ふと思った。
母は今サ高住に入っている。もうすく3年になる。
こっちへ引っ越すことになったとき、母に言われた。
「親の介護が嫌で遠くに引っ越すのだろう⁉️」と。
その時はまだ、母は元気だった。
父は特養老人ホームに入っていた。
実家は言わば「老老介護」母の骨折を機会に順番待ちのところを繰り上げて入居させてもらった。
私も妹も同居は出来なかったし、出来る家の造りでもなかったから。
娘さんが二人も居るのに、と、友達に言われた、とよく愚痴っていたけど。
無理、無理なものは無理。
ここに引っ越す前に母に頼んだ事があった!
お金を貸してほしいと。主人の会社が倒産して、ローンが払えなくなり、
一括で返そうと思ったから。
その時母にはそれくらいのお金はあった。
貸してくれたら毎月何万か母が生きている間は年金の様に払うと。
その時74才だったから、損な話では無いはずだったが、
母からの返事は「みんながお金は子供でも貸さない方がいいと言われた。」
「だから、貸せない」
母は娘より友達の言うことを聞くのか、と思った。
でも、引っ越すことはもう決まっていたし、なんとか払える金額のところを
そして、ワンコが居るのである程度の広さを、と探していたら、
今のここ、山の途中??になった・・・
母の言葉・・・「親の介護が嫌で・・」云々・・・
探した、実家に近くて、交通の便が良くて、と。
そんなところは全部高い!!
主人も私も50代で、そんなにローンが組めない。
で、ここに落ち着いたんだけど・・・・
父が亡くなって、一人暮らしになった母は面倒だと言って、ロクに食事をしていたなかった。
良くこける。低血糖で倒れる。
家は変に広くて間取りが悪い。
このままでは倒れて、そのまま死んでしまうかもしれない。
それこそ、みんなが言うだろう。
「娘さんが二人も居るのに!!!」と。
家にはその家の事情があるのに、言いたい放題。
で、うちの近くのサ高住に来てもらった。
はじめはこんな狭いところ、とか、ボケた人ばかり、とか文句ばかりの母だった。