(2014年5月17日追記:まりねの項に《強者の風格》についての注記を加えました。)
「全国自信がないからCPU戦ばかりやっているけれど、そのCPUにすら勝てなくて困っている」
という人は結構多いと思います。
特に「Re:BIRTH」から始めた人はまだデッキ構築やプレイングに慣れておらず、
CPU相手でも戸惑ってしまうことが多い筈。
そこで今回は「CPU戦」に出てくる各キャラクターの特徴と対策について、
色々書いてゆくことにします。
これを読めばCPU相手に為す術なく倒されることも減って、
プレイにささやかな自信が付くことでしょう。
◎基本事項
CPUのデッキには1.2のカードは含まれておらず、
1.1までのカードで構成されています。
特に各種魔導書や1コス援軍は多くのデッキで採用されており、
デッキの安定度は意外と高いです。
CPUはこちらがBPで勝っているときはアタックやブロックをしない傾向にあり、
ライフ4以上の時はチャンプブロックも余りしてきません。
このBPの評価は能力を無視して単純に戦闘前のBPで比較しているため、
「トリガー空で《キャットムル》が殴ってきて、《クマティーナ》で返り討ちになる」
といったこともしばしばです。
ひどい時には相手が負け確のアタックを連続して行って自滅するという、
所謂「バンザイアタック」が発生することもあります。
こういった「事故」もありますが、
アタックしてきた時には大抵何がしかのトリガーやインターセプトを持っていることが多いです。
光平の《コンビネーションアタック》、時矢の《ソウルリーパー》などは要注意です。
尚、JOKERは全て初期アビリティが設定されています。
特に仁・軍司の効果は即効性が高く、
対策が無いとそれだけで場が壊滅する危険があります。
デッキ構築の際にはその辺りにも気をつけたいところです。
◎緋神 仁
デッキ:赤単侍メイン、タッチ《心眼のナギ》
主なユニット:《烈火の侍》《クラブドーザー》《不知火伍式》
主な進化:《ベヒーモスドラゴン》《アークドラゴン》
主なトリガー・インターセプト:《ダインスレイフ》《悪の覚醒》《アーマーブレイク》
強さ:★★★★★
全体的にBP6000台が多く、
5000台のユニットがメインだと非常に攻撃を止めづらいです。
《不可侵防壁》の様な「パンプ」を構えていても《ダインスレイフ》で割られたり《悪の覚醒》で突破されたりで、
思わぬ損害を受けることがあります。
《心眼のナギ》は余り使ってきませんが、
気がついたら《烈火》《不知火》《ナギ》《ベヒーモス》といった場になって、
「殴れない、守りきれない」といった「詰み」状態になることも。
青系なら《ムーンセイヴァー》などの「報復」系カードがよく効くので、
多少は楽に戦えます。
一方黄系だと《烈火の侍》のお陰で《ジャンプー》や《湖畔のアリエ》が腐りやすく、
《戦神・毘沙門》の様なリセットが無いと厳しい感じです。
あとは相手のアタックの返しにパンプを抱えて強引にライフを詰め、
「チャンプブロックせざるを得ない」状況に追い込むことも時には大事です。
◎御巫 綾花
デッキ:赤黄精霊メイン
主なユニット:《湖畔のアリエ》《フィフティニー》《バルキリークララ》
主な進化:《魔槍のリリム》《九尾の妖狐》
主なトリガー・インターセプト:《ライトシールド》《ヴァンパイアアイ》《英雄の剣》
強さ:★★
《シルフの騎士》や《フィフティニー》で守りを固めつつ、
《バルキリークララ》《九尾の妖狐》でライフを詰めるというのが基本的な動きです。
地味にトリガー破壊も何枚か積まれていて、
《クララ》が通って《ヴァンパイアアイ》で割られる、
といった事態もしばしばあります。
《クララ》は厄介といえば厄介ですが結局はBP3000のユニット。
《アーマーブレイク》などの火力で焼き払うこともできますし、
