宇宙航空研究開発機構は９月１１日国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）に物資を運ぶ無人補給機ＨＴＶを新型ロケットＨ２Ｂで打ち上げる予定です。Ｈ２ＢロケットはＨ２Ａロケットの後継機種でＨ２Ａ２０２が最大打ち上げ能力３．７トンだったのに対して８トンの打ち上げ能力があります。アメリカのスペースシャトルが来年退役しますが、その後の宇宙ステーションへの物資輸送を引き受ける予定になっています。このプロジェクトのハードルと考えられるの２つあって、一つはＨ２Ｂの性能と信頼性、もう一つはＨＴＶの性能と信頼性であると考えられます。考えてみるに、一度ＨＴＶをＨ２Ｂによって打ち上げ、色んな試験を行ってから実際のプロジェクトに使うべきではないでしょうか？いくら今回のものが実証試験であるといっても、その後の発言力を考えると失敗は許されないわけですからもう少し慎重にやるべきでしょう。(神様、成功させてください）それからもう一つ気がついたのですが、ＨＴＶも無人輸送機です。つまり日本の技術は宇宙における生命維持装置に関する技術でひどく立ち遅れているということです。すぐに対処するべきでしょう。