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転生の宴

アヴァロンの鍵対戦会「一番槍選手権」を主催するNishiのブログ。最近はDIVAとDBACのプレイが多めです。

千葉ラッキー第1回大会レポート(その2: 予選一気書き編)

2007-12-20 01:29:38 | 大会
昨日は夜から吉祥寺入り。
エミュレータではボスコニアン(新バージョン)をプレイ。
序盤は割りと順調だったのですが、
面が進むとなかなかノーミスではクリアさせてはくれず、
結局20面台後半で終了。
久々にやった割にはまずまずの結果といえそうです。

そんな訳で延び延びになっていた千葉ラッキーの、
第1回大会レポートに入ります。
今回は残りの予選3試合を一気に公開です。

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予選1回戦(アンジェリカ、カサンドラ《べっきー》、渡瀬川初音《ミフミ》、ARK)

おなじみ「ミスター戦人」ARKにべっきー、ミフミと強豪揃いのブロック。
果たして抜け出すのは誰か。

<<<試合開始>>>
マップは太陽の庭園(夕方)、南東スタートとなった。
天女の無い開幕、鍵を取ったのはARK。
そんな中ミフミは黒の王+手札赤1緑2で祠待ちを敢行。
残りの2人は祠横という立ち上がりとなった。

ARKはやや事故り気味ながらも、
スケールイータを駆使して無支援チャリオで祠に突撃。
対するミフミはアマゾーネで切り返すが即死は発動せず。
ARKが手札に緑を残してまず祠を1つを獲得した。

このARKに攻め込んだのは祠横にいた2人。
1番手のべっきーはラフリア(冬)+心眼で侵略。
対するARKは支援を使わず鍵はべっきーに。

ミフミが祠を空けていたことで祠へ行きたいところだが、
べっきーはここで痛恨の白事故。
取り敢えず手札を処理して黄2白2とするものの1歩も動くことができない。

この機を逃さず3人全員が攻め込むが、
1番を取ったのは直前の戦闘で2番手だったアンジェリカ。
千年の王+弱体化の霧で攻めるが――べっきーの支援は縛りの呪い。
2番手のミフミはピアス+威圧のオーラという豪快な攻め。
べっきーは黒の称号で悪あがきするが、単に戦闘シーンを延ばしただけだった。

漸くホルダーになったミフミはそのまま祠1つを獲得。
ラフリア(春)+手札青でチェイサーを迎え撃つ。

このミフミに攻め込んだのはARKとアンジェリカの2人。
1番手のARKは必殺のアサシン+アンデッドソード。
手札が青しか無いミフミに、
これを防ぐ手段は皆無だった。
ちなみに先ほどのオーバーキルでライフが2となってしまったカサンドラは、
ここでライフアウトとなり、戦線から脱落となった。

残り5分の表示の中、
ARKは手札に白2枚あるやや厳しめの手札をうまく処理して祠に到達。
必殺のチャリオは置けなかったがストラグラー+白でプレッシャーを与える。
ここでマップは朝に変化。

このARKに2位の枠を巡って3人全員が攻め込む。
1番手アンジェリカはストラグラー+トットー。
対するARKは聖騎士の紋章での切り返しを試みるが、
やはり確率勝負はアンジェリカに分があった。

漸くホルダーになったアンジェリカだが、
肝心なところで動く手段が無い。
海賊旗を発動させルーン配置で止まってしまうが、
ジグラで歩いたお陰で手札は赤1緑2に。

止まった位置が悪かったのか、
手札3枚+海賊旗に威圧されたか、
それとも勝負を確定させるための時間稼ぎか、
このホルダーには誰も攻め込んでこない。
ARKはチャリオ+赤で祠待ちを試みるが、
1位を確定させるための時間稼ぎであるのは明白だ。

結局ここでで試合終了となり、
祠2つのARKが1位、2位は祠1つのミフミとなった。
ホルダーになった際に動けなかった2人が予選落ち、
祠へ行けた2人が通過という、
「アヴァロンは移動が大事」という事実を証明する結果となった。

<<<試合終了>>>

予選2回戦(ミラ(稀少種)《MIRA》、クー、エロ代表《みや》、マーロ《CPU》)

ブロックの関係でCPUの混じったこの試合。
この中での注目株はやはり「赤い悪魔」バルキリー燕の使い手クー。
個性派デッキビルダーMIRAの動向にも注目だ。

<<<試合開始>>>

マップは図書館(朝)、スタート地点は東。
唯一天女を唱えたクーが鍵を取り、
他は祠横という展開。
そんな中みやが不審な行動を始める。
それがどんな行動なのかは、
これから明かとなる。

ホルダーとなったクーは特に何事も無く祠へ到達。
ピノ+白2でチェイサーを迎え撃つ。

このホルダーに3人全員が攻め込む。
1番手MIRAはダゴナイト+悪夢の戦いと勝利を確信する。
しかしその確信はあっさりと突き崩されるのだった――クーの支援、心眼。

2番手みやの侵略は「緑の破壊神」チャイレン――そう、不審な行動とは珍獣による配置ブーストだったのだ。
支援無しの破壊神に対してクーが取った行動は――支援、威圧のオーラ。

