静岡。どくしょ塾の村上淳子先生のお話を聞く機会に恵まれました。
『先生読んで下さいませんか?』
「あら・・何も練習してきていないのよ。声も、今日は調子が悪いし・・・」
とおっしゃったのですが、無理にお頼みして
「さんまいのおふだ」を読んでいただきました。
ありがとうございます。
「むか~し、むかし・・・ある こぞうが おって・・・」
数センテンス読まれただけで、お話の世界に連れて行ってもらいました。
その後は、 こぞうさんの足取りが、手に取るように
はっきりと映像が頭に浮かぶのです。
女優さんのように、登場人物によって声色を変えることは、なさらないのです。
だからこそ、お話の世界に浸れるのかと思いました。
あまりの上手さに圧倒されたのですが
秘訣は、間合いを良く取ればいいのよ、と言っていただきました。
研鑽がかなり必要かと。
でも、ぜひ!目指してみたい 読み方でした。