goo blog サービス終了のお知らせ 

浜松めぐみバプテスト教会

教会の近況や集会の様子などをお知らせします。

心配について

2012-12-07 | 聖書の豆知識

2012年もあと3週間あまりになりました。

1年間、共に歩んで下さった神様に感謝し

浜松めぐみバプテスト教会のために

祈り、励まし、サポートして下さった方々にもこの場を借りて

お礼を申し上げます。

 

教会のカレンダーにこのようなことが書いてありました。

 

心理学者のアーニー・J・ゼリンスキーは、心配について

次のような研究結果を発表しています。

 

心配の40%は、「決して起こらないこと」であり、

心配の30%は、「すでに起こってしまったこと」であり、

心配の22%は、「取るに足りないこと」であり、

心配の4%は、「私たちの力ではどうにもできないこと」であり、

心配の4%は、「私たちが変えることのできること」である。

 

心配や問題が解決した時だけ幸福だと錯覚すると、

いつまでも感謝することができません。

心配は4%分だけ、あとは今日置かれている現実に感謝し、

人生の旅路を楽しみましょう。

 

皆様、いかがでしょうか。

 

私たちに、人生そのものを変える力はないのかもしれません。

しかし、自分への神様の愛を認めることで今までの考え方が変わり、

それによって、人生を変えることは、できるのではないでしょうか。

 

聖書にはこのようなことが書かれています。

 

「空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、

 倉に納めることもしません。けれども、あなたがたの天の父が

 これを養っていてくださるのです。あなたがたは、鳥よりも、

 もっとすぐれたものではありませんか。

 あなたがたのうちだれが、心配したからといって、

 自分のいのちを少しでも延ばすことができますか。

 ・・・・・何を食べるか、何を飲むか、何を着るか、

 などと言って心配するのはやめなさい。

 あなたがたの天の父は、それがみなあなたがたに

 必要であることを知っておられます。

 だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。

 そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて

 与えられます。だから、あすのための心配は無用です。

 あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に

 十分あります」


BCとADの意味

2012-10-12 | 聖書の豆知識

多くの方が歴史を学ぶときによく目にしたことがあるかと思いますが

紀元前、紀元後を表すBCとADというものがあります。

実は、これは聖書に出てくるイエス・キリストと深い関連があるものなのです。

 

紀元前を表すBCというのは、Before Chirist(イエス・キリストの降誕前)という意味

ADはAnno Domini(主の年に)という意味であります。

つまり、イエス・キリストの降誕後を意味します。

「主」とはイエス・キリストのことをさします。

BCは英語、ADはラテン語でありますが

どちらともイエス・キリストを降誕を起点として作られたことばであります。

 

何千年前から現時代に至るまで受け継がれてきたキリスト教だけに

さまざまな部分で影響を与えているのですね。

 

 


ノアちゃん、ルカちゃん

2012-07-22 | 聖書の豆知識

最近、すごくユニークで、かわいい名前を持つ子どもをよくみかけます。

 

アクア、ライム、キララ、コナ、クールなど

名前だけ聞くと外国のお子さんなのかな?とも思えます。

 

その中でも、意外とよく聞く名前があります。

「ノア」と「ルカ」という名前です。

 

今風とされるそれらの名前が、実は何千年前に書かれた

聖書に出てくる人物の名前なのです。

しかも、ノア(NOAH)もルカ(LUKE)も大変有名な人です。

 

聖書の中でもいちばん最初にある「創世記」というところに

ノアの話が書かれています。

 

ノアの箱舟・・・

聞いたことある方も多いのではと思います。

 

そうです。

ノアは神様に命じられて長い年月をかけて

大きい箱舟を作った人物です。

 

当時、あまりにも悪に満ちていた世に対する神の裁きとして大洪水が起こりました。

40日間、雨が降り続いた結果、生きているものは全て命を失いました。

 

しかし、神様に対する信仰を失わなかったノアと彼の家族だけは

神から「義人」として認められ、大洪水から救われることになりました。

 

ルカという人物は、新約聖書の「ルカによる福音書」と「使徒の働き」を

書いたとされる人物です。

 

「ルカによる福音書」は新約の中に4つある福音書の中で、3番目の福音書です。

そしてイエス様が地上で送られた生涯の描写が、いちばん文学的だとされている福音書でもあります。

 

ルカは医者でもありました。

そして自分の全ての権利を神に捧げ、命をも惜しまず福音を述べ伝えた

偉大な使徒パウロと同行した人物でもあります。

 

ノアとルカ・・・

本当に素敵な名前ですね。

 


Adam's Appleが喉仏??

2012-05-19 | 聖書の豆知識

英語圏の国では喉仏のことを「アダムのリンゴ」といいます。

これをご存じの方は結構いらっしゃるのかもしれません。

ちなみにアダムとは聖書の創世記というところに出てくる人類最初の人間です。

欧米にはキリスト教を基盤としている国がいくつもありますので

「アダムのリンゴ」という表現は、そういった思想や価値観から生まれたことばなのかもしれません。

そういう意味で言葉というものは、その国の文化を深く反映しているものなのですね。

 

じゃ、どうして喉仏が「アダムのリンゴ」と呼ばれているのでしょうか?

 

聖書は大きく旧約聖書と新約聖書で分かれています。

アダムが登場するのは旧約聖書の中でもいちばん最初にある「創世記」というところです。

 

神様は最初にこの世界を創造されました。

太陽と月、天と地、海と陸、全ての動植物・・・

人間が暮らしていく上で必要な全ての環境を整えてから

いよいよ神様は人間をお創りになるのです。

 

いちばん最初に造られたのがアダムです。

その次にアダムの助け手としてエバが造られるのです。

 

         

 

アダムとエバは神様が造って下さった「エデンの園」で暮らしていました。

そのエデンの園には一つだけ彼らに許されなかったのがあるのですが

それが「リンゴの木」、つまり善悪を知る木であったのです。

 

残念ながらアダムは神様との約束をやぶってリンゴを食べてしまいます。

 

そのアダムの食べたリンゴが喉につかえた、ということから

喉仏=Adam's Apple になったのです。

 

聖書にはアダムが食べたリンゴが喉につかえたなど

一切書いてないのですが・・・

そのような背景からきた表現であることは間違いありません。

 

違う文化、違う言葉って知れば知るほど楽しいものですね。

 

教会のホームページをご覧になりたい方は左のブックマークから

ホームページをクリックして下さい。