ハード・ロック&ヘヴィ・メタルに身をゆだねて

ハード・ロック、ヘヴィ・メタルに浸る生活をつぶやきます。

クリストファー・アモット復活!!DARK TRANQUILLITY - Phantom Days

2020-12-20 15:57:56 | DARK TRANQUILLITY
DARK TRANQUILLITY - Phantom Days (OFFICIAL VIDEO)
DARK TRANQUILLITY - The Dark Unbroken (OFFICIAL VIDEO)  
DARK TRANQUILLITY - Identical To None (Album Track)  
DARK TRANQUILLITY - Eyes Of The World (OFFICIAL VIDEO)

これは嬉しい!!大好きな元アーチ・エネミーのギタリスト、クリストファー・アモットが最前線に戻ってきた。
スウェーデンのメロディック・デス・メタルのオリジネイターの一つであるダーク・トランキュリティのギタリストとして!
ダーク・トランキュリティは今回のアルバムでギタリストをチェンジ。
何とクリストファーの相棒(ツインギターのもう片方)は元アンドロメダ、元スカイファイア、元ノンイグジストで活躍したヨハン・レインホルツ!
これは強力!!

予想通り、耽美なメロ・デスの世界がパワー・アップしている。
ギターの音が美しい。デス声との対比が見事。これは傑作かもしれない。
なんかマンネリだなあって思ってたダーク・トランキュリティが若返った感じがする。やはりギタリストの役割は大きい!
ヨハンは元アーチ・エネミーのヴォーカルとバンドを組んでいたから、不思議な縁だ。

二人の新ギタリストは2017年からサポートギタリストとしてツアーに参加していたようだから、自然な流れなのだろう。
新メンバーによる最新作「モーメント」は数日後の12/23発売。買わなきゃ。

私は兄のマイケル・アモットよりも、弟のクリストファーのプレイの方が好みなんですよね。


哀愁のメロディがたまらない!RICKY WARWICK - Fighting Heart (OFFICIAL MUSIC VIDEO)

2020-12-19 17:25:19 | RICKY WARWICK
RICKY WARWICK - Fighting Heart (OFFICIAL MUSIC VIDEO)

この人の声好きなんですよね。フィル・ライノットとダブるところもあるんだけど、やっぱりいい。聴いていてジーンときます。
今回のソロ作品は5作目。2021年2月発売のこの作品は良さそうです。
あの元バック・チェリーでジョッシュの相棒、キース・ネルソンをプロデューサーに迎えて、豪華ゲストで作り上げています。
この人の人脈なのか?キースの人脈なのか?
いずれにしろ、ワンパターンな表現ですが、かっこいいの一言です。
ブラック・スター・ライダーズでの彼も大好きですが、この作品にも彼の熱いハートを感じます。メロディのあるハード・ロックはやめられません。

ブラック・スター・ライダーズからも1曲聴きたくなりました。
もろ、シン・リジィですが、いいものはいい。正式な後継バンドですし。耳に残るメロディラインが素晴らしい。大好きです。
BLACK STAR RIDERS - Finest Hour (OFFICIAL VIDEO)

ジャーマン・メタルの重要バンド!メロディが好きだ!SINNER - DON'T BELIEVE A WORD

2020-12-12 17:00:41 | SINNER
SINNER - DON'T BELIEVE A WORD

このバンドも1980年結成とかなりのベテラン。
メロディアスなので、日本でもかなり人気あるようだが、あくまでマニアレベル。かなりのメタル・ファンでないと聴いていないと思う。
名前は知っているけど、聴いたことないと言う人多いかも。

リーダーはベーシスト兼ヴォーカルのマット・シナー。もちろん芸名。まさか英語の「罪人」なんていう意味の名前の訳ないですね。本名はドイツ人らしく、マティアス・ラーシュ。
パワーメタル好きならプライマル・フィアをラルフ・シーパースとやっている人ってことで有名。日本ではプライマル・フィアの方が売れてるでしょうね。

