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小覇王の徒然なるままにぶれぶれ!!!

映画、ドラマ、漫画!
「小覇王の徒然はてな別館」の旧ブログです。2008年から2009年にかけての徒然なることを。

今年の出来事Best5 2009 ④

2009年12月30日 | スポーツ

 2009年もあと2日!今日は第2位!第3位はこちら

 

 マイケル・ジャクソン、享年50歳&今年物故した方々

 

 まあ、人というのは生まれた以上、いつかは死ぬものです。永遠などどこにもありません。今年も多くの方が亡くなりました。そんな中で個人的に気になった人を何人か挙げたいと思います。

 ちなみに僕の生きる目標は次なる大作映画を観るまでは死なないことです。

  • 「スター・ウォーズ」が完結するまでは・・・
  • 「指輪物語」が完結するまでは・・・
  • 「キング・コング」を観るまでは・・・
  • 「トランスフォーマー」を観るまでは・・・
  • 「ダークナイト」を観るまでは・・・

と、それまでは死ねない!と思って生きてきました。現在は「ダークナイト」の続編を見るまでは死んでられねえ!です。

 

 まずは最近から、ブリタニー・マーフィー

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 僕が彼女を知ったのは「クルーレス」。その後しばらく見ないなと思ったら「17歳のカルテ」で再会し、「8mile」「シン・シティ」などを観た。かなり性格のいい人だったらしい。

 ブリタニーっていいね - ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記

同い年だしまだ早すぎるよ・・・

 

 次はデヴィッド・キャラダイン

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 「燃えよ!カンフー」や「サイレント・フルート」などブルース・リーの企画したテレビシリーズに主演しカルトな人気を誇った俳優。僕的には「デスレース2000年」のフランケンシュタイン。最近だとタラの「キル・ビル」で有名に。なにやら死因が怪しげらしいが・・・

 

 さらにファラ・フォーセット(メジャース)

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 初代「チャーリーズ・エンジェル」の一人。後は「サンバーン」とかで70年代のセックス・シンボルだった人。僕は世代ではない(初代エンジェルの中ではむしろジャクリーン・スミスが好き。一番は2代目のシェリル・ラッド)が一時代を築いた人。晩年は病気で大変だったそうで天国では安らかに・・・

 

 記事も書いたけど学園映画の雄ジョン・ヒューズも今年亡くなった人。

 「ブレックファスト・クラブ」や「フェリスはある朝突然に」などで学園映画の扉を開いた。その後90年代からは「ホーム・アローン」や「フラバー」などファミリー映画も製作。さすがに劇場では見てないけど「ブレックファスト・クラブ」は今でも時々見直す名作。

 

 国内だと森繁久彌ただ、この人はもう歳だし、なくなって悲しい、って感覚はそんなにない。僕が物心付いた時にはもうおじいちゃんだったし。ちなみにこの人は日テレの忠臣蔵」で吉良上野介を演じてたのが一番印象深い。

 

 後はプロレスラーの三沢光晴。もうなんというかレスラーの突発死ってのはそんなに珍しくないんだけど今年はどうしても映画「レスラー」とかぶってしまう。「レスラー」の感想記事は彼に捧げました。

 

 そして、やっぱりマイケル・ジャクソ。彼に関してはまとめページから僕が色々と書いた記事を読んで欲しい。

 

小覇王の徒然なるままにぶれぶれ!: マイケル・ジャクソンまとめ

 

 他にも色々といるとは思うけど、有名な人もそうでない人も、天寿を全うした人もそうでない人も、全ての人に

              R・I・P


何故「より大きく!より強く!より速く!」か?

2009年10月11日 | スポーツ

 tvk(テレビ神奈川)で日曜日に「THIS WEEK in the WWE」を放送しているのに気付いたので、久しぶりにWWEを見ている。2006年からTV放送は見ていなかったがこの3年で出てきた新人も多い。CMパンクなんかは2006年以降に出てきたレスラーで現在トップどころにいる。

 その一方で、ジ・アンダーテイカーケインDi-ジェネレーションXとかが未だ現役なのがうれしい。ちょうどD-Xの再結成時期ぐらいから見れなくなってたんだよね。

 後はクリスチャンジェフ・ハーディーが一旦WWEを離れて、トップクラスとなって戻ってきたのは嬉しい誤算。ずっとWWEにいたら多分インターコンチネンタル王者クラスで終わってたろうから。まあ、その後すぐジェフは解雇されてしまいましたが・・・

