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らくがき

2005-07-19 | ART
鉄道の高架下や橋の下などのコンクリート壁に

描かれた落書き達。

俗に言うストリートART。


確かに稚拙な絵もたくさんある。


建前としては公共の建造物に無断でこんなことを

するのは、当然良くないことだ。



でも、中には一つの作品としてじっくりと見ると

何にも捕らわれず自由奔放で、パワーも伝わってきて、

とても魅力的な作品もあったりする。


上手だし、殺伐とした日の当たらない場所が

随分と明るくなる。

見ていると何かエネルギーを与えてくれる気がする。


巨大な絵だから列車や車からもよく見えて、毎日

大勢の人々の目にさらされているわけだが、皆

どう感じているのだろう。



どこの誰が描いたのかは知らない、が

あれだけ大きな作品を描くには絵の具も半端な量では

ないだろうし、労力も相当費やしてるはず。



ふつふつと心の奥底から沸き上がってくる、創作エネルギー

や情熱をどうにも止めることが出来ない、といった感じだ。



人目に付かない時間帯に描いているのだろうが、

何の見返りも期待せず気持ちのおもむくままに

絵筆を走らせる。

完成したときには麻薬のような達成感に包まれ、

次の作品に思いを馳せる。


有名アーティストの作品を美術館で鑑賞するのも

いいが、たまにはこういうストリートARTに

触れてみるのも刺激的。

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