前の記事の中で、剣山・見ノ越の土砂崩れが起こっていると画像を上げましたが
表土が流れ崩れ始めていると書きました。
色々な原因が考えられますが一つは鹿による要因も一つでは、無いかと思われる現状が、ここに・・・
私が撮影した画像の中に、この場所に30頭以上の鹿が群れていた時の画像が残っていました。
今、現在の様子は、この様に少しずつ崩れて行っているのが現状・・・・・・
以前は崩壊をくい止める為に吹き付けられていた、下草もなくなり表土が現れ崩壊が進んでいます。
なぜ、この様になってしましたのか・・・
色々な要因があると、思いますが、増えすぎた鹿による食害も一つの要因だと感じられたのが
2010年8月の夕方の事でした・・・・
(表土が流れ崩れ始めた斜面の様子、ここには崩壊防止のための、草の種子が吹き付け
られていた場所でしたが、以前は青々と下草が生えていましたが、崩壊への一途を
たどっています)
鹿食害については色々な方が、この問題をどうするのかと!頭を悩ませています。
しかし、山の環境が変わり行く中、増えすぎた鹿がもたらす影響・・・・
下記の画像は2010年8月8日・18:30~19:00頃撮影を行いました。
この時には30頭近い鹿が群れ下草を食んでいる様子が伺え、見えているだけでも
これだけの数・・・・ここは鹿牧場では無く、剣山・見ノ越の道路脇・・・
鹿はこちらの事などはお構いなく草を食む様子が伺え、これだけの数を確認できたのは剣山スキー場
以来の事でした。
画像の中には出てきませんが、樹林帯の中にいる物や、画像には写っていない物もあり
この場所が、牧場とかしていた時期でもありました。
また、この時期の剣山スキー場も同様で鹿牧場と化していた時期でもありました。
そして翌年2011年4月9日・17:41分ころの画像が下記の画像・・・・↓
同じ場所にいた鹿の数は、ご覧の通り・・・・・依然、鹿の数は減る様子も無く、春から秋にかけて
この時期・この場所に、考えられない位の鹿が集まっていて、毎日の様に捕食が行われ
下草が無くなったものだと、考えられます。
この事は、この場所だけの事では無く、剣山周辺~三嶺周辺 その他の場所でも今も何処かで
この様な状態が今も起こっているものと、考えられます。
昨年、高ノ瀬山の東祖谷側の山が、下草が無い状態となり、樹木も枯れてしまった状態を
動画で公開していますが、深刻さを増す鹿食害の実態が、ここにはあったと思います。
(2011年4月9日・17:41~頃撮影 この時も沢山、鹿がきていました)↑↓
この様に今もなお、増え続けている鹿 食害問題・・・・
中々、解決の糸口は見えてきませんが、どの場所に鹿がいたか、どのような、行動をとっていたか!
今後も記録を録って行きたいと思います。
増え続ける鹿、イノシシ、猿などの獣害問題・・・
この事を抜きでは語れない山の現状が、今も続いています。