こちらがライフを詰めていけば、
相手も《クララ》をチャンプブロックに回さざるを得ない状況に追い込めます。
寧ろ《ライトシールド》《英雄の剣》による「返り討ち」に警戒したいところです。
綾花に限りませんが、デッキに黄が含まれている相手と戦うときは、
《湖畔のアリエ》《タイタンの鉄鎖》などの「タッパー」に要注意です。
特にスターターだと3~4コストのユニットが多く入っていて展開が遅れやすいので、
そこをタッパーで潰されて一気にライフを詰められることがあります。
タッパーを意識してある程度ブロッカーを残す、
あるいは《逆転の大竜巻》《烈火の侍》などのタッパー対策を積んでおくと、
多少は戦いやすくなるでしょう。
◎星 光平
デッキ:黄単天使メイン
主なユニット:《ルインガーディアン》《聖天使ニケ》《ラグエル》
主な進化:《雷龍》《大天使ミカエル》
主なトリガー・インターセプト:《コンビネーションアタック》《タイタンの鉄鎖》《類まれなる指揮者》
強さ:★
光平と戦うときに気をつけたいのは《コンビネーションアタック》を付けてのアタック。
何の気なしにブロックしたらBPが4000増えて思わぬ損害を受けることがあります。
無色カードを挿しての不自然なアタックを見たら要注意です。
勿論黄を使うということで、
タッパーは当然使ってきます。
《類まれなる指揮者》や、時には《ハッピーキャット》も使ってくることもあり、
気づいたら横に並んでいた《ニケ》と合わせて5点、
といった事態も起こりえます。
これに関しては「アタックしてからユニットを展開する」といったプレイで多少ケア出来るので、
普段から心がけておくと良いでしょう。
他のキャラに比べると、何故か「バンザイアタック」に陥ることが多く、
特に《大天使ミカエル》を出した後によく起こります。
その意味では楽なキャラといえるかも知れません。
◎鈴森 まりね
デッキ:黄緑珍獣メイン
主なユニット:《ポメの富士》《湖畔のアリエ》《ジャンプー》
主な進化:《九尾の妖狐》《S・レックス》
主なトリガー・インターセプト:《威嚇のオーラ》《追い風》《強者の風格》
強さ:★★
一見すると珍獣ファンデッキの様に思えてしまいますが、
主な使用カードからも分かる通り「黄除去」が山盛りです。
スターターだと《ギカマムート》や《ベヒーモスドラゴン》が手札に溜まって、
展開がもっさりしたところに《ジャンプー》や《アリエ》が刺さって殴りきられてしまう、
といったことも多いでしょう。
序盤は小型のユニットが並ぶことが多いので、
BP差で有利なうちにライフを詰めてゆくと戦いやすくなるでしょう。
但し《強者の風格》があるので、
ライフ3以下かつ無色カードが刺さっている時は要注意です。
また《追い風》経由で3~4ターン目に《S・レックス》を出してくることもあり、
一度止め損ねると毎ターン大量ドローされて相当に戸惑います。
ただCPUは手札を使い切ってターンを返すことは少ないため、
そこまで脅威にはならない感じです。
BP負けしないように対処できる手段を用意したいところです。
◎山城 軍司
デッキ:緑単パンプビート
主なユニット:《アントワネット》《キャットムル》《ギガマムート》
主な進化:《バルバトス》《ジャンヌダルク》
主なトリガー・インターセプト:《ロデオドライヴ》《不可侵防壁》《ナチュラルフルーツ》
強さ:★★★★
軍司で一番警戒したいのはやはりJOKERの《マッシヴサージ》。
《ギガマムート》や《ジャンヌダルク》を含んだ5体が並んだ状態で撃たれると、
それだけで詰むこともあります。
幸いにもユニット展開より先にJOKERを撃つ癖があるので、
除去を撃ったりこちらに有利な戦闘に持ち込むなどして頭数を減らし、
例えば《ハッパロイド》1体だけの状態にしてターンを返すと被害を抑えられます。
兎に角万全な状態でJOKERを撃たせないことが大事です。