 さすがに30分のダイジェストで「RAW」、「SMACK DOWN 」、「ECW」と紹介するのでかなり端折ってはいるけれど、久しぶりのWWEに日曜の夜の楽しみが増えた。

 

 で、それを見終わった後に今度は東京MXTVで「松嶋×町山 未公開映画を観るTV」を見るのが恒例になっているんだけど、先週、今週とアメリカスポーツ界はなぜステロイドを使うのか?と言うテーマの「ビッガー、ストロンガー、ファスター BIGGER STRONGER FASTER」なので不思議で微妙な気分になる。

 前半はチビ、デブ、バカとそれぞれコンプレックスを持った3兄弟が身体を鍛えることでコンプレックスから解放されるが逆に今度は身体を鍛えなきゃ、と強迫観念に襲われステロイドに手を出した顛末を唯一手を出さなかった次男(元デブ)がドキュメンタリーとして撮っていた。

 3人はハルク・ホーガンや映画「ロッキー(3にはホーガンも出てた)」に憧れて身体を鍛え始めるが劇中ではナチュラルな肉体としてのロッキーを目指してたはずが「ロッキー4」のソ連の科学的トレーニングやクスリで鍛えたドラゴ(ドルフ・ラングレン)になってしまったことに呆然とする。

 

 憧れのホーガンも裁判でステロイドの使用を告白。余談だがこのホーガンの告白でWWEは一時かなりのピンチを迎えた。ホーガンはあくまで個人的な使用を認めただけだが、ビンス・マクマホンの指示で使ったかのようにマスコミに取られてしまったからだ。後にホーガンがWWEに復帰してビンスと抗争を繰り広げた時、このときの遺恨から互いに「このカッパ頭!」「うるさい、ヅラ(植毛だったか)!」と罵倒しあったのはこの頃の背景があったため。

 僕自身は、身体を鍛えようとかは全く思ったことがない(幸い体質のせいか、運動しなくても太りにくい)し、日常で無駄にマッチョな奴を見ると嫌悪感をもよおすけれど、プロレスは好きだし、80年代のマッチョなアメリカ製アクション映画なんかも大好きだったので完全に他人事とは思えない。

 

 そして、後半はそもそも何故アメリカはステロイドを使ってまで「大きく、強く、速く」なければいけないという概念に囚われてしまったのだろう、というところまで踏み込む。

 

 まずはカール・ルイスベン・ジョンソン。いまだにドーピングといえばベン・ジョンソンの名前が挙がるくらいあのソウルオリンピックでの優勝とメダル剥奪は衝撃的だった。僕も子供のときリアルタイムで見てたので覚えている。ただし、どうやらルイス(とアメリカ人選手)もかなり怪しいらしい。

 

 ステロイド摂取による精神疾患で自殺という少年。確実な証拠はないが親はステロイドが原因だと思っている。

 クリス(監督)が試しにサプリメントを作ってみる、という一連が笑える。特に写真を加工して使用前と使用後を一日で撮ってしまうのは噴飯ものだが思わず笑ってしまう。粗悪な素材を水増しして、不法移民を雇えば人件費だってかからない。原価1ドルを60ドルで売るんだからたまらない。さらにはぎりぎり合法な薬物を合法的にあっさり手に入れたりする。

 

 アスリートだけではなく様々な人たちが薬物を使用する。ポルノ俳優(ED対策)、戦闘機パイロット(集中力持続)、音楽家(あがり防止)、高校生(宿題対策(え?))。さすがにアメリカとはいえビックリだ。

 結局は次の一言で表される。「みんなやってる。なのに何が悪いんだ?」「嘘つきはアメリカでしか成功しない」

 

 ところで、監督の兄貴の”狂犬”マイクはレスラーをしていた。WWEにもいたらしい。なんとなく見たことがあるような気もする。結構有名か?

