みゆき生け花教室 ( miyuki flower classes )

花道家元未生流   

お花と ポエムと 音楽の 素敵なブログ♪
 

千晴甫のセンスある・・立冬の生け花

2007年11月09日 | 生け花
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                  あんなにも幼く純真で
                      あんなにも知性が
                      ありながら
                     
                      恋に悩む乙女は
                      思い切り
                      大胆な構図を描く

                      人生も
                      案外そうなのかもしれない
                      大胆な構図

                      細やかな神経に
                      翻弄されているようで
                      やっぱり平静さは流れる小川のよう

                      そのうちには
                      重ね合わせていた羽を
                      大きく広げ

                      パタとの音もさせず
                      遠くへと
                      飛び立ってしまうのかもしれない

                      人生の大きな構図・・

                
                                  
                 
                  
                              花材・・ゴールデンキャスケード(グリーン)
                                  野ばらの実(木物)
                                  八重トルコキキョウ(白)
                                  モカラ(オレンジ)
                                  透かし百合(オレンジ)
                                  

                              

                  (この詩は作品者に全く関係なく美由紀甫の創作です)
              
 4歳の幼子がある日ガンに侵され、日々苦しい治療の中で唯一
輸血をすると体が楽になるので、子供心にそれを「アンパンマンのエキス』と
名づけ、病と闘いましたが・・。輸血が如何に人助けになるかの感動の動画です。
是非見てやってくださいませ → こちらです

数本の生け花の陰に・・亡き母へ豪華なお花の贈り物

2007年11月07日 | 生け花
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                 子供はいくつになっても
                     母が好き 恋しい

                     60代になられる奥様は
                     この生け花の5倍は
                     お花を注文されます

                     生け花のお稽古には
                     ほんの数本使われ
                     あとはご自宅へ

                     小学校6年の時
                     母が亡くなられ
                     義母がすぐ来られたとか

                     義母はきつく
                     言われたことを忘れると
                     夕飯は無し。。。

                     どれほど
                     実母が恋しかったか
                     とつとつとお話されて・・・

                     今
                     母の笑顔は写真の中で
                     美しい笑顔を見せてくれる

                     残したお花は
                     母へのプレゼント
                     カラフルなお色で飾ってあげたい

                     優しい娘は
                     もう60代になりましたが
                     
                     母は若くて美しいまゝここに・・

                    
       
                 
                  
                              花材・・リンドウ(紫)
                                  八重トルコキキョウ(白)
                                  モカラ(オレンジ)
                                  レザーファン(緑)
                                  ゴッドセフィアナ(緑) 

                              

                  (この詩は作品者に全く関係なく美由紀甫の創作です)
              
 4歳の幼子がある日ガンに侵され、日々苦しい治療の中で唯一
輸血をすると体が楽になるので、子供心にそれを「アンパンマンのエキス』と
名づけ、病と闘いましたが・・。輸血が如何に人助けになるかの感動の動画です。
是非見てやってくださいませ → こちらです

ベテラン青年の・・粋な生け花!!

2007年11月06日 | 生け花
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                      冬を迎える木立が
                        葉を落とし
                        競って天に向かう

                        強いものは根を残し
                        弱いものは枯れ木となり
                        雪が降れば粉々に散るだろう

                        大自然は容赦なく
                        今年も執行するだろう
                        死刑執行人のように

                        だからと言って
                        枯れ木がすべて
                        根絶やしになる訳ではない

                        枯葉の中から思いもかけず
                        新芽が出て葉を茂らせる
                        来年の春には蕾も付けるだろう

                        人間の社会も同じ
                        そうそう根絶やしにはならない
                        強い精神力さえ持ち合わせていれば・・

                               
                                                    

                            花材・・姫ミズキ(木物)
                                 ピンクッション(オレンジ)
                                 アルストロメリア(オレンジ)
                                 ソリダコ(ぐりーん)
                                 ゴッドセフィアナ(緑) 

                              

                  (この詩は作品者に全く関係なく美由紀甫の創作です)
              
 4歳の幼子がある日ガンに侵され、日々苦しい治療の中で唯一
輸血をすると体が楽になるので、子供心にそれを「アンパンマンのエキス』と
名づけ、病と闘いましたが・・。輸血が如何に人助けになるかの感動の動画です。
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街はすっかり・・もうクリスマスモード!!

2007年11月03日 | 生け花
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                    クリスマスを
                        何度も迎えていないのに
                        天国へ逝ってしまった

                        枕元へ靴下を置いて寝た子の
                        寝息が聴こえる頃
                        お菓子や飴玉を詰めた

                        目覚めると
                        靴下の中は
                        とりどりのお菓子でいっぱい

                        家の中を靴下を重そうに
                        引きずって歩き回る姿に
                        親は満足気に微笑む

                        そんなクリスマスは
                        とうに過ぎ
                        古い日記の一頁になった

                        今宵音楽だけは
                        あの日と変わらない
                        クリスマスソング

                        日記がセピア色になって
                        一緒に植えた庭の木が
                        どれほど大木になったとて

                        母の想い出は
                        永遠のスクリーン
                        鮮明な映像・・・


                               

                           花材・・珊瑚ミズキ(木物・赤)
                                コキア(モスグリーン)
                                ばら(ピンク)
                                モカラ(オレンジ)
                                スモークグラス(緑)
                                鈴バラ(赤)
                                カーネーション(ピンク)

                   
                     (この詩は作品者に全く関係なく美由紀甫の創作です)
              
 4歳の幼子がある日ガンに侵され、日々苦しい治療の中で唯一
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お嬢様の生け花に・・心が魅せられて。。。

2007年11月02日 | 生け花
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                   チロチロ燃える炎
                     あれはお花でも
                     ロウソクでもないのです

                     もう幾十年も
                     心の奥深くにくすぶっている
                     恋の火種なんです

                     もうとっくに
                     消えて燃えカスすら
                     残っていないはずでした

                     このケイトウを目にした時
                     わたくしの心は
                     一瞬身震いをしました

                     でもつぎにはもう
                     いつもの平静な
                     わたくしの心に戻っておりました

                     今でもわたくしをゆさぶるなんて
                     深まりゆく秋が
                     そうさせたのでしょうか
                     
                     それとも
                     わたくしの老いが
                     そうさせたのでしょうか
                     

                                    

 
                        花材・・ケイトウ(オレンジ・赤)
                             ワックスフラワー(ピンク)
                             ピンクッション(オレンジ)
                             ハラン(緑)
                               
                               
                (この詩は作品者に関係なく美由紀甫の創作です)
              
 4歳の幼子がある日ガンに侵され、日々苦しい治療の中で唯一
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11月・・肌寒の真夜中に見る生け花!

2007年11月01日 | 生け花
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                        大輪のダリアが
                        今宵 睡蓮に見えるのは
                        わたくしの目のせいかしら

                        恋の数なら
                        手の指だけじゃあ
                        おさまらない

                        それらの恋を
                        すべて葬ってきた
                        わたくしの目は

                        確かなものは
                        何も見えなくなって
                        しまったらしい

                        若い娘(こ)らが
                        未来に夢を託して華やかに
                        生けた花なのに

                        わたくしには
                        なぜか
                        仏様の花に見える

                        今宵11月の
                        肌寒の真夜中・・

                                     


                           花材・・ヒペリカム(緑・実)
                                ケイトウ(赤)
                                ダリア(黄)
                                リンドウ(薄紫)
                                秋明菊(ピンク)
                                   
                                    
                (この詩は作品者に関係なく美由紀甫の創作です)
              
 4歳の幼子がある日ガンに侵され、日々苦しい治療の中で唯一
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