地味に《戦友との約束》が仕込まれているので、
終盤1ターンを争う状況ではこれが致命傷となることも。
無色のカードが刺さっているときは、相手のCPも確認するようにしましょう。
◎京極院 沙夜
デッキ:青単除去コントロール
主なユニット:《ミイラくん》《ヘカテー》《デスクラウン》《ガシャドクロ》
主な進化:《堕天馬アルゲニブ》
主なトリガー・インターセプト:《ダーク・アーマー》《ムーンセイヴァー》《エクトプラズム》
強さ:★★★
青の代表的な除去が山盛りされていて、
戦い慣れていないと意外と苦戦します。
青単ということでユニットのBPは低めですが《ダーク・アーマー》がある為、
戦闘でも気が抜けません。
意外と厄介なのが《ヘカテー》で、
放置しておくとこちらのユニットのレベルを片端から上げられた上に、
《デスクラウン》《バフォメット》《ムーンセイヴァー》などで場を一掃されかねません。
除去が揃ったデッキならば《ヘカテー》は真先に落としておきたいところです。
たまに《ダークネス》や《解呪》を使ってくることもあり、
特にライフ2から《解呪》で殺された時には泣きたくなること請け合いです。
総じて相手のCPとトリガーゾーンの確認が重要な相手といえます。
◎黒野 時矢
デッキ:赤青悪魔+ハンデス+トリガー破壊
主なユニット:《黒ずきんちゃん》《ヘルハウンド》《総督者ネビロス》
主な進化:《魔槍のリリム》
主なトリガー・インターセプト:《チェックメイト》《威圧》《ミスチーフ》《ソウルリーパー》
強さ:★★★★★
《ミイラくん》《黒ずきんちゃん》《迷子》などの手札破壊(ハンデス)要員が充実していて、
非常に戦いづらい相手です。
ハンデスを嫌がってトリガーゾーンにカードを挿すと、
今度は《ヘルハウンド》や《総督者ネビロス》が割りにくるという二段構えの構成で、
気が付くとどんどんジリ貧になっていきます。
《ネビロス》以外にこれといった大型ユニットは少なく、
その《ネビロス》も周りに悪魔がいないと縮んでしまうので、
BPで押される展開はあまりありません。
《威圧》も《ヘルハウンド》でブロックした時に使うなどの「空打ち」が多く、
万全の体勢で撃たれることは少ないです。
BP高めの「壁」要員をうまく維持して、
守りながら攻める感じで行くと良いでしょう。
除去は沙夜ほど特化しておらず、
《ソウルリーパー》や《ミスチーフ》など尖った性能のものが多めです。
CPを残して強引にアタックしてきた時は《ソウルリーパー》を警戒し、
そうでない場合は《チェックメイト》警戒でブロックに行く、
といった感じで戦うのが良いでしょう。
◎まとめ
CPUのデッキの中で特に強いといえるのは仁と時矢。
この2人はぶん回られると素で負けることも多いので、
それを理由に「CPUにすら勝てなかった」と自分を責めすぎないようにしたいところです。
こうしてプレイを重ねてゆくと、
「《ギガマムート》+《ナチュラルフルーツ》は軍司や仁には強いけど、黄色使ってくるデッキには今ひとつだなあ」
「《ヘカテー》がいると《ベヒーモスドラゴン》を出しても返しに除去されることが多いから、
何とかしてどかせる手段が欲しい」
など、色々な「気付き」があることでしょう。
これを活かしてデッキ強化やプレイングの改善を進めていけば、
次第に「全国」へ出る自信も付くのではないでしょうか。
CPU戦についての話については以上となります。
この記事が新規プレイヤーのスキル向上と自信アップに繋がれば幸いです。
「全国自信がないからCPU戦ばかりやっているけれど、そのCPUにすら勝てなくて困っている」
という人は結構多いと思います。
特に「Re:BIRTH」から始めた人はまだデッキ構築やプレイングに慣れておらず、
CPU相手でも戸惑ってしまうことが多い筈。
そこで今回は「CPU戦」に出てくる各キャラクターの特徴と対策について、