 後編見ながら書いてるので乱文です。ご容赦を。


レスラー 

2009年06月27日 | スポーツ

     「”辞める”ということを決められるのはただひとつ”ファン”だけだ」

                  The_wrestler_poster

  気付いたらファラ・フォーセットマイケル・ジャクソンが亡くなってデヴィッド・キャラダインの死もフォローしきれないまま訃報が相次ぎ、混乱してしまうが、この人の訃報を聞いた時この映画の感想を捧げようと思っていた。三沢光晴をはじめとするレスラーたちに。

 

 ミッキー・ローク主演、ダーレン・アロノフスキー監督作品「レスラー」を観賞。

 

 ランディ”ザ・ラム”ロビンソンは80年代には一世を風靡した人気レスラーだったが、20年たった今、バイトと週末の興行で細々と暮らしている身だ。

 ハードコアな試合をこなした後、控え室で心臓発作を起こし手術。プロレスを出来る身体ではなくなる。なじみのストリッパー、キャシディ(マリサ・トメイ)の助言を聞いて疎遠になった娘に会いに行く・・・

 

 80年代にアヤトッラー(イスラームの導師の意、明らかにアイアン・シークがモデル)というレスラーと死闘を繰り広げたランディのモデルはハルク・ホーガンか。冒頭の過去の栄光から察するにNWA世界王者レベルを獲っている大物だ(フレアーベルトらしきベルトをしている写真がある)。ルックス的には”HBK”ショーン・マイケルズかな。しかし、一番のモデルはドキュメンタリー映画「ビヨンド・ザ・マット」に出てくるジェイク”ザ・スネーク”ロバーツだろう。栄光と挫折、クスリ、セックス、娘との再会と、ひたすら痛いシーンがそのまま再現されている。

 

 ミッキー・ロークは「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」「エンゼル・ハート」しか観たことなく(その後一気に「シン・シティ」に飛ぶ)て別段セクシー俳優というイメージはそれほどないけど、見事に役と被る。「アイアンマン」のロバート・ダウニー・JR同様、役柄と役者の人生がオーバーラップして成功した例。

 

 冒頭、レスラーが控え室からエントランスに移動するのを映すようにひたすらランディの後姿を映す。彼の顔がやっと観客に見えるようになるのは薄暗い車の中、家賃の払いが遅れてトレーラーハウスを締め出され車の中で寝るランディ。

 

 ランディはベビーフェイス(善玉)なので試合は基本的に勝ちにいける。自分より若いレスラーと綿密に段取りを打ち合わせをする。

 心臓発作で倒れた後は引退を決意し、仕事を増やし娘に会いに行く。最初は拒絶されるが徐々に打ち解ける。

 だが、結局娘とはうまくいかず、仕事もやめてしまう。最後に残されたのはリングだけだ。

 アヤトッラーとの20年記念の再戦に参加することを決める。

 

 レスラーに引退は無い。通常のスポーツなら30代で引退するがプロレスではそこからブレイクするレスラーも少なくない。

 例えば相撲なら十分に休息をとらなければいけない(現在の年6場所でも地方興行などを考慮すると多すぎる)。しかしレスラーは少しでもブランクがあると感が鈍るといわれる。身体を大きくするために筋肉増強剤、痛みを止めてリングに上がるために鎮痛剤。

 日本ならまだ狭いが、全米をロードすると孤独に悩まされる。

 

 劇中、キャシディが「パッション」の話題をだす。全編拷問だらけのキリストの伝記映画だ。作品自体はまあ、あれだがレスラーの人生はキリストに似ている。身体を痛めつけ(他の格闘技は必ずしも自分の身体を痛めつけなくても良い)、全身から強いメッセージを発する。

 

 最後の試合。アヤトッラーとの試合で途中でランディの心臓が痛み始める。アヤトッラーやレフェリーがランディを気遣い早めに試合を終らせようとする。だがまだファンが見たがっている必殺技を披露していない。トップロープに上るランディ。観客の声援。ランディが勢いよくジャンプする。暗転。

 

 

 この拙い文を先ほど亡くなられた三沢光晴選手に捧げます。


アメリカンプロレスの裏の裏

2009年02月28日 | スポーツ

 昨日、「ウォッチメン」の新版を購入したとき一緒に町山智浩さんの新著、「USAスポーツ狂想曲 アメリカは今日もステロイドを打つ」も購入した。「ウォッチメン」は既に読んでるので、先にこっちを読んだのでその感想をちょこっと。

 

 この本は町山さんが主に「Sportiva」に連載したコラムを中心にまとめた本である。僕はスポーツは全くやらないし、基本的に見るのも苦痛なのだが(例外はプロレスと女子バレー)スポーツ業界の裏側などを読むのは結構大好きだ。特に歴史が長く、国民的人気の高いスポーツほど表と裏のギャップが激しく楽しめる。日本なら大相撲やプロ野球、アメリカならNFL(アメフト)やメジャーリーグ。巨大な業界であればあるほどその裏側は酷く滑稽だったする。

