた。

 僕はこれをIMAXで観たのだが最初はIMAXに値するのか不安だった。だってリハーサル映像ということは特に優れたカメラで撮ったわけではないだろうし、ビデオカメラの粗い映像を大画面で見せられても、と思ったからだ。

 でもそんな不安は杞憂に終った。もともとマイケルの死とは関係なくメイキングも含めたロンドン公演を映画化するつもりだったらしく大体の映像は綺麗なものだし、たまに粗いのもあるけどそんなものはマイケルの音楽の前には気にならない。

 本来コンサートのバックで流されるはずだった映像(「スリラー」の新作バージョンとか古い映画を加工して作った「スムース・クリミナル」など)はIMAXに相応しい映像だ。

 

 とにかく音楽が素晴しい。今回改めてその思いを強くした。例えば男の子ならジャッキー・チェンの映画を観た後で、ジャッキーの真似をしてシャドークンフーというかエア功夫をした覚えがないだろうか。勿論その功夫は似ても似つかないものだがどうしても体を動かさずにはいられない。そんな衝動がマイケルの音楽にもある。

 マイケルの音楽も聞いた後は身体を動かしたくなるし、実際踊ることもある。それは全然本物とは別物だが肉体の本能に訴えるものがあるのは確かだ。

 

 後はマイケルのコンサートにかける姿勢。たいていの人の持つマイケルのイメージというと天才だけど変な人、大人になりきれない、という感じだったと思うけど、この映画のマイケルは妥協はしないが決して偏屈ではなく、全てのキャスト、スタッフをきちんとリスペクトする立派な大人だ。バックダンサーの多くはマイケルを見て育った世代だと思う。ギタリストも小柄な若い女性だけど、彼女らに対してもマイケルはリスペクトを欠かさない。

 

 「ヒール・ザ・ワールド」のテーマ性は少しこの映画のコンセプトからはずれるような気もしないでもないけどマイケルの真摯な思いが伝わってくる。

 ラストの曲は僕も大好きな「マン・インザ・ミラー」。

 

 この映画が素晴しいのは仮にマイケルが死んでなかったとしても十分一つの映画として素晴しいものだ、ということだ。映画の中ではマイケルを偲んで的なものはない。あくまで一つのメイキング映像として作られている。にもかかわらずこれは傑作なのだ。

 最後、エンドクレジットが終了した後、どこからともなく拍手があがった。僕も拍手をした。それに値する作品だと思うから。


ロブ・ゾンビ版ハロウィン

2009年10月27日 | 映画

 トリック・オア・トリート!ということで今回は前回のトランスフォーマーと一緒に借りたロブ・ゾンビ版の「ハロウィン」の話。

 洋の東西を問わず他分野出身で映画を撮ってみた、という人はたくさんいるが、その中ではかなり出来のいい映画を撮るロブ・ゾンビ。ホワイトゾンビの頃からミュージシャンとしてファンだったがその頃から自分でPVを監督する等、映画的な素質は目立っていた。ルックスがアラン・ムーアみたい、というか典型的なヒルビリー・ロッカーなゾンビだが、意外にB級ホラー映画を愛する男である。

 一作目の「マーダー・ライド・ショー」は「ロッキー・ホラー・ショー」ミーツ「悪魔のいけにえ」という「俺が観なきゃ誰が観るんだよ!?」というぐらいの作品で日本での公開前からサントラだけは買って楽しみにしたりしていた。「マーダー・ライド・ショー」の頃は、まだ自分の楽曲が半分ぐらいを占めていたりしたが、「デヴィルズ・リジェクト」や本作ではほとんど音楽は他の人に任せて、演出に専念している。

 

 さて、本作はご存知のようにジョン・カーペンターの傑作ホラー「ハロウィン」のリメイク。「悪魔のいけにえ」に始まり「ハロウィン」で弾みをつけて「13日の金曜日」でジャンルとして完成した「仮面をつけた連続殺人鬼物」の嚆矢。

 ウィリアム・シャトナーのマスクをつけたつなぎのブルーカラー風殺人鬼がハロウィンに性道徳観念が乱れまくった若者を殺しまくる。

 

 カーペンター版(見かえしてはおらず記憶で書いてるので細部は間違ってるかもしれない)は主人公、マイケル・マイヤーズの内面には一切触れず、肉体的、というよりも精神的に最初からブギーマンとして描かれていたと思うが、ゾンビ版(こう書くとマイケルがゾンビみたい)では少年期のマイケルの描写が長い。むしろそここそが描きたい部分であるようだ。

 