色々書いてゆくことにします。
これを読めばCPU相手に為す術なく倒されることも減って、
プレイにささやかな自信が付くことでしょう。
◎基本事項
CPUのデッキには1.2のカードは含まれておらず、
1.1までのカードで構成されています。
特に各種魔導書や1コス援軍は多くのデッキで採用されており、
デッキの安定度は意外と高いです。
CPUはこちらがBPで勝っているときはアタックやブロックをしない傾向にあり、
ライフ4以上の時はチャンプブロックも余りしてきません。
このBPの評価は能力を無視して単純に戦闘前のBPで比較しているため、
「トリガー空で《キャットムル》が殴ってきて、《クマティーナ》で返り討ちになる」
といったこともしばしばです。
ひどい時には相手が負け確のアタックを連続して行って自滅するという、
所謂「バンザイアタック」が発生することもあります。
こういった「事故」もありますが、
アタックしてきた時には大抵何がしかのトリガーやインターセプトを持っていることが多いです。
光平の《コンビネーションアタック》、時矢の《ソウルリーパー》などは要注意です。
尚、JOKERは全て初期アビリティが設定されています。
特に仁・軍司の効果は即効性が高く、
対策が無いとそれだけで場が壊滅する危険があります。
デッキ構築の際にはその辺りにも気をつけたいところです。
◎緋神 仁
デッキ:赤単侍メイン、タッチ《心眼のナギ》
主なユニット:《烈火の侍》《クラブドーザー》《不知火伍式》
主な進化:《ベヒーモスドラゴン》《アークドラゴン》
主なトリガー・インターセプト:《ダインスレイフ》《悪の覚醒》《アーマーブレイク》
強さ:★★★★★
全体的にBP6000台が多く、
5000台のユニットがメインだと非常に攻撃を止めづらいです。
《不可侵防壁》の様な「パンプ」を構えていても《ダインスレイフ》で割られたり《悪の覚醒》で突破されたりで、
思わぬ損害を受けることがあります。
《心眼のナギ》は余り使ってきませんが、
気がついたら《烈火》《不知火》《ナギ》《ベヒーモス》といった場になって、
「殴れない、守りきれない」といった「詰み」状態になることも。
青系なら《ムーンセイヴァー》などの「報復」系カードがよく効くので、
多少は楽に戦えます。
一方黄系だと《烈火の侍》のお陰で《ジャンプー》や《湖畔のアリエ》が腐りやすく、
《戦神・毘沙門》の様なリセットが無いと厳しい感じです。
あとは相手のアタックの返しにパンプを抱えて強引にライフを詰め、
「チャンプブロックせざるを得ない」状況に追い込むことも時には大事です。
◎御巫 綾花
デッキ:赤黄精霊メイン
主なユニット:《湖畔のアリエ》《フィフティニー》《バルキリークララ》
主な進化:《魔槍のリリム》《九尾の妖狐》
主なトリガー・インターセプト:《ライトシールド》《ヴァンパイアアイ》《英雄の剣》
強さ:★★
《シルフの騎士》や《フィフティニー》で守りを固めつつ、
《バルキリークララ》《九尾の妖狐》でライフを詰めるというのが基本的な動きです。
地味にトリガー破壊も何枚か積まれていて、
《クララ》が通って《ヴァンパイアアイ》で割られる、
といった事態もしばしばあります。
《クララ》は厄介といえば厄介ですが結局はBP3000のユニット。
《アーマーブレイク》などの火力で焼き払うこともできますし、
こちらがライフを詰めていけば、
相手も《クララ》をチャンプブロックに回さざるを得ない状況に追い込めます。
寧ろ《ライトシールド》《英雄の剣》による「返り討ち」に警戒したいところです。
綾花に限りませんが、デッキに黄が含まれている相手と戦うときは、
《湖畔のアリエ》《タイタンの鉄鎖》などの「タッパー」に要注意です。
特にスターターだと3~4コストのユニットが多く入っていて展開が遅れやすいので、
