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ぼーしすと Sunny-Side-Up

帽子をつくる・えらぶ・かぶる・おくるetc.

帽子を楽しむ人たちはみんな“ぼーしすと”。

映画を死ぬほど観ている奴より さりげなく旅…

2007-03-03 00:09:01 | 
私、ラジオなりCDなりをウィスパーさせた状態で眠りにつくようにしております。
おやすみタイマーなんぞにはいたしません。流しっぱです。
CDの場合はエンドレスリピート再生にしております。
この場合、当然睡眠時専用に編集を施したブツであります。
斉藤和義くんとかフラワーカンパニーズには、ほっこりとした睡眠に入るのに適した曲がかなりあります。
あと、ナニワ・エキスプレスもいいですね。木管楽器の音がメロウで心地いいのです。

さていつぞやはラジオの夜でした。
無意識と意識の間でこの耳を撫でていたのは、ボズ・スキャッグスの渋い美声でありました。いわゆるAORですよ。
私、こんないいトシの大人になるよりずっと前、未成年のガキんちょの頃に、
要するにお酒よりも先にこういうオトナオトナした音を味わっては酔っておりました。
ある意味「中年高校生」ですな。

思春期ってオトナの真似事を何かしらしたくなるもんです。
それがヤンキーにとっては喫煙であり、ギャルにとってはお化粧であったりするんでしょうが、
まぁ私の場合はこっちに走ったっつーワケですな。
つか、今にして思うとそれらを聴くことで未知なる飲酒を疑似体験したかったのかしらん?
まぁ周りが尾崎豊だったりユニコーンだったりブルーハーツだったりしてた頃に、
ボズだったりボビー・コールドウェルだったりジャーメイン・ジャクソンだったりジェフリー・オズボーンだったりしてた、
ある意味耳年増なガキんちょだったワケです。大人ぶる大人ぶる、そんなことやってるうちに(以下省略)

とにかく、そんな自分にとってはAORは青春以前の、思春期のにおいがモワモワする、
ちょっとこの耳にはくすぐったい音なのであります。
お酒も飲まずに酔っ払っていたことへの自賛と自虐が時空を超えてやって来るのですな。キャー。
学生時代、好きな人(もち片道)んちに電話したら留守電のBGMがボズの“WE‘RE ALL ALONE”で、
ちょうどお互いこの曲好きだよねーって話してただけにいとも安直にいい意味に深読みして舞い上がった一瞬の出来事すら思い出しちまいましたよ。アホですな。

あ、でも社会人になって初めて行ったコンサートはこのボズ・スキャッグスでしたわ。
公演日直前に問い合わせたら、申し訳なさそうに「おひとりさまにしかご用意できかねるんですが…」と云われたなぁ。
おうおう、そりゃAOR=カップルでうっとり、みたいな等式が一般的な公式でしょうがよ、
望むところよ、こちとらおひとりさまなんじゃい!
フェスティバルホールの最後列から、アリンコのようなボズを拝んできましたよ。

はい、実際周りはカップルばっかでした。
そのあと、精一杯のミーハーとフレンドシップを装って、例の留守電の人に手紙を書いてみましたわよ。
元気~?私ついに念願叶って生でボズ聴いたよ!もちアノ曲も演ったよ~!
…秘かに願った「次の来日公演はソイツと!」という思いが遂げられることは、ございませんでしたことよ。はい。

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…ってナンでそんなひとり上手メモリーをリメンバーしてるのかと云うと、
傍らのTVで映画『ホリデイ』の試写会のお知らせと共に、
その『WE’RE ALL ALONE』が流れていたからなのでして。

でもボズの声じゃないんじゃないの…?誰だ?誰?(←飲酒中につき不確定)
でもそれでも、この曲を今私に聴かせるたぁ、こりゃ随分挑戦的な映画だわよねぇ!

要するに、導入部はキムタクと山口智子の「長い休暇(=ロング バケーション)」と同じ穴ってこと?
お休みが終わったら、しっかり「愛」ってお仕事に永久就職、っていう結論?
いや、わかんないけど。

いえね、最近車のCMでサイモン&ガーファンクルの「いとしのセシリア」がカバーされてるかと思えば、
ジョージ・ベンソンではなく鈴木雅之氏が「変わらぬ想い」とか歌ってらっしゃいますし、

要するにカバーばっかかい!!!

