2013年12月のある日、茨城県南の某スポーツ量販店にて新しいスキー板を購入した時の事。凄く気になるポスターを見かけました。
「神立高原スキー場 オールナイト始めました。」
学生時代にはナイターのスキーを楽しんでいましたが、ここ数年は日中に普通に滑るだけでした。近年はナイター営業するスキー場が減少していく中、オールナイト営業とは随分と大胆な事。これは是非とも行かねばならない!と言う事で、実際に行ってみる事にしました。
オールナイトでの滑りに備えて日中は昼寝しておきました。
取手の自宅を出たのは18:30頃。常磐道谷田部ICを使って友部SAにて「かずっち(スノボ)」さんと合流。20:15に出発し、北関東道で高崎経由、途中で軽く休憩を行い、現地に到着したのは23時過ぎ。センターハウスの下見と滑走準備して滑りを開始したのは0:00頃でした。
こんな時間にスキーをするのは初めてです。
リフト券は「オールナイター券(23:00~4:00)」2,500円です。
雰囲気としては普通のナイターと変わりませんが、従来では有り得ない時間帯。久々のナイターなのでワクワクしてきます!!
気温が低いのでコースコンディションは良い方です。日中のゲレンデよりも滑走している人が少なく、滑りの条件は最高でした。
ナイター営業なので滑走エリアは限られていますが、林間コースではこんな演出も!!
パークコースにはキャディラックのリムジンが停っていましたが、走る様子は無さそう。
途中のレストハウスではDJが!!スキー場と言うよりライブハウスのよう。
今回は下見のような気分で来たので、滑りは2:30頃に切り上げました。
この後はセンターハウス内にある入浴施設で仮眠・・・の予定でしたが。
仮眠室は満室との張り紙が・・・想定外でした。
仕方がないので駐車場のクルマの中で車中泊しようにも、運転席ではなかなか寝付けません。
観光ガイドブックや携帯での情報を元に深夜・早朝営業している入浴施設等を調べましたが、有力な情報は得られず。
結局はAM9:00から営業している群馬県内の市営温泉に移動する事にしました。
渋川市にある「白井温泉こもちの湯」に9:00の営業開始と共に入り、軽く入浴した後に休憩所で仮眠。3時間利用で400円でした。
昼飯は高崎駅東口の前にある「どかスタ」。13:00頃に到着しました。クルマは道路の向かいにあるヤマダ電機の立体駐車場に停めますが、昼の時間は大変混雑します。駐車料金は100円。
先月にノルン水上からの帰りの夕食もここでした。かずっちさんも気に入られたので、今後の定番スポットになりそうです。
高崎ICから北関東道で友部SAに戻ってきたのは15:00頃。
前代未聞のオールナイトスキーをやってきたので、いつも以上に疲れてしまいました。
課題はいくつか出来ましたが、非常に楽しいのは事実です。
普通のスキーとは違って、一言で言えば「夜遊び」。現地を早めに切り上げて朝帰りするのも有りでしょうな。
今回判明した事
・行きも帰りも高速道路の渋滞やSAの混雑は殆ど無し
・深夜に滑るので通常の滑りよりも防寒対策は必要
・現地での食事はセンターハウスのみ
・DJの前で踊っている人も・・・ここはクラブか!?
・仮眠所は直ぐに満室になると想定した方が良い
・駐車場で車中泊せざるを得ない人が多い
・ドライバーにとっては普通の滑り以上に疲労が激しくなる
その他、細かい問題点もありますが、何事も実行してみないと解らない事があります。
非日常的な雰囲気が味わえた「神立高原オールナイト営業」でした。