 カーペンター版ではマイケルの家族はいたって普通で、それゆえにマイケルが突然変異に化け物かのような描写になってたが、今回は家庭も複雑。マイケルの母親はストリップで子供3人を育てている苦労人(ただし家族の中では良心)。義理の父親は足の怪我の性で無職のアル中、義理の娘に色目を使う典型的なクズ白人(どうでもいいがクズ白人の描写をさせたらロブ・ゾンビの右に出るものはいないのでは)。その姉は弟たちの面倒をみずセックス三昧。妹のローリーは小さくてまだ良くわかんない。そしてまるで女の子みたいなマイケルは仮面大好きの動物虐待野郎だ。

 

 ハロウィンの日、母親をバカにされたマイケルは上級生と喧嘩をして母親を呼び出される。その席で母親はマイケルがバッグの中に動物の死体(猫だったか)を持ち歩いていたことを知る。放課後マイケルは人知れず上級生を撲殺。

 

 その晩、母親は仕事に出かけ、姉に弟妹の面倒を頼みむが姉は恋人を連れ込みセックスにふける。何故かその恋人があのシャトナーマスクを持ってくるがあれはあの世界ではどういう位置づけのマスクなんだろう。

 仮面大好き少年マイケルは酔って寝ている義父を縛り付けて身動きを取れないところを首を切り裂いて惨殺。酒を取りに来た姉のボーイフレンドも殺し、シャトナーマスクを入手。姉も殺してしまう。

 妹を抱いて玄関で待っているところを母親が帰宅。大騒ぎになる。マイケルは病院に収容されるが何も覚えてない。担当医はサム・ルーミス医師。

 

 母親は面接に来るがマイケルはマスク作りに没頭。母親との面接の直後に看護婦を殺し、決定的に絶望した母親は自殺。

 

 とにかくここまでが長い。全体は2時間ないぐらいだから半分ぐらいが少年マイケルに費やされてる印象。マイケルが徐々におかしくなって、仮面の世界に入っていく過程が丁寧に描かれている。環境なのか生来の物なのかどっちとも取れるような感じだ(勿論、マイケルは動物の死体を持ち歩くようなサイコパスではあるが)。

 

 さて、時は経ち16年後自分の部屋で仮面作りに精を出していたマイケルはおそらく、運動も食事もろくにとってないだろうに2m近い巨漢(演じるは元WCWのレスラー、タイラー・メイン)に成長。ある夜、マイケルに比較的良くしてくれた職員含む警備員を惨殺して脱走。今は廃墟となった実家に戻りシャトナーマスクと洋包丁を入手すると、今は他家の養子になり何も知らず成長した妹ローリーを標的にする。

 

 本来、本編であるこっからはむしろおまけな感じがするくらい前半が濃い。

 

 後はマルコム・マクダウェルはじめとしてウド・キアーシド・ヘイグビル・モーズリーダニー・トレホシェリ・ムーン・ゾンビ(ロブイ・ゾンビの奥さん)、ケン・フォーリーとその筋にはたまらない豪華なメンバーが特徴(いつものゾンビ一家ともいう)。

 

 さて、それにしても「テキサス・チェーンソー(「悪魔のいけにえ」のリメイク)」、「ハロウィン」、「13日の金曜日」と80年代を一世風靡した殺人鬼物のリメイクが一通り出揃ったことになるが、現在残るもうひとり、フレディ・クルーガーの「エルム街の悪夢」のリメイクが製作中である。

 フレディの魅力はそのほかの殺人鬼と違ってロバート・イングランドという稀代の俳優によるところが大きい。そのフレディを演じるにはジャッキー・アール・ヘイリー!そう、あのロールシャッハだ。「ウォッチメン」ではほぼマスクで通したが、逆にこっちでは素顔(でもないか)の殺人鬼を演じるとは何ともいえない皮肉だね。今から楽しみだ。

 あ、ロブ・ゾンビによる「ハロウィン」の続編も公開されました。日本での公開はあるかな。あるといいな。

 

ジョン・カーペンターの有名な「ハロウィン」テーマ曲。

ハロウィン [DVD]


ドゥームズデイ

2009年10月02日 | 映画

                 Doomsday_poster

 ディストピア映画「ドゥームズデイ」鑑賞。ディストピアというとジョージ・オーウェルの「1984」やテリー・ギリアムの「未来世紀ブラジル」等の管理社会で自由がないヨ!系と逆に文明崩壊、自由すぎて困ったヨ!の大きく2種類に分けられる(厳密に言うと前者のことを言う)。

 後者の代表が永井豪の「バイオレンス・ジャック」や名作「マッド・マックス2」、そして「北斗の拳」など。さらに合わせ技として管理社会から自由社会へ潜入、というジョン・カーペンター監督の「ニューヨーク1997」と「エスケープ・フロム・LA」(カート・ラッセル主演映画にはずれなし!by柳下毅一郎)。

 

 本作はその「ニューヨーク1997」のスネーク・プリスケンを女性にして舞台をスコットランドにしたもの。

 