どうしても30代40代の購買層をソソろうと躍起になってる裏方さんの血眼が見えるようで、
若干冷めつつも、琴線弾かれる昨今なのであります。


あ、映画ですが、永久就職オチでないことを期待しつつ、観に行こうかな、と、ちょっと思いました。

そして「神戸駅」

2007-02-17 18:54:01 | 
久しぶりにココイチに来た。

店に入ったら聞き覚えのある歌声が…

そうそう、この一週間ようけ聞いたのよこの声、この音…

ガガガSP!


…松山での圭くんも、ココイチではないが同じ経験をしていたそうで。
いちどフラカンの曲を街で偶然に耳にしたいなぁ、とMCで語ってたのよね。

出来れば私なら、冬の喫茶店(←カフェ、と咄嗟に出てこないあたりが中年中学生)で
「あったかいコーヒー」を流して欲しいところです。


因みにココイチで流れてたのは「神戸駅」。
前田くんの帽子姿も勇ましくて、ぼーしすと的にはニンマリでした。

うどん・温泉・ロッキュンロール 温泉の章

2007-02-14 23:36:13 | 
さて今日は午後から半休!!!取ったった!!!
でも本当は四半休でも構わんかったんよね… ちょっと時間あるなぁ…

こうなったらお土産特急便の出動だな!
双海町までじゃこてんを求めて走った。

私は調達人の特権、揚げたて串刺しヴァージョンをいただく。
嗚呼っ、たまらないZE!

今朝見た朝の虹は、よくよく調べたら雨が降る前兆なんだって。
まさに「雨よ降れ」だったワケね。
平日の誰もいない雨の浜辺をフロントガラス越しに眺めつつ、
アツアツのじゃこてんを頬張る。

美味しい…幸せだ…今朝予感した「いいこと」、そのいち、だ!


さて明日職場で待ってくれているKちゃんとNちゃんの美味い顔も思い浮かべつつ、
いざ温泉の地松山へ!!
雨もあがった。
風に「お出掛けですか?」と挨拶されて、
「ええ、サロンキティまで!」と答える。

ちょっと早いけど、松山はそれなりに庭にしてるつもりの街。
帽子見て刺激もらおうと、古着屋に足を踏み入れる。
でもまだまだ秋冬ラインだなぁ…

と。

ひとりのメガネ青年が。

たたた!竹安くんであった。

こっそり、「これから聴きに行きますっ」と伝えてしまう。

おわわ、じゃこてんの旨さを突き抜けて、今日の「いいこと」暫定第一位だぁ!!


そして…現地到着、開場。
ギター側最前で隣に陣取った初対面の東京の人と、ギター談議。
そこは、エフェクターまで拝める絶好の場所。

「足さばきまで見られるよぉぉぉ」

もう登場を待つ段階で、心臓はばっくんどっくんである。

しかししかし、真のロッキュンロールならぬドッキュンロールは、
まだまだこの先に待ち受けていたのだ。

ジャングルの王者

2007-02-11 01:56:05 | 
かつて、重度の編物中毒だった頃の作品が、
先日タンスの奥から出てきた。

初めて挑戦したなんちゃってカウチン。

何でしょうこの図案。

モンキー、
バナナ、
そしてターザン…

「9010」…?


9010、イコール「グレート」!

…というワケで。

何を隠そう、初めて生フラカンを体感した衝撃が
このジャケットに編み込まれてるのであります。


なんじゃぁ~あのベース!
CD聴いただけでもオトロシかったのに、
なんたるインパクト、ドギモヲヌカレタヨ!!

この衝撃…、私の内に溜めておいたらエラいことになるで!!

…そう察するや否や、棒針両手に狂ったように指を動かしたものです。

そのとき対バンしてたオセロケッツが、
「実写版ターザン撮るなら絶対グレート兄やん」
…と力説していたものです。



いえ、今夜のMCでターザン説が再度フィーチャーされてたので、
思わず打っています。

つくづく私の創作意欲は音楽がらみなのであります。

今も昔も。

うどん・温泉・ロッキュンロール うどんの章

2007-02-11 00:37:22 | 
ずっと前から決めていた。
いや正確にはちょっと前かな。


四国横断単身ドライブ、本日決行!!

本日の宿場は高松。
道中のうどん店を事前調査して、綿密に計画。
一軒たまらん級の行列を目の当たりにして断念した店が。
そこいらじゅうに県外ナンバー、いや四国外ナンバーがうじゃうじゃしていた。
ここは隣県民の余裕を見せて、後ろ髪引かれながらもUターン。

コシを求めて廻ったんだけど、おかげで口中を2回噛みました、痛っ。

さて宿に到着。
予定よか早めに着いたので商店街を徘徊しよう~っと外出。
と。

表に駐車されているバンに、何気に目を止める。

はっっっ!!

