TABOの囲炉裏部屋

さあ~ゆっくり、上がってたんせ。ぼ~とした何もない日もいいでしょう。

ムラサキの根と茎そして下染め

2012-11-27 09:54:10 | 草木染め

先日、関さんからムラサキの茎と根をいただきました。大切な根なので、大事に洗って乾かしていましたが、前にすっかり乾燥した根をもらったときに鋏でも切るのが大変だったのを思い出して、まだ生乾きの状態で細かくしたらいいのかなと思い立って鋏で切ってみました。

すごいでしょう!

土や汚れを取りながら、ちょきちょき!臼がないのですり鉢ですったら…と考えてます作山さんから椿の灰を分けてもらってから挑戦です。ファイト

下染めについて

先日、沢口ハルさんの工房に伺ったときにハルさんは今回は下染めを5回したと話しておりました。そこで俄然!張り切ってしまいました。私も…

まあ。4回でいいかな…。2日かけて下染めしました…。

いよいよムラサキの茎で染めます

今回は煮出さないで、80℃のお湯でもみました。30分ひたすらもみました。

いよいよ4回下染めした布を入れます。

40分「繰り」ました。…でも、残念です。 信じられません。 色が布にはいりません。 どうして…どうしてなの… やっぱり煮出したほうが良かったのかなー 

3日間の私の夢が泡のように消えてゆくー。

ムラサキの根だけは絶対失敗は許されないよ。頑張ります…


親父6

2012-11-26 11:17:47 | 親父

先日、五城目の奥、馬場目川流域にある「ネコバリ岩」に行って来ました。あいにくの天気で雪もちらちら降ってきたのですが、なんのその。親父は頑張ります。

途中、つり吉三平のロケ地で有名な「北の又集落」を写真に撮りながら…。

茅葺の農家が5、6件あります。とても素敵です。桃源郷のような雰囲気ですが、こちらが規模が大きいかもしれないです。春にまた行ってみたいと思います。

いよいよ「ネコバリ岩」です。途中、道路が崩れている所もあり、春にまた行けるのかちょっと心配です。

親父はとても万足してました。

その途中の農家レストランにいるネコちゃん。とても人懐こくて足にじゃれてきます。かわいかった。ちょっとおばあさんネコ?おじいさんネコ?ですけど…。


ムラサキの茎で染めてみました

2012-11-21 12:44:41 | 草木染め

先日、ムラサキの茎をいただいてきました。その日の夜に作業開始です。

まずは茎を細かく切り、鍋に入れてグツグツと30分煮出しました。なんかここがまちがったみたいです。後で沢口ハルさんの茎の染めについて伺ったら煮立てないで染液を作とのこと。ハッハッハッ。

 

まあ。今回は煮立てて染液を作る方法を紹介します。

布はやはり20~30分位ぬるま湯につけます。

次に染液を絹で60℃、木綿で90℃くらいにします。

 

①いよいよ布を入れます。30分位よく「繰り」ます。←これが大変です。まあ、ときどきサボりますけど。ハッハッハッ

②さっと水洗いして、次に媒染液につけます。今回は酢酸を使いました。20~30分くらいです。これもよく繰ります。ときどきサボりです。

この①、②の作業を今回は6回繰り返しました。

すてきな色に染まりました。沢口ハルさんの色とは全然違いますけど、今度は煮立てないで染液を作り、灰汁を媒染液に使いハルさんのように頑張ります。

写真は暗いですけどとても良い色に染まりました。

そして紫根染めの神様のハルさんの手を紹介します。

素敵です。

 


サルビアの花でストールをそめました。

2012-11-14 13:01:56 | 草木染め

こんにちわ。すっかり秋も深まり、今週末は雪とのこと。初雪はとてもすきですけど。長~い冬は嫌だよね。今、冬の草木ぞめの材料を確保している最中です。

サルビアの花をたくさんいただいたので、ストールを染めてみました。

まず、花びらの部分だけ集めます。ちょっと面倒です。

いつものようにヒタヒタになるくらいの水で30分位煮出します。

その染液を越します。液に浸し、よく繰ります20分くらいです。

媒染液は酢酸(食酢)を使いました。これも20分くらい浸し、よく繰ります。

これを3回繰り返し、今日の染め行程は終わります。

とてもキレイなピンクに染まりました。単調な色なので、日を改めて、もう一度染めたいと思ってます。グラデーションに出来ればと…。うまくいくかなー。頑張ります。