厚木野太一の「パンティストッキングのお部屋」

婦人肌着業界並びに婦人靴下業界から長引く不況に喘ぐ
冷え切った我が国経済の立て直しを図ります。

「パンストはださい・・・」~その2~

2011-12-06 17:54:20 | 男性初の公認パンストフェチを目指して
ボクが当時利用していたショップは麻布十番の星野さんのお店でした。星野さんは経営者として営業にとても熱心な方で

「ご来店下さるのは結構ですが通帳と印鑑をお持ち下さい。」と仰いました。つまり、扱っている商品は輸入物だから

とても高価でクレジットを組んで分割にしないと支払えないでしょうとのコトでした。けれど、ボクは男性ですから

ブラジャーを着けたりパンティを穿いたりキャミソールやシュミーズを着る様なコトはありません。一般的な女装趣味も

無くてパンティストッキングの上に穿く為のガードルを購入できれば、それだけで良かったのです。つまり素肌に直接

パンティストッキングを穿くとして、その上にいきなりおズボンを穿くワケにはいかないワケです。かと言って、行きずりの

女性と意気投合して一夜、或いは日中のサービスタイムでも良いのですが、いざプレイに及ぶ段になっておズボンを脱いだ時、

ボクの姿を見てその女性はきっと、ドン引きするコトでしょう。だって、おズボンを脱いだら肌色のパンティストッキングの

上にブリーフを穿いてるワケですから・・・

ボクはこれ程みっともない絵ヅラも無いと思うワケです。パンティストッキングの上に何かしら穿くとすれば、やはり

ガードルだろうと思うし、パンティストッキングの上にガードルを穿くのは普通ですから女性なら自然に受け入れて頂ける筈と

信じてますし、一瞬ドキっとされた後、必ず「アハハハハハ・・・」とか笑われながらも心が打ち解けて色々な恥かしいプレイ

を二人で楽しむコトが出来たのです。そんなこんなで自分のガードルのお買い物を済ませたボクは「後、パンツを下さい・・・」

とか言うとお馴染みの店員さんですから「パンツも穿くんでしたっけ?」と聴かれたので「これは、こないだ一緒に来た女性の

お遣いで・・・」と言うと店員さんは「あぁ、お母様のですか・・・」とか言われちゃって・・・。まぁ、それも仕方のないコト

なのです。だって、ボクとママは26歳違いなのに、当時の彼女はボクのママより2コ上の51歳だったワケですから。

そこで、店員さんは「お母様だったらこれで・・・」とか言って1枚のショーツを持って来られたのですが、彼女が数枚所有

しているパンティと比べるとそのショーツは凄くシンプルで、往年の山の手マダムを演じさせたら右に出る者は無い、つまり、皆、

彼女の左側に出てしまうと言われた大女優、香川京子さん似の彼女のイメージにピッタリの上品なショーツなのでした。

お勧め頂いたショーツを見て悦ぶ彼女の笑顔が早く見たくて大急ぎで帰ると開口一番「何やのコレ?!」とか言うワケです。

ボクはすかさず「頼まれたパンツですけど・・・」と言うと「アタシの好みはこんなんちゃうやん!!」とか言って寝室から

持って来たのは彼女が穿きつ古した洗い晒しのパンティだったのです。続けて「毎日、何見て洗濯してんのよ!!」とか言う

ので「だって、それってパンティですよね。」と言うと「そうやよ。」と彼女が答えるので「ボクが頼まれたのはパンツです

から!!」と、ボクとしては珍しく反論したのでした。けれど「そんなん屁理屈ゆうねん!!」とか言って、一向に収拾が

着かないワケです。これ以上彼女を怒らせると後あとメンドクサイし、買ったショーツはボクが穿けばイイやと思ったボクは

いつもの様にしおらしく「ごめんなさい・・・」とか言っちゃって麻布十番のお店に取って返したのでありました。

店内に入ったボクは、所狭しと並んだ沢山のパンティの中から先程の店員さんが「お母様へのプレゼントなら・・・」とか言って

1枚のパンティを持って来て、それはそれは流石プロの目と思わせる程、彼女好みのパンティなのでした。

メンバーカードを渡してお会計を済ませたボクは確認だけはしておきたいと思い立ち、午前中に買って、これじゃないと言われた

下穿きを取り出して店員さんに尋ねて曰く・・・

ボク「午前中に買ったこれって、何て言うのですか?」

店員「普通ショーツとかパンツですね。彼氏の前では可愛らしくおパンチュとか言う場合もあったりしますけど・・・」

ボク「じゃあ、今買ったばかりのこれは何て言うのですか。」

店員「それもパンツで良いと思います・・・」

そう言う店員さんに尚も喰い下がって曰く・・・

ボク「それじゃあ、パンツを下さいとか言われた時に出て来るのはどっちですか?」

と、午前中に買ったパンツと今買ったばかりのパンティを差し出すと、

店員「こちらですかねぇえ・・・」

と言いつつ午前中に買ったパンツの方を指さす店員さん。

ボク「それじゃあ、これが欲しい時は何て言えばいいのですか?」

とか言いながら、今買ったばかりのパンティを差し出すボク。

店員「それは・・・パ・ン・ティ・・・ですかねえ・・・」

と、大層ハニカミながら答える店員さん。

これらのやり取りからもお判り頂けるように、女子は‘パンティ’とゆう言葉を出来れば口にしたくないワケです。

‘パンティストッキング’だって然りです。ボクの数少ない女性経験から導き出した定理を申しますと、

「女子とは、同性である女性の前で恥をかくコトを毛嫌いするが、異性である男性の前でなら進んで恥ずかしくなりたい

と思う極めて愛くるしい生き物である。」と結論づけております。

だとすれば、女子に‘パンティストッキング’と言わせる様に仕向けるべきであって、ボクら男子が自ら‘パンスト’などと

言ってる場合ではないとゆうマジメなお話でありました。








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