Be a driver

納車後１週間以上経って、いろいろ感じたことをレポートしてみる。


まずは外観。

とにかくマツダの「魂動デザイン」が秀逸でどこから見てもスキが

ないというか、破たんのない造形。


ＣＸ-5から始まりアテンザ、アクセラ、デミオと続き、どんどん

デザインが洗練されてる印象。


SUVにも関わらず、居住性を犠牲にしてまで全高を押さえロング

ノーズショートデッキに拘った結果であり、加飾感もなくて

好感が持てる。





あくまでも個人的な感想を言えば隣にアウディが並ぼうと、BMWが

並ぼうと全く引け目を感じないｗ


価格の問題ではなく独特の魅力的を放つデザインのもつ存在感は、

ちょっと最近の他の車には真似できない。



反面、ここまで完成度が高いと今後のマツダデザインの方向性が

どうなるのかちょっと心配だが、先日発表されたロードスターを

見ると、いい意味で期待を裏切ってくれた。





インテリアに関しては、ほぼデミオと一緒だがデザインおよび

高級感の見せ方もなかなか上手い。

（あくまでも同じ価格帯の車に対して）


ただ実際に所有してみると、インパネや、コンソール、ドア内張り

も触ってみるとプラスチックが結構多用されていたりと、試乗した

時には気づかなかった部分もいろいろ気にはなる。


後部座席もやはり余裕があるとは言えないし、せめてリクライニング

出来たなら、もう少し余裕ができそうなのに・・・


それから夜間気づいたのだが、ライトスイッチとワイパースイッチに

イルミがなく全く見えない。


オートライト、オートワイパーにしておけば、弄る必要ないでしょ

という意味なのか。


にしても、さすがにワイパーだけはセンサーの調節もあるし、今の

レバーのポジションくらい見えないと困る。





それから静粛性。

試乗の時も感じたが、やはりディーゼルの音は特にアクセルを踏み

込んでエンジンの回転が上がる状況では、それなりに室内に飛び

込んでくる。


音楽でも聞いていれば、わからないかと思っていたが、やっぱり

聞こえてくる。

まあ、うるさいとは言わないが自動車評論家のレポートは鵜呑みに

してはいけない。


反面、高速道路では風切音とタイヤノイズが結構聞こえてエンジン音

がかき消されるほど。

決して静かとは言えず、やはりクラウンなどの高級車には及ばない。



エンジンに関しては、1.5Ｌディーゼルターボということで、必要に

して十分な動力性能だがＣＸ-5の2.2Ｌのようなパンチはない。



しかしながら、さすがに最近の車だけあって様々な制御がなされて

いることは伝わってくる。


ちょっと驚いたのがエンジンが温まるまでが早いということ。

昔のディーゼルエンジンのようにいつまでも暖かいヒーターが

出てこないなんてこともない。


外気温3℃位でエンジン始動から7～8分で水温ランプが消える。


その間、早く暖気させるためにアイドリングストップもしないしＡＴ

の制御もあまりシフトアップせずエンジン回転数を2000ｒｐｍ位に

保とうとしている感じ。

更にアクセルレスポンスも悪くなかなか加速してくれないｗ。


よって暖気が終わるまでは燃費も悪い。


通勤は自宅から会社まで10分程度だから、温まったころに到着する

ことになり平均燃費を見るとリッター当たり12ｋｍを切っている。

ちょっと思ったほど伸びない。


とはいっても前車は2000ｃｃのガソリンでリッター当たり8～9ｋｍ位

しか走らなかったからかなりいいｗ


更に価格も軽油はガソリンに対してリッター当たり20円程度安いから

燃料代的には今までの2/3以下になる。


しかしながら燃費計がついていると、とてもアクセルワークに気を

使うようになる。


特に瞬間燃費計を見てると否が応でも控えめな運転になってしまうｗ





足回りは硬いという人もいるようだが、このくらいが好み。

ワインディングロードもスイスイ安心して走れるし、ステアリングも

切り込むほどにノーズが入ってとても良く曲がってくれる。



それから高速道路での印象もなかなか良かった。

100ｋｍ/ｈ付近もとても安定していて、追い越し加速もまあ十分で

快適だった。


これから気温が上がってくれれば、また燃費も良くなってくれるかな。