と言う訳で先週土曜はCGCひなまつりエンデューロで遊んで来ました。
愛知の瀬戸まで自走で行ったのですが、スタートから暴風雪で参りました。新東名の浜松辺りも横風酷くて怖かったな~
3日は岡崎のプロテクタにご挨拶
社内見学をさせて頂き、夕食もお付き合いして頂きました。興味深い話多過ぎて楽しい夜でした。
3日は朝から快晴!レースはドライだったので、何事も無く周回して39位/112台。

photo:so4
いや、何事も無くは無かったな。
新設下り丸太で引っ掛かって一回、その手前の泥沼からのキャンバー登りで掘れ過ぎた轍に引っ掛かって一回、その他ももう一回位かな?助けて貰いました。
とにかく、無理して渋滞に突っ込んで、転んだりして他のライダーを怪我させる訳には行かないし、あまりスタッフの手を煩わせる訳にも行かないし、色々大変でしたがとても面白かったです。
BETAなら難なく行けるところもアドベンチャーだと超難所になるので、下見も超真剣に行いました。
去年からアドベンチャーバイクで色々遊び始めてましたが、この「自走で遠方にレースしに行き、何事も無く帰って来る」と言うのをやりたかったので、とても満足です。
他にももっと楽に周れそうなレースは一杯有るのに、なぜハードエンデューロのCGCを選んだかと言うと
1.普通のエンデューロは普通に周れるだろうし、かと言って成績も良い訳じゃないから面白味が足りない。ハードエンデューロが一番アドベンチャーバイク向きじゃない(笑)
2.CGCはスタッフもエントラントもお客さんも雰囲気が良いので、駄目でも笑って貰える。ガチレースでライン塞いで埋まったら怒号が飛んで来そうでちょっと遠慮した。
3.名古屋港から仙台港までのフェリーを予約しておけば、最悪バイクを壊しても名古屋港まで運んで貰えば何とかなる、と言う保険が使える
と言う理由です。結果はCGCで大正解でしたね。ボスから中の人からスタッフの皆さんまで、僕のやりたい事を理解してくれているので、とてもスムーズに酷い目に合う事が出来ました(笑)
ただ、こういう遊びはノリだけでやると痛い目見ちゃうので、色々と考えて行動しました。
道中の寒さ対策、キャンプ道具の選定、タイヤ選択、事前のオフロードテストとフル積載でのオンロードテスト、スペアパーツの携行、等々、なにしろ初体験なので出来る事はなるべくテストしました。結果は、全部役に立ちました。準備は綿密にして置くに越したことは無いですね。
それと、IRCブースには今回もとてもお世話になりました。
行き帰りのタイヤ(GP210)、レース用のタイヤ(IX07S、VE33)のサポートのみならず、レース用ウェア一式の運搬、タイヤ交換、テント設営スペース等々、いつものレース以上にお世話になりました。

本当にありがとうございました。
レース後はお楽しみの宴会、きっちり呑み切ったお蔭でテントでも朝まで熟睡出来ました。
牛タンとテキーラの物々交換で呑ませて頂いたみなさま、ありがとうございました。また斑尾で会いましょう(笑)
4日日曜日は、早めにテントの撤収を終えておひな様クラス(女性クラス)の観戦&お手伝い
皆さん頑張って(と言うか上手に)周ってましたね~。間違いなく僕の出たさわやかクラスより渋滞してなかったですね。
会場を昼前に出て、名古屋市内で友人と昼飯食って松坂に移動。
もちろん、地図で面白そうな下道を探してワインディングを楽しみながらの移動です。事前テストでサスセッティングして来て良かった。
5日は朝からあいにくの雨だったのですが、折角なので伊勢神宮にお伊勢参りして来ました。
朝一だったので観光客少なくて良かったですね~
どんどん雨が強くなりましたが、鳥羽に移動してフェリーで渥美半島の伊良湖岬へ。
そこから名古屋港は直行しましたが、警報出るレベルの暴風雨でかなり疲れました。
助かったのは、アルパインスターのアドベンチャーウェアが全く浸水しなかったお蔭で、見た目よりは快適に移動出来た事ですね。SHOEIのHORNET-advのピンロックシールドも、氷点下だろうが大雨だろうが全く曇らないので常に快適でした。大和君とはsenaのインカムで常に会話しながらなので、眠くならないで済みますし。装備は大事ですね。
フェリー埠頭の最寄りのスーパーに着いて、夕食の買い出しを終えてバイクに戻ると、インパネの横に付けていた
エアモニから警告音が。
はい、釘を拾ってリアタイヤがパンクしました。一応1.5kgf/cm2は入ってるので大丈夫かな?と思いましたが、走り出るとみるみる低下してしまい残り5㎞で完全に0に。
時間も無いので無視してフェリー埠頭まで走り、何とかフェリーに滑り込みました。
フェリーは個室を取って居たので、濡れたウェアも乾かせるし、快適に過ごせました。
荒天の影響でメチャ揺れましたが(はじめて酔い止め飲んだ)、定刻通り5日夕方に仙台港着。仙台港で大和君と別れ、店までの7㎞をパンクしたまま帰り5時には帰り付きました。
日記風レポートになっちゃいましたが、とにかくやって良かったしメチャ楽しかったですね。
レース中も応援が半端無いですし、皆さん笑ってくれます。
珍しく僕もレース中に笑顔でした。

photo:so4
誰にでもお勧め出来るとは決して言えないのですが、これを見て「よし、俺もやってみよう」と思った方は、とにかく準備を怠らない様にして下さいね。失敗すると代償が大きいですよ。
ハードエンデューロ参戦はともかく、ビッグオフをもっと操りたい方には
スクール&走行会もやっておりますので、是非ご参加下さい。
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Q:何故わざわざそんな大変そうな事するの?
A:楽しいからだよ!