そこをタッパーで潰されて一気にライフを詰められることがあります。
タッパーを意識してある程度ブロッカーを残す、
あるいは《逆転の大竜巻》《烈火の侍》などのタッパー対策を積んでおくと、
多少は戦いやすくなるでしょう。
◎星 光平
デッキ:黄単天使メイン
主なユニット:《ルインガーディアン》《聖天使ニケ》《ラグエル》
主な進化:《雷龍》《大天使ミカエル》
主なトリガー・インターセプト:《コンビネーションアタック》《タイタンの鉄鎖》《類まれなる指揮者》
強さ:★
光平と戦うときに気をつけたいのは《コンビネーションアタック》を付けてのアタック。
何の気なしにブロックしたらBPが4000増えて思わぬ損害を受けることがあります。
無色カードを挿しての不自然なアタックを見たら要注意です。
勿論黄を使うということで、
タッパーは当然使ってきます。
《類まれなる指揮者》や、時には《ハッピーキャット》も使ってくることもあり、
気づいたら横に並んでいた《ニケ》と合わせて5点、
といった事態も起こりえます。
これに関しては「アタックしてからユニットを展開する」といったプレイで多少ケア出来るので、
普段から心がけておくと良いでしょう。
他のキャラに比べると、何故か「バンザイアタック」に陥ることが多く、
特に《大天使ミカエル》を出した後によく起こります。
その意味では楽なキャラといえるかも知れません。
◎鈴森 まりね
デッキ:黄緑珍獣メイン
主なユニット:《ポメの富士》《湖畔のアリエ》《ジャンプー》
主な進化:《九尾の妖狐》《S・レックス》
主なトリガー・インターセプト:《威嚇のオーラ》《追い風》《強者の風格》
強さ:★★
一見すると珍獣ファンデッキの様に思えてしまいますが、
主な使用カードからも分かる通り「黄除去」が山盛りです。
スターターだと《ギカマムート》や《ベヒーモスドラゴン》が手札に溜まって、
展開がもっさりしたところに《ジャンプー》や《アリエ》が刺さって殴りきられてしまう、
といったことも多いでしょう。
序盤は小型のユニットが並ぶことが多いので、
BP差で有利なうちにライフを詰めてゆくと戦いやすくなるでしょう。
但し《強者の風格》があるので、
ライフ3以下かつ無色カードが刺さっている時は要注意です。
また《追い風》経由で3~4ターン目に《S・レックス》を出してくることもあり、
一度止め損ねると毎ターン大量ドローされて相当に戸惑います。
ただCPUは手札を使い切ってターンを返すことは少ないため、
そこまで脅威にはならない感じです。
BP負けしないように対処できる手段を用意したいところです。
◎山城 軍司
デッキ:緑単パンプビート
主なユニット:《アントワネット》《キャットムル》《ギガマムート》
主な進化:《バルバトス》《ジャンヌダルク》
主なトリガー・インターセプト:《ロデオドライヴ》《不可侵防壁》《ナチュラルフルーツ》
強さ:★★★★
軍司で一番警戒したいのはやはりJOKERの《マッシヴサージ》。
《ギガマムート》や《ジャンヌダルク》を含んだ5体が並んだ状態で撃たれると、
それだけで詰むこともあります。
幸いにもユニット展開より先にJOKERを撃つ癖があるので、
除去を撃ったりこちらに有利な戦闘に持ち込むなどして頭数を減らし、
例えば《ハッパロイド》1体だけの状態にしてターンを返すと被害を抑えられます。
兎に角万全な状態でJOKERを撃たせないことが大事です。
地味に《戦友との約束》が仕込まれているので、
終盤1ターンを争う状況ではこれが致命傷となることも。
無色のカードが刺さっているときは、相手のCPも確認するようにしましょう。
◎京極院 沙夜
デッキ:青単除去コントロール
主なユニット:《ミイラくん》《ヘカテー》《デスクラウン》《ガシャドクロ》
主な進化:《堕天馬アルゲニブ》