難なくホルダーとなったみやはそのまま祠へ。
手札は赤、配置は――勿論チャイレンだ。

このチャイレンにはさすがに誰も攻め込まず、
CPUがチャロの配置狩りに出るのみ。
CPUのカミーラ+脆弱の沼に対し、みやの使った支援はクマゴロウ。

配置数は減ったがともあれホルダーを維持したみや。
祠にはMIRAがジラオーカー+黄2赤1白1で待ち構えているが臆せず攻め込む。
MIRAは支援心眼で抵抗するが――みやのチャイレン+亡者の盾を前にしては、
死期を遅らせることすらできなかった。

これで祠2つとなり手札も黄青としたみや。
最早彼を阻めるものはいない――かに思われた。
しかしここで祠横のクーが動く。
まずは断罪の矢、そして侵略。
現れたモンスターに、会場がどよめく――天使長クリオラ。
支援AIによる先制付きの消滅攻撃の前に、
無敵と思われた緑の機動要塞は、光と化した。

会場の興奮も未だ醒めずという中、
クーも祠2つ目を取って追いつく。
配置はラフリア(冬)だが手札にポッコロでCPUから奪った白支援を加え、
チェイサー達にプレッシャーを与える。

この時点で予選落ちがほぼ確定となったMIRAだが、
ゲームを捨てるわけにはいかず戦闘1番でクーに挑む。
無支援ナイトキャットという心細い攻めだったが、
クーの支援は背水の陣。

せめて1つは祠を取りたいMIRA。
しかし肝心なところで移動事故を起こしてしまい、
ウォーフォーク+緑で立ち往生してしまう。

最後までチャンスに恵まれなかったMIRAに、
止めの一撃とばかりにクーが攻め込む。
侵略前に手札が3枚消えたクーを見て、
MIRAは撤収の準備を始めた。

消滅攻撃付きクリオラでクーが鍵を奪ったところで試合終了。
戦闘回数の差でクーが1位、みやが2位となった。

「所詮はファンデッキ止まり」と思われていたクリオラデッキで、
見事結果を残したクー。
今回の(そして今後の)大会シーンの台風の目になることは間違い無い。

<<<試合終了>>>

予選4回戦(ゼロ、おのっち、アイシャ《カルム》、綾音《CPU》)

ここも参加人数の都合でCPU混じりとなったブロック。
しかし「ポイスパの偉い人」ゼロに劇的復活を遂げた「レジェンドプレイヤー」おのっち、
そして「カルムデッキ」とデッキ名に名前を残すカルム、
と強豪が潰しあう激戦区となった。

<<<試合開始>>>

マップは試練の塔(朝)、スタート地点は南東となった。
天女を唱えて鍵取りを決めるカルムに対し、
おのっちは祠横で待機、
ゼロは先回りもできずに立ち往生と明暗の分かれる立ち上がりとなった。

ホルダーになったカルムは空の祠に現世を配置してまずは祠1つ目。
手札青1枚でチェイサーの動きを待つ。

次のターン、戦闘1番を取ったのはおのっち。
おのっちといえば「審判の石像」なのだが――何と侵略はチャイレン+亡者の盾。
これでカルムの支援トットーを粉砕し、鍵を手に入れる。

おのっちが石像ではなくチャイレンを使ってきた、
という時点で非常に驚きだが、
やはりここは彼なりの策があってのことだろう。
ともあれ祠にチャイレン配置+手札赤白という状態で迎撃体勢を迎える。

とはいえ試合はまだ序盤戦。
チャイレンといえども配置数の少ないうちなら対処可能ということで、
祠横のゼロが1番で攻め込む。
侵略はストラグラー+心眼、対するおのっちはクマゴロウで抵抗するが、
やはり配置数が少ない状態では侵略側に分があった。

序盤の出遅れを取り戻したいゼロ。
しかし祠にはカルムのナイトキャットが手札白3で待ち構えている。
これに対してゼロはナイトキャットで侵略。
使う支援は、かつて津田沼の大会で彼を優勝に導いたSR――道化師の呪いだ。
これに対してカルムが選んだ支援は――硬気功。

これで祠1つ目を取ったゼロだが手札を使い切ってしまう。
そこにまずおのっちがストラグラーをエイイアン+チャイレン口寄せで配置狩り。
続く鍵戦闘ではカルムがクマゴロウ+トリックスター。
これでゼロは大幅にライフを失ってしまう。

再びホルダーになったカルム。
先ほどのオーバーキルの影響で、
祠に行けなければライフアウトという状況だが、
ここで手札に白が被ってしまいライフアウト。
しかし落としてしまった鍵を1番手で取り直し、
ホルダーを維持することに成功する。

ゼロもおのっちの祠待ちをしなかったということで、
カルムは無事2つ目の祠を獲得。
フリィーキィー+赤白でプレッシャーを与える。

マップチェンジで再び朝となった中、
3人全員がホルダーに挑む。
1番手ゼロは暗黒魔王+フェレット。
対するカルムは刹那の見切りで抵抗し、確率勝負に賭ける。
結果――ゼロ、ライフアウト。

結局2番手のCPUが草薙の燕+封じ込めで鍵を奪ったところで試合終了。
1位は勿論祠2つのカルムだが、
2位はライフアウトの有無の差でおのっちが勝ち取った。

<<<試合終了>>>