ダ・ビンチは単なる天才なんですよ～cerca trova

　昨日やってた日テレの「天才ダ・ヴィンチ　伝説の巨大壁画発見！」とかいうやつ。マウリッツォ・セラチーニとかいうセリエAにいそうな名前のおっさんがなんかの絵の下に隠されたダ・ビンチの「カッシーナの戦い」だか「アンギアリの戦い」だかっていう戦争の絵を発見しかかったという内容だった。

　なんだかんだで引っ張ったあげくに最後は“想像図”で、ワルノリしてそれに動きをつけたCGアニメにしてた。
まぁ、そこまではいいとしよう。

出演者がしめの感想で「戦争の愚かさを訴えたかったんでしょう」なんて言ってたんだけどアホかっ！

　戦争を否定してるやつが兵器デザインなんてするかっつーの。

　それもアーサー・ビナード先生も批判するところの自分は守られてひたすら敵を殺すという現代の米軍に通じるコンセプトの戦車もどきなんぞを。

レオナルド・ダ・ヴィンチは天才だったかもしれないが善人とは限らない。
戦争が決して悪ではなかった時代のハナシだから悪人ともいえないかもしれないけどね。