 だから、本書のようなものはいわゆるスポーツマンには許せないかもしれないが知っておいたほうが良いと思う。

 

 で、やっぱり個人的にWWE関連の記事が気になるのだが、ハルク・ホーガンファビュラス・ムーア(ご冥福をお祈りする)、映画「レスラー」の記事などの中で一番ショックなのはクリス・ベノワのこと。

 

 ベノワは二代目ダイナマイト・キッドとでも言うべきレスラーで、その小柄ながら新日仕込のテクニックと常に全身全霊をかけたストロングスタイルでトップに上り詰めたレスラーだ。WWEの年間最大イベント「レッスルマニア」の記念すべき20回目「レッスルマニアXX」で盟友のエディ・ゲレロとともに世界王者(ゲレロはWWE王者)になり、リングで抱き合う姿は感動的だった。

 だから、ゲレロに続いてベノワが死んだと聞いた時はショックだった。しかも奥さんと子供を殺して自殺、つまり一家無理心中だと聞いたときはその衝撃は計り知れない。日本だと心中に理解を示したり同情的になることがあるがアメリカではただの殺人。WWEも追悼公演を取りやめ、ビンス・マクマホンも今後WWE内でベノワを取り上げることは無い、と明言した。

 正しい判断だと思う。経緯についてもWWE側に落ち度があったとは思われない。

 

 一方で、ベノワの輝かしい功績は今後もファンの間で語り継がれていくだろうし、僕自身ベストバウトを挙げろといわれればその中には必ずベノワの試合が入るはずだ。

 

 それに先立つエディ・ゲレロの死とベノワの死で大分アメプロに対する熱意が冷めてしまったのも事実。もうすぐ「レッスルマニア25」が開催されるが(仕事のスケジュール的な事情も含めて)観戦するかどうかは不明だ(観戦する場合はレスカフェに行きます)。

 ちなみにもしかしたら「レッスルマニア」より好きかも知れない「ロイヤルランブル2009」は都合が付かず観れませんでした。

 

 町山さんも書いているがプロレスは勝ち負けが決まっている演技である。他の格闘技が相手の技を避け防ぐがプロレスラーは相手を引き立たせるためにわざと技を受ける。それも最も効いてるようにみせるため正面から受けることが多い。

 勝ち負けが決まってるということは、途中で変更は許されないということだ。普通のスポーツなら試合中に怪我が発覚したらその場で交代や試合終了になるがプロレスは試合を続ける。なぜならそれはシナリオに無いからだ。ミック・フォーリーは耳が千切れても試合を続けたし、HHHも試合中に大腿四頭筋断裂という大怪我をしても試合を続けた。

 プロレスは総合芸術だ。だから偉大なのだ。

 

 と、ここまで書いたところでこんな記事を発見。94歳の老人を投げ飛ばす、83歳の老人・・・レスラーはいつまでも現役だね。(その後この事件は不起訴になった模様)

 

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レッスルマニア24 後編

2008年04月22日 | スポーツ

 昨日に引き続き、WWE「レッスルマニア24」の解説と感想を書きたいと思います。試合結果に触れていますので、知りたくない方は気をつけて!

 

 第五試合 リック・フレアーvs”HBK”ショーン・マイケルズ

 フレアーは負けたら引退マッチ

 

 16度の世界王座に輝く、”ネイチャー・ボーイ”リックフレアーと「ショウの主役」マイケルズの試合。レスリング史上に残る試合巧者の試合なのだから名勝負にならない訳がない。はっきりいって長年アメプロを見ている身にとってはこの試合が今回の「レッスルマニア」で一番豪華なカードといえるだろう。

 今回はただ豪華なだけではなく、フレアーの引退をかけた試合。ここしばらく、ビンスによってフレアーは負けたら即引退、という目に合わされてきたが挑戦者をことごとく退け、なんとか現役を保ってきた。まあ、本来ならとっくに引退してておかしくない年齢なのだが、そこはプロレスだし、細かいことは言いっこなし。HBKだって一度引退してるしね。とにかくイツ訪れるかもしれない引退に場所を「レッスルマニア」、相手にショーン・マイケルズを選んだわけだ。

 マイケルズにとっては偉大なレスラーに引導を渡すかもしれないわけで、光栄な一方、やりたくない、という思いもあり、複雑だったようだ。それでも時間をかけて、因縁を築いて、祭典に望んだわけである。

