自宅ではいつもちゃんとした格好で過ごす主人が、昨日はたまたまTシャツにパンツという恥ずかしい姿で、そのまま救急車で病院へ来てしまいました。
こんな格好で死なせるわけにはいかない!と思ったので、私は一旦帰宅。
着替えと薬を取って来ました。
床屋も行きたかったのに行けなかったな。看護師さんなど誰か来る日は必ずヒゲを剃ってたけど、週末だから不精ヒゲが伸びっぱなし…そんなこと考えてました。
病院に22時に戻った。
痛みが出てきたので、看護師さんが座薬の痛み止めを挿入。しかし「痛い!あ~っ痛い!」を連呼。しばらくして再度挿入。しかし痛みは治らない。
ここで奥の手、モルヒネ投与。腕から点滴を入れるのが難しいので、お腹に針を刺しました。一時間当たり3mlからスタート。通常は即効で効くみたいだけど、痛くて暴れる。続いて4ml、さらに5mlと増量。
痛いのが嫌で病院で死ぬことを選んだのに、ちっとも治らない。
「あ~痛い!逢いた~い♪」なんて最初は歌ってたのが、段々しかめっつらで「ちょっと!ちょっと!痛い!」と叫ぶ、っていうか喚く。
ついに6mlまで増えて、ようやく静かになりました。
しかし、それは同時に意識混濁の始まり。
これが3:30頃でした。