今年に入ってから5,000kmほどしか走っていなく、最近は月に3日程度しか稼動していない「ブレまる号」。走行するのも地元ばかりで、昔のように知らない町を訪ね周る事も殆んどなくなってしまっていた。
そんな折り、友人から「週末は温泉巡りしに行かないか?」とメールがあり、久しぶりにブレまる号を出す事にしました(普段は友人に車を出させる)。
お寝坊さんしたおかげで、群馬まで全て高速道路で移動し、やってきたのは「尻焼温泉」。ここは川底から源泉が湧き出す不思議な所で、すっかり観光地化しています。
川底から湧き出すと言っても、その源泉の勢いが凄いのか、結構熱い所もあります。適温の箇所に浸かりながら過ごしました。
その後は山一つ越えた所にある天下の名湯「草津温泉」に入りました。
金を払って入る温泉なので、本当にゆっくり出来ました。
そして、この後は群馬県内の温泉巡りを続ける予定でしたが、大幅に変更して俺が「長野県へ行くぞ!」と草津から志賀へ越えようと提案しました。友人もOKを出しました。最近の保守的な考えの俺から、10年前の活気漲る「ななまる」が還ってきました!
行けば新しい発見と感動が待っている。知らない町が俺を呼んでいる!そう考えていた、20前後の頃の俺。そんな気持ちが一瞬蘇ってきたのです。
草津と志賀高原を結ぶ渋峠は過去に2度ほど運転していますが、ナナマルを含めて自分のクルマで越えたことは無く、もちろん「ブレまる号」がこの雄大な峠を越えるのは初めてとなります。標高2,000m以上の所を走るのも初めて!
遠くアメリカからやってきて過去には秋田や佐渡島を見て周るも、最近のドライブ衰退で昼寝が続いていた「ブレまる号」も嬉しいのか、ビルシュタインで固めた足と相まって峠ドライブも絶好調でした。
ブレまる号にとって2度目の長野県入り!標高2,000mのいつもと違う空気を吸って元気を取り戻したいですね。
志賀高原エリアに入り早速温泉に入ります。
ここ「熊の湯」は硫化水素イオン型の硫黄泉で、美しいエメラルドグリーンの色をしています。とにかくお湯が最高!信州に来て良かった!!
その後軽く昼食を食べ、友人が乗っていないという長野電鉄の湯田中~須坂を友人は電車、俺はクルマで走り、須坂の駅で合流後に一気に高速道路で帰ってきました。
帰路の途中で「朝鮮飯店」に入り(北朝鮮料理が食べられると期待したが、韓国料理ばかりだった)、家に着いたのは21時でした。
総走行距離は600kmあまり!充実したドライブとなり、ブレまる号も喜んでいる事でしょう。