【モンコレTCG】屍竜カリオストス＆ブラック・アガマ

過去に『黒い沼』で大きな力を持っていた毒魔竜カリオストス。
存在するだけで周囲に害なす者としてとある勇者に討伐されたが、沼地に適応したカリオストスの巨体は死してなお完全に朽ち果てることなく、沼の底で時を過ごすこと幾星霜。 訪れたエレメンタル・ストームにカリオストスの憎悪の念が共鳴し、『屍竜』として蘇ることとなった。
紫が基調だった体色は全身の各所が腐ってボロボロになり、腐った肉の合間から骨が覗いて不気味な様相を呈している。
くすんだ体の中で唯一色を持った双眸が、往年の力と栄光を表しているかのようである。
◆
「屍竜！　ここの瘴気はいっそう、濃いわけだわ。――行くわよ、ブリオ。呪われた魂を解放してあげなきゃ」「えええー。ほっとけばいいじゃない」「あたしの目の届く範囲にいるドラゴンはすべて救う。あたしはそう決めているの！」

level8　8/8　飛行　魔＊　猛毒耐性
◎[普通]手札1枚(地形)捨てて、敵1体に【混沌10】ダメージ。
□[普通/対抗]手札1枚(地形)捨てて、敵1体に【混沌10】ダメージ。

ゾルドイルの沼、最強のドラゴン。
飛行で防御力８というのは非常に死ににくいですし、対抗で10点ダメージをたたき出せる力はそう簡単に落とせない。
ドラゴンが堅いことはいいことだと思う。


余談・・・・カリオストロ伯爵は本名をジュゼッペ・バルサモと言います。ヨーロッパ中を旅し、多くの偽名を駆使して社交界に乗り込み、胡散臭い商売を繰り返した詐欺師。ロシア宮廷でのスキャンダル、マリー・アントワネットを巻き込んだ有名な詐欺事件「首飾り事件」、ローマで異端の嫌疑をかけられ、やっと逮捕。その後、獄死。
ルパン三世の劇場版に出てくるほうが有名ですよね。あんな感じです。
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《ブラック・アガマ》は毒沼に棲息していながら、毒への耐性を持たない奇妙なトカゲ。
鮮やかな青紫の体表を常時ゲル状の粘液で覆うことで身を守っている。
この粘液は《ブラック・アガマ》の特性であると同時に武器でもあり、仲間に粘液を射出して守りを固めたり、外敵の武器を粘液で絡め捕ったりと用途は多様である。
◆
「毒沼に生息していても、耐性を持たないものもいる」「そうなの？　でもどうやって生活するのよ。まわりは毒だらけなんだし」「たとえばあいつの場合は、黒い粘液を分泌して身体をコーティングするんだ」

level【2】　2/1　歩行　＊
□[普通/対抗]手札1枚破棄でドラゴンorリザードマン1体を強化「+3/+3」

なかなか便利な効果を持つ蜥蜴。
勢力：ゾルドイルの黒い沼が欲しがっていた待望の1枚もあります。
「+3/+3」強化が単純に強いのは「風神竜」「火竜」を使った人ならよくわかっていますし、
マルチスペル持ちのリザードっていうのは使い勝手よく、level２勢力の中では真っ先に採用されます。
実にいいカードです。


余談・・・・アガマとは、動物界脊索動物門爬虫綱有鱗目アガマ(キノボリトカゲ)科に属する蜥蜴の総称。基本的には肉食で、森林・砂漠等に生息している。現物を見たかったら和歌山県の山へ行ってください。一応、イグアナとは科目が違うそうです。