 はっきり言うとこの映画僕は大まかなストーリーとポスター(上の奴はアメリカ版なので載ってないけど)のミスフィッツみたいな奴が雄叫びを上げるビジュアルに惹かれて観にいったのだけど、以外にスコットランドというのは重要。

Doomzday この真ん中の奴。

 

 例えば「バイオレンス・ジャック」や「ニューヨーク1997」なら文明崩壊した大都市が舞台だし、「マッド・マックス2」ならオーストラリアの荒野が荒涼感をあおってくれる。しかしそこはスコットランド、しかも核戦争とかではなくウィルスによる封鎖によるものなので大都市というほどでもないしグラスゴーを出るとそこは森と野原の自然がたくさん。結構住み心地は良さそうである。

 

 登場人物は封鎖されたスコットランドに潜入する特殊部隊の隊長エデン・シンクレアに「アンダーワールド・ビギンズ」でケイト・ベッキンゼールのそっくりさん(厳密のは逆だが)を演じたローナ・ミトラ。彼女の上司に元スーパーマリオボブ・ホプキンス。突如登場する中世世界の支配者ケイン博士役にマルコム・マクダウェル!後は「スタートレックDS9」のアレクサンダー・シディグが何と首相の役で出てる。シディグはアラブ系のはずなのでアラブ系の人がイギリス首相をやるまでになったわけだ。勿論役の設定上は関係ないし、母親はイギリス人なんだけど。そういやマクダウェルはシディグの母方の叔父なんだってさ。

 

 最初の状況説明から封鎖地区に乗り込むまでの描写が長いのが玉に瑕だが、最初にスコットランドの生存者と初遭遇する時なんて完全にゾンビ扱い。というかゾンビ扱いされてもしょうがない野生っぷり。ところでこいつらは人肉をバリバリ食っちゃう描写があるんだけど、その前にウサギや牛が出てくるので止むに止まれてという感じではなさそう。

 そしてパンク野郎どもの親玉ソル登場。その恋人のメイク娘が結構美人であのメイクの上からでも結構いけると思うのは僕だけでしょうか。

Dooms この顔メイク娘。すぐ死ぬのが残念。後半意外な登場をするけれど。

 

 そして、後半グラスゴーの町を抜け出すと、今度はうって変わってののどかな風景。処刑人として甲冑騎士が登場した時に何故か「モンティ・パイソン」と「バイオレンス・ジャック」のスラムキングのドラゴンを同時に連想した僕は多分どうかしてるんだと思う。

 

 「グラディエーター」風の一騎打ち、「マッド・マックス2」風のカーチェイスの後に大団円。多分世界は大変なことになってるけどね。

 

 まあ、気になるところはたくさんあるし、あからさまに他の映画そっくりの描写があたりするけれど、全体としては非常に楽しい映画。クビ吹っ飛んだりするしね。非常に命の安い映画です。

 ところで、劇中の野蛮人たちを演じた役者がパンフレットに記載されていないので誰だか分からない。ソルを演じた役者や顔メイク娘を演じたのは誰?

 


忍者とニンジャは別物です。

2009年09月08日 | 映画

 「G.I.ジョー」の記事を書いた時、ストームシャドーイ・ビョンホンが演じたことについて、

 

どうでもいいが韓国人である彼がニンジャを演じているということで必要以上に騒いでいるバカが多数いるようだ。人生損してるね

 

 と書いた。コレは主に2ちゃんねるの映画板でのことなのだが、はっきり言ってただの娯楽映画に過ぎない(社会的なテーマ性など「チーム☆アメリカ/ワールドポリス」の10分の1もないだろう)この作品でどうしてそこまで騒げるのだろうと不思議に思うのだが、少し調べてみた(肝心の2ちゃんのコピペが出来ないのは後容赦下さい。過去ログの見方が分からん)。

 

 まずは前提条件、

  1. 「G.I.ジョー」はアメリカ映画で、かつ娯楽映画です。
  2. 原作はアメリカの子供向けトイ、コミックス、アニメです。
  3. キャラの設定などはトイ、コミックス、アニメでそれぞれ微妙に変わっています。
  4. 確かに今回の映画版で、ストームシャドーの設定は原作と違うようですが、それはストームシャドーに限ったことではありません。
  5. 忍者とニンジャは別物です。

 

 では本題。まずは、コレが発端らしい。

【おわび】イ・ビョンホン武道館イベント写真について | Chosun Online | 朝鮮日報

 

 ようはこの日の丸を否定する行為が嫌韓、ネトウヨの導火線に火をつけたらしい。しかし、本人がやったわけではないし、謝罪してるのに何の問題が。

 

 で、次が類似するこの話題、

映画『スピード・レーサー』の韓国人は反日? - Ameba News [アメーバニュース]

 

