YosukeMiyake's "Strange,Beautiful&Loud"

Rock Guitarist 三宅庸介の Blog

I put my hand upon the lever

2009-05-26 02:17:49 | Guitar
久しぶりに強烈に聴きたくなって、思い出が突き刺さるほど音に包まれる

実は Guitar を意識して初めて手に入れた Record はこれ



KBS京都 " 若宮てい子のハイヤング 11 " で聴いて ( 懐かしい~! )
NHK-FM " 朝の POPS " で Air Check して、京都四条十字屋へすぐに買いに行ったっけ...
中学一年だったんで14歳になるかならないかの頃かな?

後になって知った Richard Rodgers による " The Carousel Waltz " による Intro...
これを聴くだけで、ベッドの中でわくわくしながら何度も何度も聴き返したあの頃へ

音楽って不思議だ
どこか身体の奥深くにレコードの溝のように刻まれてる
聴く度に、刻まれた時の自分が感じていた事と一緒に内側からも再生される


Tunnel of Love の挑発的な Rhythm Guitar..
Mark Knopfler の Guitar は歌う..
歌は詩を描く..

いま聴くと " Strato の Half-Tone " , " 素晴らしい finger picking " ,
" ここで必ず Double-Stop Riff " ...
そんな風に色々と余計な事までわかってしまう

そんなこと何もわからずに、ただその音楽が堪らなく好きで
もっと Pure に音と一体化していた頃が懐かしいし羨ましい..

そんな初期衝動でいつも心を満たしていたい、と願いながら



間違いなく自分の Guitar の原点
これに出会ってなければ自分はいない


音楽って素敵だ

Dire Straits : Making Movies


Flame and Spark

2009-05-24 02:47:20 | Guitar
陽が落ちてから、久しぶりに渋谷の Guitars Station

ある打ち合わせがあったんだけど、Guitaristとしては気になる事もありました。。
Fulltone の Catalyst が入荷されていたんですね

少し前から気になっていたんだけど Check する事ができたっ



基本的には mini SW やら小さな可変が付いているものは苦手なので、やはり操作は困難...
Gain は画像位置から急激に変化するのでここら辺りが Point
で、この2つの可変EQがかなり鍵を握っている模様..

基本的に素晴らしく良くできた Pedal なのでどのように Setting しても音は良い
自分の Best Sound に持って行くには時間と経験が必要かな?、、
Spark での艶のある Boost Sound , Flame での燃えるような Fuzz Sound
どちらも確認できたので満足。。

Marshall に足すとどのようになるのか、、次回はその辺りの Check もしてみましょう

張り切ってる吉野家みたいな筐体の色は好きになれないけど、多様性のある素晴らしい Pedal でした
愛用の Ibanez TS-10 , Sobbat DB-1 と併せて持っておきたい Pedal


で、オススメということで登場したのがコレ
....



普通この場合は、まず手に乗せて5秒程黙ります
まあとにかく音を出してみましょう

まさかと思ったけどツマミは本物のスーパーボール
グニュってなるし空回りするし、大体何の可変でどの設定なのか全くわからないし...
LED はどんどん色が変わってゆく遊び心
なんかこう European ART っぽくて好きですね、こういうの

これがまた非常にイイ音でした

現場で Guitar Bag から出すとツマミ ( ボール ) が1ヶ取れていて慌ててケースの中をゴソゴソ...
というのは容易に想像できるけど、許します

ちなみに、 Shin ' s music OD-X POP BALL というお品


で、やっぱりコレでしょう ! !



Black 以外の Guitar に惹かれる事はあまりないけれど、素晴らしい Guitar でした

? ?
もちろん Fender です


素敵な楽器に囲まれて音を出して...
至福のひと時でした

腰はまだ痛いけど。。




Two Faced

2009-05-19 23:46:19 | 生活


日曜日のことでした
朝から部屋の片付けをしていたとき腰に激痛が...
息ができないほど痛いし。。
しばらくの間起き上がれなくてどのような姿勢でも痛み変わらず

ああ、これがギックリ腰ね...
幸い少し動けるようになったけどまともに歩けないし
寝ようにも寝返りの度にビックリして起きてしまう
そもそも寝る姿勢が辛い

完全にギックリという訳ではなさそうだけど
今日になってもまだかなり痛いし...
変な姿勢でないと歩けない
前屈みでゆっくりと、、ゴリラみたいかな?