さて、シナーっていうくらいだから、あのジューダスの名曲のようなサウンドを想像すると、やや違う。
どちらかというと、シン・リジィの影響を感じる。シン・リジィそっくりの曲もあるくらいだ。かなりメロディを意識しているバンドで、親しみやすい。マット・シナーの声はそれほど強力ではない(声域が狭い、声量がない)ため、それが、メロディが日本人好きなのに、人気が爆発しない要因かと思われる。

とは言え、やはりいいですね。デス・メタル系が多いドイツだが、こういうメロディを大事にしてるバンドもある。
若くて、女の子にキャーキャー言われている時代のシナーと今のおじさんシナーを比べてみるのも面白い。

Sinner - Used To The Truth  
これはパワーメタルで、ジューダスっぽいかも。
でも、メロディアスです。
マットが若くてかっこいい。画像では、金髪美女たちが盛り上がっているけど違和感ありません。

SINNER - Road To Hell (2017) // Official Music Video // AFM Records  
これは、最近ですね。まさにシン・リジィ。ベーシスト兼ヴォーカルっていうのも意識してるのかな。

SINNER - Santa Muerte (2019) // Official Lyric Video // AFM Records  
さらに最近の曲。これもベースの音から始まって、シン・リジィっぽい感じがある。メロディが実にいい。マットは年取って歌がうまくなったかも。
愛すべきバンドです。

38年め!このバンドもがんばってるぞ!Armored Saint - End of the Attention Span

2020-12-10 20:46:57 | Armored Saint
Armored Saint - End of the Attention Span (OFFICIAL VIDEO)

80年代前半のアメリカのLAメタル・ムーブメントの時に出てきたアーマード・セイントは当時流行っていたヘア・メタル的なサウンドではなく、イギリス的な正統派ヘヴィ・メタルで、マニアをうならせた。地味ながらも、けっこう人気はあったと思う。
でも、メタル・ムーブメントの終焉とともに、消え去ったかな?と思ってたら、復活していた。彼らもなかなかしぶとい。
どうも、アンスラックスに参加していたジョン・ブッシュの都合のような気もするけど、この骨太のサウンドが復活したのはめでたい。
何と5人中4人がオリジナルメンバーである。よく集まったものだ。
この曲は最近発売された新作から。フックがあり、気持ちいい。

そして、もう1曲。こちらもなかなか。結成38年は伊達ではない。
曲に展開力がある。展開するメロディが実にいい。ギター・ソロは聴きどころだ。
Armored Saint - Standing on the Shoulders of Giants (OFFICIAL VIDEO)

この組み合わせは刺激的だ!MSG - Drilled To Kill (OFFICIAL LYRIC VIDEO)

2020-12-07 21:44:29 | MSG
MSG - Drilled To Kill (OFFICIAL LYRIC VIDEO)

2021年初頭に発表されるマイケル・シェンカー・グループ(MSG)の新作はゲストが多い。MSGを始めて40周年、プロ・デビューして50周年ということで力がはいっているという。
しかし、まさか、ラルフ・シーパースとデレク・シェリニアンが参加するとは思わなかった。

ラルフ・シーパースは元ガンマ・レイで、そのあとマット・シナーと組んだプライマル・フィアの活動で知られるヴォーカリスト。マイケルと同じドイツ人だから、共演しても不思議ないような感じもするが、マイケルはコテコテのメタル・アーティストとはあまり共演しない傾向だった。どちらかというと70年代に礎をもつハードロック系のアーティストとの共演が主だったから、この組み合わせは意外だ。
スーパー・キーボーディストのデレクも意外な人選だ。ドリーム・シアターにいたことで有名で、イングヴェイと共演もしているが、マイケルとは接点がなかったような気がする。

そんな二人との共演を楽しめるのが、アルバムに先行して発表されたこの曲。
曲の流れがやや一本調子の感じがしないでもないが、スリリングなマイケルのギター・ソロが聴ける。もちろん、ラルフとデレクも存在感を出している。

70年代のスーパースターが次々とこの世を去っていく中で、未だにバリバリの現役をやってるマイケル・シェンカー。その独特なギター・プレイでまだまだ楽しませてくれそうだ。