アマチュア無線の専門誌として長年、発売されているCQham radio
毎月、アマチュア無線の面白さを発信し続けている雑誌の一つですが、今月号の中に大規模災害への
備えと心構えと言う事で、書かれてありました。
いつ起こるかわからない自然災害・・・現在社会の中、携帯電話などの普及に伴い通信手段の多様化
が進んできているものの、大地震や大規模な土砂災害などに伴い孤立化集落が出来たりと
中継所を結ぶ光ケーブルの断線や電源が働くなったり、通話などの一極集中により制限がかかったり
多種多様な通信障害の発生により通話が困難な場合が多々報告されています。
この事からも通信手段などは多種・多様な手段を持って対応に当る事が必要とされています。
そんな中、身近な電源を使用して運用が出来る無線も、その一つでは無いでしょうか!
CQ誌4月号の中にアマチュア無線を使っての非常通信のあり方やどのような機材が必要か
また、行政機関との連携のあり方などが書かれてありました。
今回は前編と言う事で、来月号にも大規模災害発生時のアマチュア無線を使っての
非常通信のあり方が出るようなので、そちらも楽しみにして行きたいと思います。
また、今月の別の記事の中には、東日本大震災時、アマチュア無線の資格を持っていない
宮城県・薬剤師会の副会長の報告によるとハム(アマチュア無線)は
非常時の有用な通信手段であったと報告されたと言う事が書かれてありました。
最近のアマチュア無線のデジタル化に伴いスマート・ホンやタブレット端末などの画像や文字情報
もアマチュア無線の機器に接続して無線機同士でのデータ通信のやり取りも可能となってきました。
身近な通信の一つであるアマチュア無線・・・携帯電話・固定電話などの通信手段のほかにも
このような無線通信なども必要な手段の一つでは無いかと思われます。
但し、アマチュア無線の運用には免許が必要です。
初級の4級アマチュア無線の資格取得については年数回
おこなわれる国家試験に合格するか!2日間の講習会を受講し終了試験に合格すると
アマチュア無線を運用できる無線従事者資格を取得する事ができます。
その後、無線を運用するための開局申請を行うことによりアマチュア局免許が
交付され晴れてアマチュア無線を運用する事ができます。
周波数も短波~マイクロ波までと扱える周波数も広く、音声以外にもデータ通信やTV、などの
多種多様な通信が行えるアマチュア無線の資格・・・
災害に備えると言う事ことだけで無く趣味の一つとして日頃から無線と言う通信を楽しんでいただき
いざと言う時に適切な連絡網の一つとして扱えるように心がけて頂けたらと思います。