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とくしま山だより

日本の三大秘境と言われた徳島県三好市東祖谷(旧東祖谷山村)
そんな東祖谷からの山里だよりを発信出来ればと思っています。

28年度 第4級アマチュア無線技士・資格取得講習会の案内

2016-03-25 07:22:10 | 無線と非常時の備え

 何時、起こるか解らない大災害・・・阪神震災・東日本大震災と甚大な災害が起こっている日本

今後、起こりうるとされる東海・南海沖地震・・・それ以外にも大雨などによる土砂災害

また、徳島県では数年前起きた大雪による孤立問題など

孤立集落との安否確認がとれず、情報が錯綜し安否の確認作業などに時間が、架かった経緯があります。

この時は重要な通信・電気を送るための電柱が大雪と倒木に阻まれ、複数箇所倒壊が

起き通信ケーブル・電線などの復旧に時間が架かった事がありました。

 

この様な事態を想定した場合、燃料の食料の備蓄・安否確認や情報収集を行う為の

通信手段の確保を如何考えるか?に有ると思います。

 

昨日のテレビ朝日系(平成28年3月24日・19:00)の番組・トリハダ3時間スペシャルの中で

鹿児島で起きた大規模土砂災害発生後・現場にいた人が、アマチュア無線を使い

同じアマチュア無線の内容を傍受していた、漁業関係者が救助に向うと行った場面が放送されていました。

 

この様な事からも予期せぬ災害が、発生した場合、まずは身の安全を確保し 次におかれている状況

を どのような方法を用いて発信・情報の収集を行うのか!固定電話・携帯電話などの通信が行えない状況下

を想定した時、どのような通信手段を確保するのか、が課題となって来るのでは無いかと思われます。

以前から当ブログでは無線通信の活用と言う事で、資格が不要な国が認めた技術基準を満たした、特定小電力無線

や申請許可を届出・登録証が届いた時点から扱う事が出来る デジタル簡易無線 

などの免許が必要としない通信手段の事を、これまで何度か書いてきました。

 

そんな中、昔から趣味の無線として ひたしまれて来たのが、アマチュア無線なのですが

運用に当たっては免許が必要となります。

資格に応じた無線機が扱える従事者免許と運用に当たる為、必要な局免許の2種類の免許が

必要となりますが、最近のアマチュア無線はデジタル通信が可能となり、画像データ・GPSを用いた

データ通信などが出来る環境が整ってきました。

 

又、従来からからの音声を主とした通信も短波(一部・上級資格取得者は長波から)からマイクロ・ウエーブ

までと扱える周波数も幅広く扱えるのが、アマチュア無線の特長でもあります。

 

そんなアマチュア無線の取得の為の要請課程・講習会が徳島県・西部で行われます。

初級・課程の第4級アマチュア無線技士の講習終了試験が、6月4日・5日の2日間の日程で

行われる予定となっています。

災害だけで無く 最近、増えてきている山岳遭難への通信対策など登山をされている方

などにも、お考えいただけたらと思います。

第4級アマチュア無線技士養成課程講習会

日時 平成28年6月4日(土)5日(日)の2日間

場所 徳島県三好郡東みよし町加茂1916-1

会場 東みよし町加茂公民館 2F

 

講習会番号 E28-602受講料 22.750円(一般)

(小.中.高は7,750円)

http://ameblo.jp/seibu-c4557/  ←詳細はこちらセイブ無線のブログを確認

 http://www.d7.dion.ne.jp/~seibuc/ama.html ←セイブ無線のホーム・ページ

三加茂町・毛田にあるセイブ無線でも講習会の受付を直接・受付を行っています。又、各種無線・携帯電話

      なども沢山 展示されていますので、足を運んで見て考えて見るのも良いかも知れません!

           定休日が日曜日になっているので、上記のホーム・ページのリンクを確認の上

                     行く時間などをお考えいただけたらと思います。


非常通信訓練が行われました!

2016-03-11 18:57:36 | 無線と非常時の備え

本日は東日本大震災から5年・・・色々なお気持ちを持ちながら生活を、されている方々のお気持ちを

  お察しいたします。

 

災害が発生してから人は、何が出来るのか・・・難しい事でもあります。 しかし、残された者に何が出来るのか?