という訳で、いまこうやって座ってるのも辛い
Lesson はなんとかこなせましたが、限界です。。


朝からずっと Miles Power Play ...
Water Babies に始まって、特に Two Faced は繰り返す
Bitches Brew でちょっとあっちの空間にいて、 In A Silent Way Session で居眠って
ただいま Nefertiti 終わってまた Two Faced

一番の薬は Wayne Shorter の曲、かな?





この Scuderia かなりの素晴らしい出来映え
見ているだけで幸せです


にしても痛い、、泣けてきます

A Lotus On Water

2009-05-15 02:16:38 | Guitar
久しぶりに乾いた風
今日は Guitar が軽いような気がする


少し前に Bridge P.U. を Original の " Abby's 69 " に交換してみた

元々搭載されてる P.U.だけど、ずっと交換されたモノが載っていたので
実は初めての使用。。
色々な P.U.が出回っていようが、Best ではなかろうかというこの P.U.

Fuzz 使用時は、キチンと弾いてやれば アノ音 を感じる
40年前の夏の朝 Woodstock に響き渡った音
あくまで、彷彿...
アノ音が出る、、なんて図々しくて言えないけど...

そう、たしかに Strato は特に3つの P.U. 全てが同じモノのほうが
Strato らしい趣きのある音がする。古典的な慣れ親しんだ香りだ。
かの Malmsteen も『同じでないとダメだ』と大きな声で言っていた。
やっぱり Leo Fender は偉大だった...


そんな訳で機嫌良く Abby Sound を満喫していたけど、問題もあった

そう、Recording した曲を弾くと戸惑う...
どうも歌い方が違う...
自分でもわかっているけど、聴こえてくる自分の音にもの凄く影響されるので
これは困った。。

結局、一度 Texas Special に戻して確かめる - 再度 Abby 搭載 - 再々度 Texas Sp...
まだ決めかねる...再再度 Abby へ - 悩む - 悩む - 再々再度 Texas Sp へ ...
という訳で落ち着いた、、

これではただの優柔不断だけど、そんなことは既に承知



まっ、これも Fender P.U. だから Leo Fender も許してくれるはず
いまや必要不可欠、という事を改めて認識してめでたしめでたし..
それだけ Recording Session が素敵だったという事



Lizzy : 『 またやってるわ.. 毎日 P.U.付け換えて悩んでるのよっ』
お父さん : 『 放っておけ!』


.........

もうずっと Solo Album Rough と Focus , Mahavishnu Orchestra しか聴いてない毎日
完全に取り憑かれる音


さあ Art Work だっ


Villa d'Este

2009-05-03 03:44:38 | 生活
Album Cover の Design や Form のことで頭がいっぱい
色々思いつくけどどれもこれも現実的ではないし...

そんな訳で、美しいものを探しながら息抜きしてると
もうそんな時期だったのね?

" Villa d'Este Concours "

毎年 Roma の庭園 Villa d'Esteで開かれる世界中から名車の集まるコンクール

今年も凄い車が沢山エントリーしていたようです

" 1955 Ferrari 410 Special Berlinetta "





この車については全く知らなかったけど ..
なんとお美しいことでしょう。。
夢の手触りってこんな感じ?

そして " 1953 Fiat 8V Zagato Berlinetta "



いかにも Zagato らしい線の使い方 ...

どちらの車も1950年代初頭ということで
Stratocaster の Design された時期

やっぱり50年代 , 60年代というのは人が最も " 美 " を意識していたのかな ...

待てよ、、50年代初頭に、巷をどんな車が走っていたか?ということを考えると
この2台がいかに浮世離れしていたか ... ということかな

こんなに美しいモノだから一度は景色を流してみたい




お前にはまだ早いっ!!





.....



怒られたので現実的なことを考えましょう、、

そろそろ Album Release 後の Live Tour の事を具体的にしていかなければいけません
色々大変ですが ...
いいかたちで Tour が出来るよう相談しましょう、、


そういえば
その前に素敵な場所で皆さんの前で Guitar を弾く事になりそうです
もう少ししたら発表できると思うので、沢山の方々に観てもらえたらなっと思います
とても楽しみにしています


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追記

清志郎さん、ご冥福をお祈りいたします

そういえば、数年前、ご病気をされた頃に間接的にではありますが
お仕事を手伝わせて頂いたこともありました...

あなたの存在感、色合い、声、表現が好きでした

偉大なる Rock Star