主なトリガー・インターセプト:《ダーク・アーマー》《ムーンセイヴァー》《エクトプラズム》
強さ:★★★
青の代表的な除去が山盛りされていて、
戦い慣れていないと意外と苦戦します。
青単ということでユニットのBPは低めですが《ダーク・アーマー》がある為、
戦闘でも気が抜けません。
意外と厄介なのが《ヘカテー》で、
放置しておくとこちらのユニットのレベルを片端から上げられた上に、
《デスクラウン》《バフォメット》《ムーンセイヴァー》などで場を一掃されかねません。
除去が揃ったデッキならば《ヘカテー》は真先に落としておきたいところです。
たまに《ダークネス》や《解呪》を使ってくることもあり、
特にライフ2から《解呪》で殺された時には泣きたくなること請け合いです。
総じて相手のCPとトリガーゾーンの確認が重要な相手といえます。
◎黒野 時矢
デッキ:赤青悪魔+ハンデス+トリガー破壊
主なユニット:《黒ずきんちゃん》《ヘルハウンド》《総督者ネビロス》
主な進化:《魔槍のリリム》
主なトリガー・インターセプト:《チェックメイト》《威圧》《ミスチーフ》《ソウルリーパー》
強さ:★★★★★
《ミイラくん》《黒ずきんちゃん》《迷子》などの手札破壊(ハンデス)要員が充実していて、
非常に戦いづらい相手です。
ハンデスを嫌がってトリガーゾーンにカードを挿すと、
今度は《ヘルハウンド》や《総督者ネビロス》が割りにくるという二段構えの構成で、
気が付くとどんどんジリ貧になっていきます。
《ネビロス》以外にこれといった大型ユニットは少なく、
その《ネビロス》も周りに悪魔がいないと縮んでしまうので、
BPで押される展開はあまりありません。
《威圧》も《ヘルハウンド》でブロックした時に使うなどの「空打ち」が多く、
万全の体勢で撃たれることは少ないです。
BP高めの「壁」要員をうまく維持して、
守りながら攻める感じで行くと良いでしょう。
除去は沙夜ほど特化しておらず、
《ソウルリーパー》や《ミスチーフ》など尖った性能のものが多めです。
CPを残して強引にアタックしてきた時は《ソウルリーパー》を警戒し、
そうでない場合は《チェックメイト》警戒でブロックに行く、
といった感じで戦うのが良いでしょう。
◎まとめ
CPUのデッキの中で特に強いといえるのは仁と時矢。
この2人はぶん回られると素で負けることも多いので、
それを理由に「CPUにすら勝てなかった」と自分を責めすぎないようにしたいところです。
こうしてプレイを重ねてゆくと、
「《ギガマムート》+《ナチュラルフルーツ》は軍司や仁には強いけど、黄色使ってくるデッキには今ひとつだなあ」
「《ヘカテー》がいると《ベヒーモスドラゴン》を出しても返しに除去されることが多いから、
何とかしてどかせる手段が欲しい」
など、色々な「気付き」があることでしょう。
これを活かしてデッキ強化やプレイングの改善を進めていけば、
次第に「全国」へ出る自信も付くのではないでしょうか。
CPU戦についての話については以上となります。
この記事が新規プレイヤーのスキル向上と自信アップに繋がれば幸いです。
確か光平はヤシオノトクリも入ってた筈。序盤に能力の対象が無いまま仕方なく出すパターン多いけど。
確かにぶん回られるとCPUでも非常に厄介です。
本記事でも★1つにした光平も、
気づいたらニケが3体並んだ上にJOKERも溜まっていて、
かなりうろたえた覚えがあります。
《ハッピーキャット》や《類まれなる指揮者》のお陰でアタッカーやブロッカーが足りなくてピンチ、
ということも多く、
まあそういった「事故」も楽しむべきなのかも知れません。
あとネタとして候補に上がっているのが、
「チュートリアル実践編の4ターンキル」です。
普通にやると5~6ターンかかるのですが、
あるパターンを使うと4ターンでちゃんと決着がつくというものです。
この辺りについては気が向いたらという感じです。