■ 大社湯 （倉吉市）

旧ブログからの転載分







鳥取県倉吉市の中心部にある、明治時代から続く銭湯「大社湯」。











　　





開館は16時

開館10分前、手押し車のおばあちゃん2人が一番風呂を求めてやってきます。

5分前には「ありゃ、まだ開いてない？？ちょっと早かったわ～」と自転車に乗ったおばちゃん。

そして開館と同時に「今日は寒いね～」と慌しく入ってきたおじいちゃん。

こういった時に交わす何気ない言葉って、何だかいいですよね～(*＾ω＾*)



　　

建物が古いのは致し方ありません。が、決してボロではありません。

きっちりと掃除されていて、埃ひとつ落ちてないんですよ！


明治の創業当時から、内部もほぼ当時のままだそうな。

　　





なんだか神々しささえ感じてしまいました（大袈裟）


入って手前には水溜め。壁を隔てて男女つながっていました。

浴槽は一つ。お湯の真ん中辺りでは小さな泡がプチプチと浮いてきています

もしや足元湧出

な訳はなく、浴槽の中からブオブオ～～っと勢いよく湯が噴き出しています

ジャグジーの先祖か


銭湯にしては湯が熱くなくて適温。それにカルキ臭は全くなし

浴槽のまわりが一段高くなっていて、ここにドカッと座り、湯船の湯を洗面器ですくいながら体を洗います


ここの湯、温泉（鉱泉）かどうかは不明です。

とてもさっぱりとする湯で、真水ではないような気がするんですけどね～


　　
　　　　　　縁が石造りの主浴槽。やはり深い！！　　　　　　　　　　　　　　　　　手前にある男女共用の水溜め


　　
　　　　　　　　　　非常に独特な浴室入口　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シャワーのみ、カランは無し


帰り際、番台のおっちゃんに聞いてみました。

　　　たけ「ここって温泉なんですか？」

　　　おっちゃん「いやいや、うちは沸かしてます。温泉は三朝やら皆生やらがありますからね～。。。最近は皆さん
　　　　　　　　　　車を持ってるから、みんなそっちの方に行ってらっしゃいますよ。ここは年寄り専門です＾＾」

ということでした…

聞き方がまずかったなぁと思ったけど、これ以上あれこれ聞くのもなんだかなぁと思って…

この雰囲気があれば、温泉かどうかなんて関係ないか～とも思ったし。。。

「どうも～、また来ますっ！」と言って大社湯を後にしました






こちらには、『県道205号沿いの新町バス停から徒歩5分』という情報だけを頼りにやって来たので、探すのに時間がかかる
かなぁ～と思ってたんですが、予想外にすんなりと見つかり、かなり早く着いてしまったので、大社湯の周辺を少し散策しま
した。

レトロ～な感じが素敵な町並みでした

　　


　　


　　


　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　倉吉レトロまちかど博物館



HPも作成中 いろいろお出かけしてます。