 試合は一進一退のまさに名勝負でマイケルズはムーンサルトを連発するしフレアーは遂にコーナーポストからの攻撃に成功(はじめてみた!)。四の地固めの攻防も二度ほどあった。マイケルズの一度目のスィート・チン・ミュージックはなぜか途中で躊躇しその隙をつかれてフレアーの四の字。やはり負かすのにためらいがあるようだ。

 最後はマイケルズが今度はためらいなしのスィート・チン・ミュージック一閃。見事カウント3で勝利を飾った。マイケルズはフレアーにキスをして偉大なレスラーにリスペクトを表した。勝利者のマイケルズが去ったリングで引退の決定したネイチは家族と抱き合い。観客のエールを受けていた。まあ、ぶっちゃけ、本当に引退するとかは半信半疑だがいい試合であることには変わりない。

 

 第六試合 プレイボーイ、ランバージャックマッチ

   マリア&アシュリーvsメリーナ&ベス

 

 ディーバ達によるタッグマッチ、まあエキシビジョンみたいなものだと思ってもらうといい。司会はスヌープドッグ。とにかく楽しめばいい試合。スヌープドッグは三つ編みしてても格好いい、ということと、途中で出てきたサンティーノという奴はどうやらチャボではないらしい、ということはわかった。 似てるけどなー。

 第七試合 WWE王座戦 トリプルスレットマッチ

   HHHvsジョン・シナvsランディ・オートン

 

 相変わらずストーリー上はベビーなはずなのに、ブーイングの多いシナ。もう三年くらいこの状況が続いてるな。HHHとのパンチ合戦の時にシナの時はブー、HHHの時は歓声というのが交互に続くのは少しかわいそうだった。ファンによる予想はシナ、HHH、オートンの順。特にオートンは王者なのに一桁台の勝率だった。ちなみにこの試合は、勝ち残り戦ではないので、最初にカウント3をとったものの勝利。つまりHHHとシナは王者であるオートンを倒す必要はないのである。

 最終的にはHHHがシナにペディグリーを決めたがフォールしようとするHHHをオートンが横取りしてカウント3!強奪に近い形で王座を防衛した。

 

 第八試合 異種格闘技戦 ビッグ・ショーvsメイウェザー

 

 ボクサーのメイウェザーと大巨人ビッグ・ショーのノーDQ戦。体重差は130kg、それでもビッグ・ショーは大分痩せたようだ。

 試合は一方的なビッグ・ショー攻撃にメイウェザーの取り巻きが介入するという展開。うーん、ヒールのはずのショーがベビーに見えるのがなぜだろう。最後はショーが取り巻きをやっつけてる間に、メリケンサックでメイウェザーがショーの頭を一撃。勝利を収めた。まあ、反則OKだから構わないといえば構わないんだが。一人で堂々と戦ったショーのほうが漢に見える不思議な試合。

 

 メイン・マッチ 世界ヘビー級王座戦

        エッジvsジ・アンダーテイカー

 

 さあ、遂にきた、メインイベント。僕の最も好きな現役レスラー、テイカーの登場だ。テイカーは「レッスルマニア」で15連勝中という前代未聞の記録を更新中。しかし戦う、王者エッジも「レッスルマニア」では負け知らず。しかし、エッジもテイカーと「レッスルマニア」でメインを張るまでに成長したのですなあ。

 テイカーはその入場からもう全身格好良すぎなのだが果たして記録を更新できるのか。個人的にはテイカーが祭典で負けるのはもう引退の時だけではないかと思っているので、気が気でない。

 試合は両者一歩も譲らぬ攻防を見せるが、なかなか決まらない。互いの必殺技も決まらず後半に到る。後半はエッジのブートがレフリーに誤爆、チャンスとばかりにエッジがローブローにカメラ攻撃と反則で攻める。だがいざフォールしようというときに間違ってレフリーをリングから落としてしまい。その間にテイカー復活!例の下半身をまったく動かさないムックリ起きで復活、ツームストン・パイルドライバーを決めるがレフリーは不在。そこに新しくレフリーが登場、リングに走るがなんといっても入場ゲイトからリングまでが長い。結局カウント2でエッジも復活してしまう。エッジはテイカーにスピアーを2連発で決めるがフォールしようとしたその時、テイカーがトライアングル・チョーク!エッジはタップし、テイカーが「レッスルマニア」16連勝と共に新世界ヘビー王者になった!

 全体の印象はまた次の機会で。