 つまり、本来日本人の設定の役を韓国人に変えた、ということらしい。なるほど、それなら兄が韓国人なのに妹の名が日本人風だったのか納得はいく。(僕の書いた「スピード・レーサー」の記事はこちら

 ただ、もし本当に設定として日本人であることが重要ならば、製作者側が拒否すれば良いだけの話だ(韓国人であるRAIN(ピ)にオファーした時点でどうでもいいことだったのだろう)。むしろ真田広之が日本人オーナー役をやっていたから、国際色豊かにするために韓国人にしたのは正解だったのではと思う。

 そもそも、そんなことに噛み付くなら、大前提のマッハGO!GO!GO!」を「スピード・レーサー」にして主人公,三船剛をアメリカ人スピード・レーサーに変えたことに文句を言えよ、と思ってしまう。

 

 ともかくそんなことが重なった上で、

◆原作ファンや製作陣の意志に屈せず自尊心を突き通した同胞イビョンホン!大韓人として誇らしいニダ!|クールジャパンに韓激!

 

 で、「スピード・レーサー」同様役柄を変更させた、ということで叩かれている。でもこれも製作側の問題でしょ。日本人設定が重要ならそれを貫けばよいし、イ・ビョンホンへのオファーを取り下げて日本人にオファーすればよい。そうしなかったって事はその程度の問題でしかないって事じゃないの?

 確かに日本人の役を変更させたということはどうなのか、とも思う。でもそれは日本人、韓国人(ついでに中国人)の区別をしないハリウッドの映画製作者に対しての抗議なのかもしれないし、自分が変えていかなければという矜持なのかもしれない。

 途中の、

「ビョンホン」という単語は子音が多くて外国人が英語で発音するには非常に難しい名前だ。イ・ビョンホンは米国スタッフらの間で自分の名前が「ビョンホン」ではなく「ビョン」(訳注:病気の意味)と呼ばれても、彼らの発音しやすい英語の名前は作らなかった。(中略)

 

というのにいたっては、別に何の問題でもない。むしろ今後アジア人がハリウッド進出するに当たって見習うべきじゃないの。

 

 後は日本ってそんなに「G.I.ジョー」ファンって多かったのか、と思うくらい原作の設定を変えた(そのわりにバロネスとか他のキャラクターの設定変更には無頓着)ことに対する(製作者ではなくイ・ビョンホンへの)怒りが多かったのだが、前述の通り、原作でもそれぞれ媒体によって設定が違う。今回のはそれに新しく実写映画版の設定が加わっただけだろう。ほとんどは「G.I.ジョー」にかこつけてるだけだと思う。

 

 そもそもニンジャは日本のものとは限らない。

 まずは、

  1. 乱波、透波、風魔など地方ごとに呼び名の違う異能集団としての忍者(史実としての忍者)
  2. 1を基にして江戸、明治期に立川文庫や講談などに登場する忍者(講談としての忍者)
  3. 1、2を基にするファンタジーとして世界的に膾炙されたニンジャ(ファンタジーとしてのニンジャ)

 

 の3つに大別されると思うが、ストームシャドー、スネークアイズの2人は明らかに3番目だ。日本的である必要性は必ずしもない。どうせ、今回叩いている奴は日本人が演じる日本人としてのニンジャが出てきても「間違った日本を助長しやがって!」とか叩くに決まってるけど。

 

 

 僕は別にイ・ビョンホンのファンでもなんでもないし、映画は普通に楽しめたもののそれほど記憶にとどめるべき作品とも思わない。それだけに何でこんなに騒ぐのかが不思議でしょうがないわけだが、2ちゃんのスレなど一度流れが嫌韓に傾くとちょっと逆らっただけで在日認定を受けてしまう(おそらく当ブログもそういう扱いになるはずである)ので反論が難しくなる。(おかげで「G.I.ジョー」のスレはすっかり廃れた)

 とにかく、根拠の薄い叩きはただのレイシストの所業だ。でも嫌韓とかネトウヨって自分がレイシストだっていう自覚は無いんだよな。困ったことに。

 

 別に、韓国や中国が無理なことを言ってきたらそれはちゃんと論理に基づいて批難すればいい。でも「向こうが差別的だからこっちも差別してやる」では子供の喧嘩以下だ。

 

 

 後、直接関係無いが、日本が朝鮮半島を(台湾にしても)植民地化したことについて、「日本が植民地化したことでインフラが整ったりして近代化した。日本に感謝すべきだ」とか言うのは止めたほうがいいよ。そりゃそういうことがあったのは認めてもいいけど、本来ならそれは本人たちの手で成し遂げるべきことだし、日本だって植民地経営する上で必要だからやったに過ぎないんだから。

 そもそも、そういうことは現地の人から自主的に感謝の言を聞くからうれしいのであって自分から言い出したら恥ずかしいだけだから。