これは紛れもなく…
フラカン号!!

おわわ~、今夜はアニキ達とひとつ屋根の下かぁ!!


なんかテンション上向きになって歩いてると、
やっぱり気になる帽子屋。

いわゆるオシャレ帽子屋で足が止まる。

お、創作意欲を掻き立てる帽子がたくさんある!

思わず長居。
しかし店員さんは温度低そうやった…

帽子談義に花も咲かず、
自分も帽子作るの好きってカミングアウトしてみたところで、
着用してたマイ帽子に触れられるでもなく、
温度差を痛感しつつ退散。

しかし私のテンションを下げるには到底到らず、

見とれよいつかワシの名前すら訊かんかった今日のことを後悔させてやるZE!!

…と密かに毒づいてみたりするのだった。

高松はハンチング男子が多し。

ちょい悪風や、やんちゃ風、いろいろ見かけた。


いったん宿に戻ってTシャツに着替え、いざメインイベント会場へ!

…と足を踏み入れた宿のエレベーターが途中階で止まり、乗り込んできた男子一名。


コ…コニタンや!!

なんちゅうサワヤカ兄さんなんや!
思わず「これから聴きに行きますっ」と云ってしまった。


旅は素敵。

非日常、是緊張且つ高潮。


会場ではギター側の最前列を確保、
こりゃ史上最高のロケーションかも。整理番号3番に感謝!


しかーし。やがて気付く。
手摺りって実はかなり動きを妨げるのよね、
そんなもん無くてもドブでダンス派なんだわ、たぶん私。

でもせっかくだから近すぎて正視できないギターの鬼も、
この際精一杯手元とSGの輪郭を凝視することにするのだ~!!


長らくの私のブランクのせいで、やっと初めて生で聴けた「東京タワー」。

こんなにカッコエエ曲やったんじゃね!!
泣けるだけじゃないんやよ、
めっさカッコイイんじゃけー!!

終演後、マエさんと物販コーナーで熱く握手。
着て行ったYOKOLOCOのTシャツに言及して下さったのに、
「YOKOLOCOでも四国廻って下さい」ととっさに口に出来ず軽く無念。


マエさんもハンチング美男子だ。

ハンチングにはうるさいぞ三十代!
若造もかまわんが、若造にはかなうまいよ!!
なめるんじゃねぇぞコンチクショ~!

ハンチングは甘くなはないんやで!!

年をとるってことは、
ハンチングが似合うようになるってことなんだZE!

蝉丸が大慌て

2006-12-28 22:30:56 | 
ところで、その「東京タワー」の歌詞には「坊主めくり」と「蝉丸」にしっかり註釈が記されている。
まぁ確かにそれほどポピュラーな存在ではなかろうなぁ、と思って、
「坊主めくり」について職場で何人かに調査してみた。

 50代男:なんじゃそれ
 50代男:やったことない
 30代女:そういう遊びがあるのは知ってるがルールまでは知らん
 30代女:何それ?
 20代女:同上

なんと全員未経験、見事に惨敗。
よっしゃ、坊主めくりマスターの私が今度教えてやろう!
…と云いたかったけど、箱ごと百人一首を持ち運ぶことを思うと躊躇。
ちょっと大仰だよね。

でも秘かに坊主めくり大使として水面下で活動してみようかな…と思っている。
新年会のときにでも、持っていってみよう。
蝉丸、あんたのことはおろか、坊主めくりすら知らない輩を、
とことん大慌てさせてやろうZE!!!

坊主丸めくり

2006-12-28 21:40:53 | 
子供の頃のお正月。たこあげ、はねつき、こままわし、とお楽しみはいろいろだが、
ナチュラルボーンインドア派の私は、もっぱらトランプとか、はさみ将棋や花札に興じていた。
その中でも単純でかつやたら躍起にさせてくれるのが「坊主めくり」だった。

百人一首の本来の用途などまるで意に介さず、出たー坊主!とか殿様セーフ!とか、
一枚めくるごとに大げさにリアクションして楽しんでいた。
持ち札は少ないほうが気が楽だ、と子供心に思った。
自分の前にたくさん札を積み上げても、坊主をひいたら全部パァになってしまう…
なんてヒヤヒヤするのは、精神衛生上よろしくない、と。


