ハード・ロック&ヘヴィ・メタルに身をゆだねて

ハード・ロック、ヘヴィ・メタルに浸る生活をつぶやきます。

このバンドの曲は本当に独特!Aerosmith - S.O.S (Too Bad)

2020-06-17 22:09:00 | AEROSMITH
Aerosmith - S.O.S (Too Bad)

キッスを取り上げたのならら、このバンドも取り上げなければなるまい。

元祖悪ガキ風ハードロック・バンド、エアロスミスである。
彼らの音楽を評するときに、ヤードバーズの影響やストーンズの雰囲気を用いられるが、個人的には曲のメロディ展開やアレンジ力に驚かされる。

例えばこの曲。
ティーブン・タイラーの作詞・作曲で、編曲はバンド全員だと思われるが、実に個性的だ。
もう、実にかっこいいとしか言いようがない!
この曲に似た曲ってありそうでない。
一つ間違えれば非常にダサくなる寸前のアレンジだが、そうなる直前で、かっこよく仕上げているって言う感じかな?
まさに独特のセンスだ。

例のカバー曲「トレイン・ケプト・ローリン」のアレンジもすごい。
非常に凝ってると思う。
わざとスローにした前半部分のかっこよさは絶品だ。

エアロスミスはやはりスターになるべくしてスターになったバンドだと初期の曲を聴くといつも思うのである。








わかりやすく、ノれるハードロック!KISS - C'Mon' and Love Me - Kiss Alive Version 1975

2020-06-16 20:53:31 | KISS
KISS - C'Mon' and Love Me - Kiss Alive Version 1975

中学から高校にかけて最も聴いたライブアルバムがこれ、「キッス・アライブ」。
いわゆる1970年代後半から出てくる「産業ロック」のように、きわめてポップという感じでもないのに、すごく親しみやすいハードロックだった。

意外にもありそうでなかったスタイルのロック・サウンドだったと思う。
シンプルな構成とメリハリのあるリフ、そして、起承転結のあるわかりやすいメロディ。そして、多くのロック・ファンを虜にする何かがあった。

キッスをはじめて聴いたのはこのライブ・アルバムなのだが、あまりにも聴きやすくて中毒のように聴きまくった記憶がある。
やはり、このアルバムでのキッスの音楽にはマジックがあったに違いない。
ライブにおけるグルーブというのか、不思議なノリが全体を覆っているのだ。
あとで、オリジナルのスタジオ・バージョンを聴いて、その違いに愕然とした。
同じ曲とは思えないほど輝きが違う。

まあ、このアルバムの後の作品はスタジオ録音の方が良かったりするので、本当に不思議な現象である。
初期の頃のスタジオ録音がかなりチープなプロダクションであったことが大きな要因であろうが、それだけとは言えないような気がする。

それにしてもライブでこれだけすごいエネルギーを発散するとは!

彼らにとって、最高傑作であることは間違いない。





クイーンのようなコーラスがくせになる!Stryper- "In God We Trust"

2020-06-15 21:04:07 | STRYPER
Stryper- "In God We Trust"

クリスチャン・メタルのストライパーである。
ヴォーカルはおなじみのマイケル・スウィート!(本名なのかな?甘そう!)

この曲はイントロのコーラスでやられてしまう。
だって、クイーンみたいでかっこいいから!
ギターの重なった音も快感。
ハイトーンも気持ちいい。
クリスチャンだけにあって清涼飲料水みたいに清々しい曲だ。
ストライパーの曲の中で一番スカッとする。

マイケル・スウィートは最近ソロ・アルバム出してます。
そして、このバンドも存続中。
意外と続いているのでびっくりする。






1990年代のメタル・ヒーロー! Hammerfall - Stone Cold - HQ Audio

2020-06-15 20:45:35 | HAMMERFALL
Hammerfall - Stone Cold - HQ Audio

1990年代はいわゆる正統派と呼ばれるヘヴィ・メタル・ロックにとっては受難の時代であった。
いわゆるオルタナティブ&グランジ旋風により、正統派ヘヴィ・メタルはロックの主流から大きく外れたのである。
1970年代後半、オールドウエイブと呼ばれ、バカにされたのと似たような状況にあったかもしれない。

その中にあって、デス・メタルのような先鋭的で過激なサウンドは若者を中心に急速に支持を集めることに成功したが、メロディのある正統派は消え去りそうになっていく。

そのときにスウェーデンから登場したのがハンマーフォールだった。

勇壮なサウンドとメロディ。起承転結のある展開は日本のメタル・マニアの心をとらえ、当時かなりの人気を集めたと記憶をしている。

その彼らの曲の中で、最も好きな曲がこの曲。
すごく印象的でかっこいい。
ライブで映えそうな曲とはこういう曲だろう。




ゲイリー・ムーアが若いなあ!Thin Lizzy - Waiting for an Alibi (1979) Gary Moore

2020-06-09 21:57:25 | THIN LIZZY
Thin Lizzy - Waiting for an Alibi (1979) Gary Moore
シン・リジィは色んなギタリストが在籍したしたけど、やはりゲイリー・ムーアの存在感はちょっと違いましたね。
ツインギターでのハモリというのは誰がやっても同じというわけではなく、片方がゲイリー・ムーアっていうだけで、すごく価値のあるものに感じてしまいます。
基本的には一人で弾きまくるゲイリーが、ツインギターに参加しているのってちょっと不思議でもあります。
フィル・ライノットとの共演をいっぱいしてほしかった。
天国でしてるかな?

それにしても、この曲のサビは頭に残るメロディと歌詞だなあ。
シン・リジィで一番好きな曲です。