考えがまとまらない、まま行動を起こさなければならないと言う事が、差し迫った現状からは、判断を求められる事も

多々、出てくるのでは無いかと思われます。

では、人が動くにはどのような事が重要になって来るのか?正確な現状を伝えて来る情報があり適切な人員配置と

資機材などを、持ち合わせ救援・救助が行えるのでは無いかと考えます。

 

いつも、事あるごとに通信手段を如何考えるか?と言う事で複数の通信手段の確保をと言う事で書いています

無線通信の事ですが、一般の人でも扱える免許の必要が無い国の技術基準適合認定を受けた特定小電力無線の活用や

申請書類を、各総合通信局に申請する事により後日、送られて来る登録証を持って扱えるデジタル簡易無線や

国家試験もしくは認定機関が行う講習会に合格し従事者免許を取得し無線局を開設、出来る申請を行う事により

運用が出来るアマチュア無線などがあります。

関西大震災・東日本大震災時にもアマチュア無線を行っていた方が、孤立地区との交信を行い被災地域の現状を

関係機関へ伝える事により被災地で何が必要なのか!などを 踏まえたうえで必要な人員・資機材を持ち込み

活動を行なえたと言うような内容を実際の通信や動画などで見る事ができました。

 

そんな中、アマチュア無線以外にもプロの無線局・・・特に漁業無線と呼ばれる漁業に関係した無線局の人たちの

活躍もあったと言う事があったそうです。

 

先日の新聞記事の中にも来る、南海地震に対して漁業無線を使った通信訓練が、行われたと言う記事が書かれてありました。

大きな災害が発生した場合の通信環境は如何なのか?

 

今の時代携帯電話やスマートホンなど、情報収集に事足らない時代となっていますが、徳島県でも一昨年、発生した

大雪災害時などは、広い範囲で集落が孤立化をおこしました。

この時、交通となる道路や電気・通信を司る電柱が、複数 倒木被害と共に倒壊した事により外部からの通信路が立たれ

安否確認などに時間を要した事がありました。

 

この様な事からも通信に関して言える事は、複数の通信手段を日頃から確保しておく事が重要かと言う事を

改めて考えさせられた事例でもありました。

 

そんな中での無線通信とは!デジタル通信が盛んな中、いまひとつ見直す事も必要では無いかと思えた

       記事内容でもあります。

 

 

 


大震災当時の通信手段はどうだったのか?

2016-02-18 18:43:05 | 無線と非常時の備え

ことある事に非常災害と無線通信の事を書いていますがYouTube

阪神大震災当時の連絡手段はどうだったのか? また、東日本大震災の時も通信が出来ず孤立状態にあった

小さな集落がどのような手段を通じて外部との連絡をとったのか!


交信記録を基にした、ドキュメンタリーがありました!下記のリンクを貼り付けておきます!

非常・災害時の通信のあり方を考えていただける参考になればとおもいます!

https://www.youtube.com/user/MBS

https://www.youtube.com/watch?v=CHejkGieAwM

       ↑上記リンクをクリック

     MBS毎日放送のyutubuチャンネルからリンクを貼り付けました

非常災害時の通信をどう考えるか? 救助活動を行なう上でも正確な情報があってこそ人は

 行動を行う事が出来る!そんな一面を見た動画でもあります。

無線には関心が無いと言う方もいらっしゃるかも知れません!しかし、非常時の通信を考える

上で複数の通信手段を持つ事の重要性をお考えいただける内容の一つでは無いかと思いますで

アクセスをして視聴いただけたらと思います。

MBSの番組 VOICE の中で放送された内容みたいです

 



山岳遭難を考えよう!(山で使えるアマチュア無線とは)

2016-02-11 22:37:05 | 無線と非常時の備え

 少し前の記事になりますが、四国でも山岳遭難が多発する中、第一報が携帯電話と言う

 事例が多くあるように思える報道が、ここ数年増えて来ていますが、第一報は聞こえたが

バッテリー切れで、その後の通話が出来なくなり、所在の確認が出来ず

沢山の人が出て捜索活動を行なわなければならない状態となるケースも多々増えて来ているのが

現状・・・そのような状況を少しでも減らせないものか!


そうなると、山に入るに中って複数の通信手段の持ち合わせが必要となってきます。

乾電池でも動作する無線は予備の乾電池などを持ち合わせておけば、携帯電話が繋がらない

場合においても、無線をやっている人が入れば、救助の要請をお願いしたり

救助が終わるまでの間、現状報告などの連絡手段の一つとして携帯電話以外の通信手段として

活用が可能な通信手段の一つでもあります。


そんな、無線の中でも、昔から扱われているのが、アマチュア無線でもあります。

無線機の種類としては1つの周波数しか出せないモノ・バンドタイプの無線機と

2つの周波数が運用可能なデュアルタイプや3つの周波数が使えるトリプルタイプの無線機など

種類が多々ありますが、どのような機種を選定すればよいのか?