 「人生ってやつはまるで坊主めくりのようだね…」と唄う男がいる。
 そうそう。手に入るときは入って、失うときは失う。その繰り返しだよね。


トランプのようにポーカーフェイスの必要のないあけっぴろげなルール、
本来のカルタ取りと違って敏捷性も要らない、ただ単に時の運まかせに勝敗が決まる。
遊びつかれて寝転がった子供も、酔っ払ったおじちゃんも、一緒に遊べる。
片手でお菓子を食べながら、もう一方の手だけ使って遊べる。
改めて思うと、すごいゲームだなぁ。

さて、単純明快こそがこの遊びの醍醐味だと分かったので、短歌やら歌人やらの詳細なんて眼中には無い。
殿か姫か坊主か。それだけが問題だったのだ。
しかしそれだけの興味の範疇の中で、子供のツボを思いっきり刺激してくれたのが、曲者・蝉丸。

お殿さんじゃないのー?帽子かぶっとるー!ズルいー!反則や!!

解せなかった。一見殿様?実は坊主!ぱっと見で坊主って分からんやんか!!がっかりだよ!
最初に遭遇したときのブーイングは凄まじかった。坊主頭を隠した坊主。なんというインパクト。

その蝉丸の登場を今か今かと順次めくっていく。
満を持して蝉丸さんいらっしゃ~い。その瞬間のリアクションが、ゲームの目的になっていたような感もある。


 前述の男の唄は、こうも続く。
 「…殿様だと思って安心していたら蝉丸 大慌て」


そうそう、やっぱりそこに言及しちゃうよねー!
つか、しかし、それを歌にする発想はなかなか凡人にはないと思う。
恐るべし鈴木圭介。天晴れだフラワーカンパニーズ。「東京タワー」より。


しみじみ聴いていたら、修学旅行以来△▽年振りに、東京タワーに登ってみたくなった。
あの日以来、東京タワーには軽いトラウマがある(←それはまた、別の、話:@森本レオ)。
克服しに行くかー!待っとれよ東京タワー!


それにしても蝉丸。
当初の悪いイメージも薄れいつの間にか愛着も湧いて、そのうちになんというか名誉の負傷みたいな、
ほかの坊主の場合よりちょっとオイシイ感情でもって、場に持ち札を差し出していたな。

憎めないのがニクいのだ。カブりもの坊主め。
来年早々に蝉丸モデルの帽子でも作ってみっか(爆)…ってどんなんだよ!

ロックとメガネと男と女

2006-12-26 21:40:30 | 
この4つが揃ってカッコよくないワケがないと思う。

久々にタワレコに行ったら現物を見つけてしまったので
捕獲して参りました、

 うつみようこ&YOKOLOCO BAND 「ROCKABILITY」。


正直なところ、この姉御のことはよく知らなかった。

過去に在籍していたメスカリンドライヴも、ソウルフラワーユニオンも、
名前こそ知ってても、「音」は聴いてなかった。

しかーし、現在バックにフラカンのベースとギターを従えておると聞くと、
食指も動こうってもんである。

で、店頭でこんなジャケット見せられたら、そら我慢できんわな。

黄色い袋を振りふり駐車場へ。もう夜、外は小雨。
いかん、エンジンかける前にCD突っ込もうとして。フライングだ。

さて聴こえてきました。

ぶぉぉぉぉおおおおお!!!!

か、か、か、かっこぇぇぇぇええええ!!!!


女が惚れる女声!

して、それに絶妙に絡まっていく男達の音、音、音、音。

揺さぶられていく… 目の前のワイパーの動きが妖しくも見えてくる…

飲酒こそしていなくても、雨の夜の運転席でこの音を聴いてるその状況に、
酔わされて酔っ払ってしまいそうで、パトカーよ来るな!と余力で念じる。


…で、いまは心置きなく聴いて酔っている机の前。
このままエンドレスで朝まで酔い続けるのもヤバいので、
そろそろひとまず入浴と。


あ、表題の4つに更に「酒」が加わるともう最強だな。

発券の女

2006-12-24 18:44:02 | 
メリー栗きんとん!!

鬼が笑うとビビりつつも、来年のハナシ。


某ライブのチケットを発券してもらいに行きましたら。

さささ、3番!

整理番号3番!

いや、ほかにもっと優先的に入れるひとは沢山いてるんですが、
まぁ視覚的にめっちゃテンション上がりますやんかぁ!

ひとりニヤリどころか、ガハハスペシャルなのだ。


とはいえ、M-1が始まったのでひとまず送信~♪

マタオクリマショウ