対象を見て、よく視て描いているようで、
実は以前描いたルーティーンに従って絵を描いているのだ、と
描いた事がない対象に向き合った時、強く思います。
今回のヌードクロッキーのモデルさんは、スレンダーなファッションモデル体型。
全体にどこもかしこも細長く。
首も手足も、胴も長い、肩幅は身長に比べ狭く(7号サイズの肩幅でタッパは15号?)胸板も薄くて・・・
うーん、描いた事がない。
この方は、首長の肩幅狭くの、鎖骨がシャワーの水が溜まりそうなぐらいくぼんで、
肋骨が、胸もわきばらも背中も見える体形なのだ、と言葉にして頭に入れ直さないと
いつものようにな肩幅を選んで描いている自分がいます。
よく見て描く、と言うのは 自分に言い聞かせるということ、
手の慣れで描くというのは 嘘がいっぱいなのです。
1本目 肩幅が広めになり、そのせいでヒップも太めになった。
4本目 胴の長さに頭が付いていけない・・・お腹と腿の間の空間の広さに目を疑う・・・広いっ
モジリアニになった気分。
9本目、5分ポーズ ポーズはモデルさんのお任せだが、時間が短いと辛い形もなんのその。描けますか?と言わんばかりに挑戦される。