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未亡人の独り言

夫が突然、糖尿病に。そして、膵臓癌へ…
2009年6月22日永眠。未亡人になりました。

葬儀日程

2009-06-26 13:29:54 | 膵臓癌闘病記
本日、18時~19時がお通夜

明日、10時~11時が告別式

そのまま14時半から納骨です。
がんばりま~す!
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最期のとき( その3)

2009-06-26 00:55:34 | 膵臓癌闘病記
12:00過ぎ
栄養部の配膳係の方が昼食を持ってきた。家族のじゃないですよ、主人に…「一般常食」でした。名前も部屋番号も間違ってない。
不思議なこともあるものだ(笑)
一同苦笑。
そこへ来た看護師さんに「お昼ご飯食べてきたら?」と言われ、届いた昼食を見せたら呆れた顔してた。家族で食べていいと言うので、私と娘でいただき、お兄さん達は食堂へ。
こんな時でもお腹は空くんですよね。

14:40
またナース登場!足の指に付けた酸素値計が計測できないらしい、少し冷えてるからと手の指に変更。
しかし、またすぐ来て首を傾げる。再び緊張する私達。
大口開けて呼吸していた主人の喉の動きが素人の私達に唯一見える生きてる証。
その呼吸間隔が急に長~くなった。
食い入る私達。
そして心電図モニターも病室に運びこまれた(さっきは用意したけど出番なく廊下に置いてた)
さらに大御所、主人の敬愛する主治医登場です!
「終わりなんだ…」そう思った。
もう心電図モニターの波はなかった。先生が瞳孔や頸動脈をチェック。
時計を見て言った「14:51ご臨終です」

眠るように…というよりも眠ったまま逝った感じ。
私はもちろん、誰一人取り乱すことなく落ち着いてました。
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最期のとき( その2)

2009-06-26 00:53:04 | 膵臓癌闘病記
痰が取れてゼロゼロ音も無くなり、口と目を半開きにして軽いイビキのような音を立てて寝てる主人。すでに反応は無くなってました。
5:50
静かに、しかし慌ただしく2名の看護師が来た。血圧を測り「他にご家族は?」と聞かれ、主人の兄に連絡すると言ったら「すぐに電話してください」と言われました。
主人の兄と一度帰宅させた私の娘と息子にも電話しました。
看護師に「お兄様はお近くですか?」と聞かれ「遠いです」と答えた。今すぐ出ても2時間かかるだろう。ナースが「間に合うかな?」という表情をした。それを見た私は、間に合わなかったら申し訳ないな、間に合ってほしいな…と祈ってた。
7:30頃、子供達が到着、そして長男(故人)の奥さん(つまり義姉)、最後にお兄さん(間に合った~!)

8:00過ぎ、お兄さんが交代で朝食を食べに行きなさいと言うので、その間に何かあったら嫌だなぁと思いつつ、私と子供そして主人の息子の4人で院内の食堂へ行った。私は前夜からおにぎり一個しか食べてないのにお腹空いてなかった。
食事に行ってる間に主治医の先生が来たらしい。「おそらく今日中でしょう」と言ってたよとお兄さんに言われた。主治医は月曜日の午前中外来があるので、他の先生に様子を見に来させるとのこと。

最後に息子の奥さんが到着。さぁ、これで役者は揃った!いつでも来い!

11:25
また、ナースが来た。痰吸引、もう朝から反応は無いから嫌がらない。でも主人の息子は目を逸らす。「(心電図)モニター!」とちょっと慌ただしい。緊張する私達!
そこへ主治医のチームの若手ドクター登場!いよいよだ…固唾を飲んだ。
ところが、先生が来たら下がりかけた脈が上がってきた。首を傾げる先生。瞳孔を見た。
「今、ナースステーションにあるモニターを見て脈が下がってきたんですけど、また上がってきました。瞳孔は開ききってないけど反応はありません。痛みも感じてないでしょう。依然として厳しい状況であることに変わりありません。また来ます」と言って一度戻りました。
あらら??
一同ビックリw(°□°)w
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最期のときを迎えるまで

2009-06-26 00:49:52 | 膵臓癌闘病記
ようやく痛みを訴えなくなり、それまでどうしていいか分からず困惑していた私と主人の息子は一安心。しかし、呼吸する度に喘息の子供みたいに喉がゼロゼロ音を出す。
気になって看護師さんに言ったら、痰が絡んでるみたいだから吸引しますと言って、チューブを口の中に入れて吸い出した。
せっかく静かになったのに「痛い!痛い!」と激しく抵抗する主人。容赦ない看護師。暴れないように心を鬼にして手伝う私…。
この時息子はタバコを吸いに行っていて居ませんでした。
また、しばらくして今度はナースが二人で来て再び吸引。息子は見るに耐えない顔。ナースがいなくなった後「容赦ないね。身内にはできないね」と言ったら「俺、見れない」と泣きそうだった。
でも、ようやく本当に静かになりました。
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