いろいろお出かけ日記~別館

引っ越してきました。そのうちにジワジワとこっちを本館へと移行していく予定。
詳細はメインのHPに載せていきます。

○ 江の島1 江島神社 (藤沢市)

2009年01月14日 17時20分00秒 |   ― 神奈川県★地元
旧ブログからの転載分


江の島。江ノ島と表記されているものもよく見かけますが、正式な地名は「江の島」らしい。

  
神奈川県藤沢市にある、周囲4kmほどの小さな島です。人は人専用の「江の島弁天橋」、車は車専用の「江の島大橋」を通
って渡ります。


   
江の島の玄関口、青銅の鳥居(1821年建・藤沢市指定重要文化財)をくぐり、参道を歩きます。


  
参道にはびっしりとお土産屋さんが並びます。
途中、とっても場違いな感じの建物、江の島温泉 江の島アイランドスパなんかもありますが、あまりに高額なのでスルー
し、粉みたいなものをまぶした「たこ」をブシュ~~っとプレスして出来上がり!のできたて丸焼きたこせんべいをパリパリと
いただきながら歩くと…



  
江島神社に到着です。
以下、真面目に…

奥津宮(おくつみや)、中津宮(なかつみや)、辺津宮(へつのみや)の3宮を総称して江島神社と呼びます。それぞれ、多紀
理比賣命(たぎりひめのみこと)、市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)、田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)の、宗像
三女神
(むなかたさんじょじん)をお祀りしています。宮島の厳島神社と同じ祭神なんですね。
欽明天皇13年(552年)に岩屋に神を祀ったのが始まりとされています。その後、神仏習合により金亀山与願寺(きんきよ
がんじ)という名前になり、江島弁財天として信仰されました。さらに明治の神仏分離によって再び神社となり、江島神社
という名前になって現在に至っているわけです。


  
辺津宮(へつのみや)
1206年、源実朝が鎌倉幕府の繁栄を祈って創建。現在の建物は1675年に再建された後、1976年に改修されたものです。
田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)をお祀りしています。
茅の輪くぐりもしてきましたよ。


  
境内にある八角のお堂奉安殿には、安芸の宮島(広島県)・近江の竹生島(滋賀県)とともに日本三台弁財天のひとつ、妙
音弁才天(裸弁才天)と八臂弁財天が安置されています。


  
少し登ったところ、エスカーに乗れば一本目を降りた所にあるのが中津宮(なかつみや)(写真左)。
853年、慈覚大師によって創建されたと言われています。現在の建物は1689年に改築され、1996年の前面改修により、改
築当時の姿を再現したものです。市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)をお祀りしています。
さらに進み、展望台を通り過ぎて岩屋に向かう道の途中にあるのが奥津宮(おくつみや)(写真右)。1841年に焼失し、現
在の建物は1842年に再建されたもの。多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)をお祀りしています。


江の島の歴史を紐解くと、役小角、源頼朝、北条早雲、徳川家康、徳川光圀など、錚々たる名前がぞろぞろと出てきます。
湘南の代名詞的なリゾートイメージのある江の島ですが、古くからは信仰の対象として多くの人を集める場所だったんですね。



神社巡り、好きなんです。島根にいた時、温泉は二の次で神社巡りに没頭していた時期もありました。
こっちでも神社巡り復活させます。


次回、江の島②エスカー~展望台に続きます。




HPも作成中 いろいろお出かけしてます。


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