酔月庵 A Side

設計屋系システム屋から見た世界

不変ならざるもの、酒の強さと体脂肪率<前提条件は大切です>

2008-12-26 02:41:04 | 日常
 昨夜は350mlの缶ビールを2本飲んだだけなのに、思いのほか酔いが回りました。
 疲れているせいかも知れませんが、年のせいでしょうか。

 最近変わったものが、酒の強さ以外にもうひとつあります。それが体型。
 先月ベルトがきつく感じられてショックを受けました。今の身長になってからのこの15年以上の間、プラスマイナス3Kgの範囲でしか変動しなかった体型がついに変化し始めました。
 さすがにやばいと思い、体脂肪計を購入しました。(2年ほど体重計の無い暮らしをしていました)体脂肪率を測ってショックを受けました。この体系でこの体脂肪率って、、、。

 さて、その後食事に気を付けるようになり、1か月ほどでウェストは元に戻り体重も1Kg程度減ったのですが、体脂肪率が下がりません。以前はこんなじゃ無かったのに、と思いつつ、もっと体を動かすようにしないとまずいかなと思い始めていたある日、なんとなく風呂上がりすぐに体脂肪率を測ってみたところ、体脂肪率が5%も下がり以前見慣れた数字に近い値がそこにありました。(それまでは体脂肪計の取扱説明書に従い、食事後、入浴後2時間以上経ってから測っていました)
 
 微弱電流を流し抵抗から脂肪率を測定する体脂肪計の場合、体の水分などの影響により、測定結果に大きな違いが出ます。入浴後というのは、測定に適したタイミングではありません。それにしても、こんなに大きな違いが出るなんて。

 そういえば以前に体脂肪率を測ったのはいつも風呂上がりでした。
 あぁそうか、私が自分の体脂肪率だと思いこんでいた数字は、そもそも実態からかけ離れた数字だったのか。

 「数字の前提となる条件が正しいかどうかを確かめずに数字だけを元に判断すると、不正確な情報を元に誤った判断をすることになる。」普段から心がけている事なのですが、体脂肪率の測定においても当てはまるようです。