色々な考え方があると思いますが、まずは免許を持ってからの運用が大事になってきます。

免許を持っていない方は、資格取得からお願いするとして、山で使えるアマチュア無線とは

ですが、非常・災害時においても同様な事が言えると思いますので、参考になればと思い

下記のリンクに実際に山でアマチュア無線を活用されている人の記事が多数ありましたので

一部ですが、記事のリンクを貼り付けておきますので、参照していただけたらと思います。



         各記事リンクを下記に示しておきます!参考になればと思います

 

山で使うアマチュア無線 - 高知労山トップページ

 

山の会「岳樺クラブ」: 山で使うアマチュア無線

 

川崎山岳会 - 山の知識 - アマチュア無線


山で使うアマチュア無線機器 - アスターク同人 - Yahoo!ブログ

 

山岳遭難とアマチュア無線の話



山と非常通信なお話

2016-02-11 09:18:31 | 無線と非常時の備え

先日の火曜日・・・(平成28年2月9日) 所用のため1日出かけていましたが、帰り道

いつも、色々な話をする場所の一つとして、東みよし町にあるセイブ無線(セイブ・コーポレーション)

へ立ち寄りました。

 

何故、立ち寄ったかと言うと、今月号の山と渓谷の2月号の事を、話してみようと思いたちよりました。

今月号は山岳遭難について考える記事が、満載に書かれてある事もでしたが

山においてアマチュア無線は使えるか!

 

この事も、山と渓谷2月号には書かれてあります。 この記事を書く上で無線通信に興味が無いと言う方も

いらっしゃるかも知れませんが、近年の大地震や豪雨、土砂災害、大雪による孤立化!

など非常時において携帯電話・固定電話などの通信ネット・ワークが途絶した場合の通信を考える上でも

考えていただけたらと、思い無線を使った通信方法を書いています。

 

一般の人が扱いやすい無線の種類には、免許を必要としない特定小電力無線は再々度、書いていますので

詳しくは書きませんが、買って来てから すぐに乾電池を入れて使える手軽さがある無線機が、特定小電力無線

国の技術基準適合認定機種に限り使用が認められている無線機でもあります。

 

次に各、総合通信局に(四国は松山です)申請を行い後日、届く登録証を持つ事により扱える無線に

デジタル簡易無線があります。

 

特定小電力無線・デジタル簡易無線とも法律で認められた範囲内での使用で有れば一般の人が

扱いやすい無線の種類となっているため、まず無線とは?初心者の人が無線を考える上で

扱ってみようとか、免許を所得するのが、難しい 

しかし、非常時の通信を如何すれば良いのか? 何時、起こるか解らない大地震や災害に対して

複数の通信手段を確保したいと言う方にお考えいただけたらと思います。

 

さて、最初のお話に戻り、山でアマチュア無線は使えるのか?と言う事ですが・・・

私、自身 無線を趣味として30年以上となりますが、やっている中で、幾度か緊急通信を受け

救急搬送の依頼を消防署へ通報した事や現場に立ち入り救急車の手配をお願いした事もあります。

携帯電話が無かった時代も有りましたが、携帯電話・全盛の今の時代でも山の中は携帯電話が

繋がらない不感地帯 (中継局の電波が届き難い、届かない、たとえば谷間、中継局の電波が届かない山の裏側など)

そう言った場所が、いくつもあります。また、携帯電話などを持ち合わせていても電源を入れっぱなししていると

いずれ起こるのが、バッテリー切れ、補充用のバッテリーを持ち合わせているとか、準備を怠らない方もいらっしゃる

かもしれませんが、補充用のバッテリーなども、山に入る前に充電はしっかりとやっておきたいものです。

 

しかし、非常時、登山においても複数の通信手段を確保する事によって、片方はダメでも、

もう一つの手段を使って緊急時の通信手段として考えておく!

この事により、遭難のリスクが発生した場合においても、捜索隊との相互の連絡が取れる方法となるのでは無いかと

思われます。

 

特にグループで登山をされる方は、アマチュア無線などの免許保有者の方が、数名いる場合は、1人以上の人が

アマチュア無線機(ハンディータイプの無線機を持ち合わせる)などを持ち合わせ、免許をもっていない人や

グループ内の連絡用通信に特定小電力無線を数台人と人との間に持ってもらえる人を配置し

遅れて来ている人の情報交換や体調不良を起こした人が発生した場合などの情報共有化を図り

グループ内で解決できる問題なのか!急を要する場合は携帯電話・出力が大きいアマチュア無線などを

使って救急車などの手配をお願いし、要救助者の人に付き添う人との連絡手段として

 

また、グループ内で道迷いを起こした人を捜索、見つからない場合なども同様の方法で関係機関への

通報を行うなど・・但し2重遭難などが起きそうであれば、捜索を打ち切り通報を行い(無理はしない!)

どのような行動を行うのか!話し合う手段として活用できるので無いかと思われます。

また、場合によっては関係機関の人と直接、連絡を取る事も考えられます。

 

ここ数年、四国の山でも遭難者・事故などで捜索活動・救急搬送事例が多くなっているのでは無いかと

思われます。

 

遭難事例で多いのが、携帯電話での救助要請後、バッテリー切れ、電波が不安定な場所からの

一報により、その後の連絡が取れなくなった等の事例・事案が多く報道されています。

 

この事からも、第一報は携帯電話などで送った後、繋がらなくなった時の手段として

アマチュア無線の周波数の通知・特定小電力・デジタル簡易無線などを持ち合わせていたらCHなどのを

知らせるなど、山や災害発生時も含め連絡手段を確保しておく事が重要になって来るのでは無いかと

思われます。

人が それなりに動くには正確な情報があれば、あるほど、迅速な行動が取り易い!この事だと

思うばかりです。

 

長々と、書いてしまいましたが、最近のアマチュア無線は音声による従来の通信もですが

タブレット端末を接続して画像を送る事が出来るなどデータ通信なども出来るようになって来ました。

  GPSを使ったアマチュア無線位置情報システムAPRSネットワークなど

のデータ通信や全国のアマチュア無線家との交信が可能な

WiRESD-STARなどもありインターネットへ接続した通信なども行われるようになり

通信の幅も広がってきています。

 

アマチュア無線の運用には免許が必要となってきますが、初級の第4級アマチュア無線技士は

国家試験の他にも2日間の養成過程を受講し終了試験に合格すると従事者免許

               (自動車免許証のような感じのものです)

を取得する事ができます。後に開局を行い運用が行える 局免許の申請が必要となりますが、

幅広い用途と運用を考えると、アマチュア無線の運用方法もあるのでは、無いかと思われます。

 

但しアマチュア無線とは

アマチュア業務 
金銭上の利益のためでなく、もっぱら個人的に無線技術に興味を持ち、正当に許可された者が行う自己訓練、通信及び技術的研究の業務(第1条第78項)

電波法施行規則の定義

アマチユア業務 
金銭上の利益のためでなく、もつぱら個人的な無線技術の興味によつて行う自己訓練、通信及び技術的研究の業務(同規則第3条第1項第15号)
アマチユア局 
金銭上の利益のためでなく、専ら個人的な無線技術の興味によつて自己訓練、通信及び技術的研究の業務を行う無線局(同規則第4条第1項第24号)
 
様は趣味の無線として運用を行ってくださいと言う事なのですが・・・↓

無線局は、免許状に記載された目的又は通信の相手方若しくは通信事項の範囲を超えて運用してはならないことになっていますが、電波法(昭和25年法律第131号)第52条第4号の規定に基づく非常通信(地震、台風、洪水、津波、雪害、火災、暴動その他非常の事態が発生し、又は発生するおそれがある場合において、有線通信を利用することができないか又はこれを利用することが著しく困難であるときに人命の救助、災害の救援、交通通信の確保又は秩序の維持のために行われる無線通信をいいます。)等を行う場合は、免許状の目的等にかかわらず運用することができます。

総務省 電波利用ホームページ | アマチュア局による非常通信  ←総務省のホーム・ページ参照

 

東日本大震災の折も、総務省からもお願いなどもあり、数多くのアマチュア無線家が活躍されていた

経緯もあります。

  

この事からも山の安心、安全・災害時などの非常時においても、アマチュア無線の利用方法があるのでは

無いかと思える訳でもあります。

 

徳島県。西部にあるセイブ無線でも各種・無線機の取り扱いや申請・アマチュア無線の講習会を

行っています。 興味のある方は1度立ち寄ってみてください!

ようこそ セイブ無線のホームページへ  ←ホーム・ページ参照

 

先日のお話でも昔、アマチュア無線をやっていた人が来たり、山登りをされている人が

こられて、無線機を手に取って携帯電話以外の通信に使ってみようと言う方が

来られお話をしたと言っていました

 

店主の方も非常通信に関心が、有られる方などで、1度立ち寄って見るのも良いかも知れません